2007年01月29日

久しぶりの雀・鴨猟

先日、久しぶりに猟友会の雀・鴨猟に参加してきました。
今年は暖冬のせいか、鴨の数が少なく、猟友会の先輩も苦戦しているとのことでした。

スズメ30羽.JPG
鴨猟の前に捕った雀

今回無双網を仕掛けた場所も前日までの食い跡や糞などからせいぜい4〜5羽くらいくればまあよしとしよう、という感じで仕掛けました。なので、引っ張るのも私がやることに。

で、鴨の飛来を待ちましたが、しばらく待っているととどんどん予定外のやつらもやってきて最終的には10数羽確認でき、無双網を引くのもずいぶん緊張しました。が、なんとか無事に捕獲。

鴨の猟果.JPG
手前にコガモとカルガモがいます

はずす時に確認したら、マガモ11羽、カルガモ2羽、コガモ2羽でした。
マガモ、カルガモはなかなかのサイズでよかったです。

鴨の猟果2.JPG
マガモはオスが多かったです
posted by 豆狸 at 21:51| Comment(16) | TrackBack(0) | 狩猟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鹿肉ジャーキーつくりました

鹿肉ジャーキーをつくりました。
作り方は前回と同じです。

鹿ジャーキー準備.JPG
切るのがなかなかめんどくさいです

今回は6キロ分くらいの肉でつくったのでずいぶん大量にできました。ただ、途中でだんだん薄切りにするのが疲れてきて、結構分厚く切ったのでなかなかかみ切れない感じで、食べる時はキッチンバサミで細かくして食べるようにしています。

鹿ジャーキー完成.JPG
人にあげたりする前に乾燥重量を量ればよかった

posted by 豆狸 at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 燻製 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月15日

まだ椎茸が出てきます

結局、11月12月もぼちぼちと生え続けたシイタケですが、まだ出てきます。
途中一度猿に10本ほど食われた以外は順調に鍋の材料は干しシイタケとなってくれています。

真冬の椎茸.JPG
鍋の時期に生えてくれるのはよいですね

しかし、今日じっくりほだ木をみたらまだ20個くらいは生えそうな感じでした。
いやいや、なかなか豊作なことで。
posted by 豆狸 at 19:13| Comment(0) | TrackBack(0) | キノコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月11日

亥年の初猪

亥年になって初めての猪が捕れました。
…が、ハラ抜き15キロ弱のどんこ。一応今猟期5頭目の猪です。
普段なら逃がすサイズでしたが、ワナに掛かった後に暴れすぎたのか肩が脱臼しており、逃がしても生きていけなさそうだったので、食べることにしました。

亥年の猪.JPG
亥年の一頭目の猪。たくさん捕れるといいな。

今回は去年いっぺんやってみた毛焼き解体というやつを再チャレンジすることにしました。四国や沖縄では結構一般的な解体の方法だということです。
今回のやり方は、西表島でやられているやり方を参考にしました。

※ちなみにこの方法で解体する場合は、ハラを出す前にさっさとやってしまうようですが、今回はハラを出した後にやっています。腹の中に若干焼いた毛が入ったりすることを考えると次回からは腹を割く前にやった方が良さそうです。

1.まず、バーナーで毛をひたすら焼く。

2.随時焼けた毛をナイフの背などで落としながら、ひたすら焼き、表面の薄皮がやや茶色くなり、気泡のようなものができるくらい焼く。

2.全体が焼けたらそのままぬるま湯に浸けてしばらく置いて、その薄皮をふやかす。

3.十分にふやけたら、カナダワシでひたすらこする。すると、きれいにピンク色の皮が出てきます。

4.全身むけたら完了。

毛焼き後.JPG
なかなか美しくむけました

この方法のよいところは、猪のうまい脂が一切無駄にならないところとダニがこの段階ですべて死滅するってところでしょうか。問題があるとしたら毛穴の見えた皮付き肉がやや上品さに欠ける点でしょう。鍋にした時の歯ごたえとかもやや変わってきます。

皮付き肉.JPG
皮付きなので脂があまり手につかないです

あと、メリットとしては顔の毛も全部焼けるので耳、鼻などをひっつけたツラの皮(沖縄土産とかでよく「ちらがー」とかいって豚のツラの皮は売られてますね)も利用できるって事でしょうか。今回は小さかったのでやりませんでしたが、足も先まで焼けば、豚足ならぬ猪足も利用できるでしょう。

ツラ皮.JPG
ツラ皮を剥いでみました。今度甘辛く煮てみます。

今度は他の地方でやられている湯引き(熱湯をかけて毛を抜くやり方)を習得したいです。
posted by 豆狸 at 20:33| Comment(9) | TrackBack(0) | 狩猟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする