2007年09月30日

マイタケ

数年前に巨大なマイタケの株と遭遇しました。
マイタケは普通朽ちかけのの木か、朽ちてあまり年数の経っていない木に生えると言いますが、それは切り株に生えていて、二株で5kg近くもありました。

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大きいマイタケの株でした

マイタケは見つけると踊りを舞いたくなるくらい、とか食べると舞いたくなるくらいおいしいとか言いますが、その時はあまりの大きさにほんとに踊り出したくなる感じでした。

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ムカゴとマタタビと比較するとその大きさがわかるかと

捕れた時期は、10月の上旬。別の年に舞茸狩りに行った時も10月上旬で、すでに朽ちた株もあったので、それくらいが採り時だと思います。
ただ、11月に入ってからも採ったことがあるという人もいるので、比較的採れる期間が長いのかもしれません。

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別の年に見つけたちびマイタケ

5kgの株は友人を招いてマイタケご飯や天ぷら、お吸い物などにしましたが、当然食べきれず、残りは干しマイタケにして保存しました。
これはこれで、再び炊き込みご飯に入れたり、お吸い物に入れたりするとちょっとしっかりした食感がありまた美味でした。

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乾燥させるとこんな感じ

今年は出かけられそうもないですが、来年の秋はさらなる記録更新をめざして、秋の山には入りたいものです。
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2007年09月22日

モクズガニドリア

なかなか遠出できない状況を知ってか、友人が日本海方面で捕ってきたハゼとモクズガニを届けてくれました。ありがたい限りです。
ハゼは20cmはある立派なサイズでした。
モクズガニはサイズはやや小振りでしたが、なかなかおいしそうな感じ。

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いいサイズのハゼ10尾

今回は、以前思いついたまままだ実行していなかった、モクズガニドリアをやってみました。

以下、その作り方。

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水の状態から入れて、脱走しないようにフタをします

1.モクズガニを茹でます。この際は自ら徐々に茹でないと手足がもげてしまいます。まあ今回はどうせもぐのであんまり関係ないですが。

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きれいに赤く茹で上がり

2.茹で上がったモクズガニの甲羅をはずし、手足をもぎ取ります。

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簡単に甲羅ははずれます

3.甲羅のなかの食べられない皮みたいな部分を取り除き、カニミソだけにします。

4.そこにバターひとかけ、ご飯少々、体の方に残ってるミソ、他の部位の身、などを加え、ちょっと塩を加え、上にとろけるチーズをのせます。

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身が結構多かったです

5.それをオーブンに入れて焼いたら完成。

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チーズがとろりとしておいしそうでした。

予想通り、なかなかナイスな食べ物になりましたが、意外とミソと身が多かったので、ご飯がちょっとしか入れられませんでした。もうちょっと良型のモクズガニでやるべきでした。
あとまあ結構手間がかかるので、ひまな時にまとめて作ってこのまま冷凍しといたら、いつでも食べれてよいかもしれません。
まとめて作るならホワイトソースなどを用意して本格的にやるのもよいですね。

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ハゼはおいしい南蛮漬けになりました
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焼き鮎飯

今期の狩猟者登録のために猟友会の人の所に書類を提出しに行ったら、鮎をもらいました。しばらく海山川に遠出の出来ない身としてはありがたい限りでした。

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みな20cm以上ある立派な鮎です

で、どう考えても塩焼きサイズの立派な鮎でしたが、今年はまだ鮎飯をしていないということを思い出し、贅沢に鮎飯にしました。

鮎飯の作り方は以前の記事に書いたので、割愛しますが、今回は鮎が大きかったこともあり、ハラを出した鮎に軽く焼きを入れました。

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両面を軽く焼きます

こうする方が、身が締まってよいのかな?鮮度のよくない鮎とかなら生臭さもこうする方が少なくていいのだろうけど、新鮮ならあんまり関係ないかも。

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こんな感じで並べて炊飯スタート

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きれいに炊きあがりました
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2007年09月15日

ニジマス

ニジマスは国内の多くの河川に放流されたりして、自然繁殖してるところがけっこうあります。ただ、西日本ではあまり聞かず、東日本や北海道で多く聞くのは、やはり水温の関係でしょう。

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虹色の模様が特徴

これまで私がニジマスを釣ったことがあるのは、北海道の各地の河川と本州の養鱒場の近くの川だけです(これは常に脱走しているのか、自然繁殖しているのかは不明)。北海道では48センチのものを一度だけ釣り上げたことがありますが、残念ながら写真は残っていません。

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大きいやつは40cm近くあります

ニジマスは体高があり、分厚い感じなので20cmくらいでも結構食べ応えがあってよいですが、味はちょっとアマゴやイワナよりは劣る気がします。ただ、ニジマスは渓流釣り師の中ではだいぶレベルが低く見られているので、私の味覚もその先入観によって左右されているのかもしれません。

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釣れたらその場で焼いて食うのがよいですね
posted by 豆狸 at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 釣り・漁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月12日

