夕方くらいに現地の川に着き、川沿いで近くにいるやつをタモですくいつつ、カニカゴを7丁設置。餌は、サビキで釣って冷凍しておいたアジです。
その後、夜釣りなどをして時間をつぶしつつ、ライトで照らしながら、さらにタモで捕獲。
暇つぶしで捕れたのはキス、ハゼ、ガシラなど。あ、アカエイもタモで捕獲
翌朝、カニカゴをあげつつ、今度は見釣り。
見釣りのやり方は、
1.短い竿か竹の棒などに釣り糸を結び、その先に餌を付ける。今回はブラクリの針や以下テンヤの仕掛けを使ってみましたが、別に何でも良いです。極端に言えば、針も必要なく餌を結べばいいです。ただ、オモリは必要で、そうしないとうまく沈みません。ちなみに餌はやわらかいアジとかより魚のアラのかけらとかの方が餌を捕られないでよいです。ただ、あまり大きいとカニがびびります。
2.それを見えているカニの前に垂らすと、すぐに掴んできます。もしくは、いかにもカニが隠れてそうな岩の横とかに垂らすと30%以上の確率で出てきます。
3.カニが十分に餌を掴む、もしくは加えるのを確認してからそーっとつり上げます。急にやるとすぐ放してしまいます。
4.
4.水面より上にあげると確実に手を放すので、そこから十分に浮いたところで、タモですくい取ります。柄の長いタモが必要です。
5.そして、タモから逃げられないようにクーラーボックスにでも入れたら完了です。今回、カニカゴを縦にして利用すると非常に便利なカニ入れになるということを発見しました。軽いし、なかなか重宝しました。
今回は、結局50匹ジャストの大漁でした。モクズガニはアナジャコと違い、氷を入れて持ち帰っても元気です。いやむしろ、常温だと元気すぎるので氷を入れた方が活性が鈍り、おとなしくなってくれて良いです。
今回の調理法は前回同様20匹くらいはぐちゃぐちゃに潰してカニ団子汁に。今回は握りこぶし大のカニ団子がたくさん出来て、すばらしかったです。
あとは、塩湯でしてそのまま食べました。モクズガニはなんと言ってもミソがおいしくて量が多いのがよいです。
甲羅をパカッとはずして、そこに本体に残っているミソも全部こそげ取って加えてポン酢を垂らしたら最高です。
残りの身は、まあ気合いで食べるしかないですね。だいたい私は3匹くらいで飽きますが。
茹でると立派な赤色になります
今回はかなり大物がたくさん捕れたので、食べてて何となく思いついたのはこのミソ満載の甲羅にご飯かマカロニでも詰めて、その上にチーズをのせてオーブンで焼いたりしたら、かなりうまい食べ物が出来るのではないかと思いました。
今年もう一回行く機会があればチャレンジしようと思います。