潮干狩りに関する記事です。
一般的に潮干狩りというとアサリやハマグリなどが対象で、あとはバカ貝やカガミガイ、シオフキなどですが、食塩を使ってまるでモグラたたきのようにして捕るマテ貝も面白いです。
潮干狩りは浜自体が有料のところもあれば無料のところもあります。また、潮干狩り場と銘打っていない砂浜でも捕れるところもありますし、岩場でも実は捕れます。有料潮干狩り場では、養殖したアサリやハマグリをまいているところが多いです。天然のハマグリは日本近海では絶滅に近い状態とのことです。
潮干狩りは子ども連れのアウトドアイベントとして日本では古来より庶民に親しまれてきてますので、ハードなアウトドアで家族を放置しがちな方にもおすすめです。そのうえで、藪漕ぎして穴場の砂浜に行って、胸くらいまで海水に浸かりながら、足でアサリを掘るというハードな潮干狩りもありますが(笑)
あと、筆を使ったアナジャコ釣りや、汽水湖や河口部でのシジミ獲りもなかなか味わい深いです。
アサリ潮干狩りのもっともメジャーな対象。ただ、天然のものは良いポイントを見つけないとなかなかたくさんは捕れません。
マテ貝動かない貝を掘るのが基本の潮干狩りにあって、動きのあるスリリングなマテ貝捕りは大人にも子どもにも大人気です
その他の貝バカガイ、カガミガイ、シオフキ、サルボウガイ、アカニシ、ツメタガイなど、無料の浜でもたくさん捕れる天然の貝です。砂抜きや食べ方にちょっとしたコツが必要だったりします。
シジミ汽水湖や河口部で捕れる貝。小さい貝ですが、その分大きいものが捕れた時の喜びは大きいです。
アナジャコ砂浜というよりは、干潟っぽいところで捕れるのがアナジャコ。絵筆を使って釣り上げるアナジャコ釣りは、なかなかユニーク。
マツバガイテトラポッドによく貼り付いている貝。もはや潮干狩りでもなんでもないのですが、分類するところがないのでここで紹介。
潮干狩りの道具潮干狩りでは、熊手、クワ、ジョレン、スコップなどを使いますが、大型のジョレンなどは使用が禁止されている場合もあるので注意が必要です。
関連書籍『潮干狩り〈2005年改訂版〉』