エゾイワナ(アメマス)

こちらも3年前の北海道での釣行です。日高の方の比較的大きい川の支流で釣りました。10数尾の釣果で、尺越えが2尾。1匹は35cmありました。

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白い斑点が印象的です

が、なんとなく雰囲気的に顔つきが尺イワナの雰囲気ではなく、まだまだ幼い顔つきで、見るからにもっと大きくなりそうでした。この時は餌釣りでしたが、一度20cmくらいのイワナが掛かった時、それを餌と思って追う40cm以上の個体の魚影を目撃しています。ルアー釣りとかしたらそういうサイズもつれそうだな、思ったのを覚えています。

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釣れた時の写真は難しいですね

エゾイワナ(アメマス)は、このあたりにいるイワナ(ヤマトイワナ)の亜種にあたります。見た感じ、こちらのイワナよりも白点が目立つのが特徴でしょうか。日本のイワナで、唯一の降海型のイワナで、海に下ったものをアメマスと呼ぶのでしょうが、その使い分けは現地では適当なようです。

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35cmにしてはずいぶん幼い顔立ちです
posted by 豆狸 at 06:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 釣り・漁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月07日

オショロコマ

この夏から秋にかけて、生活面で多忙すぎ、ほとんど海山川に行けない感じです。で、ブログに書くことがないなあと思っていましたが、過去の写真整理をしていると意外と懐かしい写真が出てきたので(携帯での悪い画像のものばかりですが)、しばらくはその写真類と思い出でも掲載してお茶を濁そうと思います。

今回は3年前くらいにアイヌモシリ−北海道−で真夏に渓流釣りをした時に釣れたオショロコマの紹介です。
オショロコマは外見はイワナにそっくりですが、アマゴにあるような朱点が体表にあるのが特徴です。日本とされる地域では北海道にしかおらず、道内でも一部の河川にしか生息していません。

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写真では朱点はわからないですね…

一度しか釣ったことはないですが、
「釣った感想は警戒心が薄く、アブラハヤのようにいくらでも釣れる」
という感じでした。餌もミミズが残り少なくなって、無理かなーと思いつつちょっとずつちぎってハリにかけたら、その数だけ釣れました。

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大きさは最大のもので20数センチくらいでした

その後、それを宿泊させてもらっていた知り合いのアイヌ民族の人の家に持ち帰り、囲炉裏で焼いて食べましたが、イワナと変わらない味で、おいしかったです。

posted by 豆狸 at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 釣り・漁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月01日

生食用ベーコン(お中元)

お中元用に豚バラ肉のベーコンをまた5kgほど作りました。春先に贈り物にしたら好評だったので。

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きれいな飴色に仕上がりました。

今回は前回のレシピからセージ、クローブス、セロリ、オールスパイスの抜いたものでやりました。理由は単に在庫が切れたからです。代わりに胡椒と三温糖をやや多めにしました。

あと、今回は夏場だったこともあり、温度を上げやすかったので、基本は60℃くらいで燻煙しましたが、途中で1時間ほど70℃の時間帯を設けました。チップはヒッコリーを使用しました。一般的に豚肉にいるとされるウィルスなどは70℃の温度で完全に死滅すると言われているので、そうすることで今回のベーコンを生食可としました。まあ、普段のやり方でも自分では生で食べることも多いんですけど、今回は贈り物だったので、用心深くやりました。

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断面はなかなかおいしそうな色です

きれいにカットして、各方面に届けました。ちなみにその端っこの切れっぱしを自家用にとっておきます。
送り先からはかなり好評でした。この分だと、お歳暮用も作る羽目になるかな。



posted by 豆狸 at 03:14| Comment(2) | TrackBack(3) | 燻製 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アマゴの燻製

先日獲ったアマゴの燻製のレシピです。
その日の夜にちょうどベーコンを燻煙する予定だったので、本来は一晩調味料に漬け込みたいところを、一緒に獲ってきたウナギをさばいて食べてる間の2時間程度の間だけ漬け込みました。

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今回は3匹を燻製に

1.ハラを出したアマゴをビニール袋に入れ、塩、砂糖、胡椒、日本酒を適量投入する。

2.ほんとは一晩置きたいところだが、都合により2時間だけ。

3.一晩置いたら、その後しばらく水にさらして塩抜きする必要があるが、2時間なので、さっと洗って水気を拭き取って準備完了。

4.エラのところにタコ糸をひっかけ、燻製機に吊して燻煙。今回はベーコンと一緒だったので、ヒッコリーのチップを使い、約60℃で10時間ほど燻煙。

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ほんとはハラも爪楊枝などで開いた方がいいです

5.あとは、冷ましてラップして冷蔵庫で保存したら完成。

感想としては、それなりにおいしかったけど、尺アマゴよりは20センチ級のアマゴでやるのが普通かなと。このサイズは、塩焼きか刺身にするのが断然幸せ度が高い気がしました。

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完成。きれいな飴色です。


posted by 豆狸 at 02:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 燻製 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする