2008年06月27日

薪棚増設しました

先日、久しぶりに時間があったので、薪棚の増設作業にようやく着手できました。当初は薪棚手前に玉切り前の材木置き場も同時に作ろうかと思っていたのですが、体力・気力ともに足りず、以前の薪棚と同サイズのものを横に接続したにとどまりました。横の長さが500cmで、高さが屋根の勾配の関係で、今回は170cmになりました。

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万一の倒壊防止のために、みっともないですが支えを入れました

今回の増設分を満杯にすれば、来冬の薪ストーブおよび薪風呂に使用する薪は十分足りると踏んでいます。さて、これからはぼちぼちと玉切り・薪割り作業に入ります。
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2008年06月25日

巣門を自力で拡大

設置当初から巣門をかじっている蜂がいたのですが、ずーとしつこくかじっています。
で、今日確認したら私がノコギリで切ったのよりも明確に巣門が大きくなっていました。

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真ん中の穴はまだしつこくかじっています

土木工事専門の働き蜂もいるのでしょうか。なんとも興味深いです。ただまあ、入り口をそこまで丁寧に仕上げているというのは、逆に考えるとそこを自分たちの巣として決めたからこそ、と考えることも出来るのではないかと思います。

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右端の穴はなんともなめらかな形に

あと、写真には撮れませんでしたが、今日は家の周辺の木の花にミツバチが群れているのが何カ所かで目撃されました。これも、蜜を集め始めたっていうことは、営巣を始めたと考えて良いと思います。

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雨対策でとりあえずトタンをのせています

6月頃の分蜂は、結構逃亡が多いと書籍などにも書いてあって不安だったのですが、とりあえず第一関門は突破したと思っても良さそうです。

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建築端材と杉間伐材

増設しないといけないと思いながら、なかなか薪棚が完成しないのをよそに、続々と薪のための材が集まってきています。
今回いただいたのは、建築端材と杉の間伐材。

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たくさんいただきました

建築端材は建築廃材と違い(端材は家を建てるときに出る余り材で、廃材は家を壊すときに出る材)、釘などがいっさいついておらず、またきれいなので非常に扱いやすくてありがたいです。今回は知り合いの知り合いの大工さんから1トントラック一杯分いただきました。

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薪以外にも色々使えそうです

杉の間伐材は、林業のセミナーをやっておられる方から「いくらでも持っていっていいよ」と言っていただけたもので、とりあえず軽く軽トラ半台分だけもらってきたものです。今後も継続していただけるようなので、非常にありがたいです。

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これぐらい細い間伐材だと丸鋸が使えて便利です

あとは、ひたすら玉切り、薪割り。…ていうか、その前に薪棚作りですね。
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2008年06月22日

漬物樽巣箱への移動

無事に分蜂群を段ボールに捕獲したものの、突然のことだったので巣箱なんて当然用意できていません。
で、知り合いの養蜂家に聞いたところ、段ボールは熱がこもるし、ミツバチがいやがることが多いとのことだったので、急いで家中をひっくり返して、なんとか条件に合う古い漬物樽を発見しました。昔柿渋を作ったり、鶏の食べる草の簡易サイロに使ったりしたもので、1年以上は放置されていたものです。

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厚さがある方が、温度が安定して良いそうです

サイズは内径が30cm、深さが35cm、厚さが1.5cmの木製で、一応内側外側ともに消毒と防腐効果も考えてバーナーでやや黒くなるまであぶりました。で、蜂の出入り口(巣門)用に3カ所ほど三角形に切り込みを入れ、完成です。それと適当な板の上に載せ、上に雨よけのトタンなどを置けばOK。

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巣門として三カ所の切り込み

巣箱が完成したところで、設置予定場所まで運び、樽と段ボールを横付けして手で蜂のかたまりを掻き出して、樽に移しました。で、樽の側壁に蜂がある程度固まったのを確認して裏返しました。その過程で10匹ほどの蜂がけがをしたり、死んでしまったりしました。その中に女王蜂がいたらもうその群れはアウトになってしまうので、ちょっとドキドキしましたが、とりあえずは大丈夫だったようです。

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この状態にして、手で掻き出しました

で、裏返してからも周辺および段ボールのなかに1〜2割の蜂は残っていましたが、徐々に樽のなかへ移動していきました。どうやら女王蜂が無事樽の中に入ってくれたようです。
これであとは蜂たちがそこに営巣しようと思ってくれることを祈るのみです。

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しばらくは外でもかたまりを作っていました

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設置場所は薪棚の奥で、あまり人が行かないところです

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巣門が狭かったのか、樽をかじってるミツバチがいます
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2008年06月20日

分蜂群捕獲成功!

今朝、園児たちが登園しないうちに片をつけようと、友人と分蜂群の蜂玉のあった保育園に行きました。昨夜からの雨もあり、ミツバチたちはどこかに飛んでいってしまうこともなく、昨日よりもより密集した感じで木から垂れ下がっていました。

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何とも不思議な光景です

さっそく脚立をかけ、蜂玉を観察。女王蜂がいればそれを捕獲し、箱に入れたらほかの蜂もみんな移ってくるのですが、推定1万匹はいるであろうミツバチの中から女王蜂を見つけるのはほぼ不可能でした。なので、持参した段ボール箱に蜂玉ごとごっそり落とす方針に。一応、網付きの帽子と雨合羽、長靴という装備で挑みました。

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近くで記念撮影

蜂玉の真下で段ボールをかまえ、小さい熊手で掻き落とします。ボサッという音とともに8割方の蜂が段ボールに落下しました。それと同時に何百というミツバチがそこら中をぶーんっという羽音とともに飛び回ります。ただ、あまり襲ってくるような感じはなくパニックになって飛び回っているという感じでした。さすがセイヨウミツバチに比べ温厚だといわれるニホンミツバチだけのことはあります(暑かったので途中から帽子も合羽も脱いで、蜂が飛び交うなか半袖で作業してたのですが、結局二人とも一カ所も刺されませんでした)。

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気持ちいいくらい落下します

そして、段ボールを縦にして上の方をガムテープでとめて、下半分の隙間だけから出入りできるようにして保育園の2階のテラスに仮設置して残りの蜂を呼び寄せることにしました。結局1時間くらいでかなりの数の蜂が段ボール箱に入ったので、そこで撤収。ふたを全部ガムテープでとめて車で自宅まで搬送しました。

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箱に落とした直後です

しかし、たまにテレビで見る養蜂家の人はすごい大量の蜂に囲まれてて、すごいなーと思っていましたが、まさか自分がそんなことをすることになるとは思いもしませんでした。でも、実際にやってみると意外と平気なもので、それどころか既にミツバチがかわいく思えてきてしまっています。

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アップで撮るとこんな感じです
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2008年06月19日

マムシ酒の作り方

今日、山間部の草刈りをしている時にマムシを捕まえました。
ちょっと日陰っぽいゾーンを刈ってるときに最初ヤマカガシが出てきて、そのあと1分もたたないうちにマムシが出てきました。その数十メートル先には「マムシ注意!」の看板があり、なんだかちょっとおかしかったです。

ヤマカガシは基本スルーですが、マムシの場合は必ず捕まえます。捕まえ方は至って簡単。足で首のあたりを踏んづけます(裸足・サンダルの時はやめた方がよいですが)。で、首根っこをつかんだらOK。あとはペットボトルにでも入れるのですが、入れ方もシンプルです。頭を入れたら勝手にスルスル入っていきます。ほとんど入った時にUターンして出てくるのだけ注意しましょう。

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下腹部がやや太いので、ひょっとすると妊娠中かもしれません

さて、本題のマムシ酒ですが、一般的には精力剤や気付け薬として知られています。以前林業関係の知り合いから「山では打ち身やねんざの時にマムシ酒を塗るとよくなると言われている」というのも聞いたことはあります。私自身は味見程度であまり試してみたことはないので、その効果のほどを体験したことはありません。


↑それなりに需要もあるのか、こんな感じでまるごと市販もされています。なかなか高値で売買されているようですね。


では、以下がマムシ酒の作り方です。

1.マムシの入ったペットボトルに半分くらい水を入れます。マムシが呼吸できるようにペットボトルには空気穴をあけておきます。

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今回はいわゆる黒まむしでした。赤まむしの画像はこちら

2.そのまま放置し、胃の内容物がすべて排出されるまで待ちます。ウンチが出ると水が濁るので、その度に水を入れ替えます。水換えの様子はこちらの記事を参照して下さい。

3.1ヶ月ほどしたら3〜4回ほどウンチをして、だいたい胃の中はきれいになったと考えてもよいです。ちなみにマムシは1ヶ月間水だけで生活してもまず死ぬことはありません。

4.ペットボトルの中に新たな水を入れてマムシを洗い、酒用の瓶にマムシを移します。これも口と口を合わせてとんとんとやれば、そのうち勝手に入ります。

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こんな感じでマムシを移動させます

5.で、そこに焼酎を口まで注ぎます。するとマムシは10秒くらいで絶命します。ただ、数分後に空気をはき出すこともしばしばあり、酒を注がれたらマムシもびっくりして息を止めるのかもしれません。ちなみに、焼酎はなるべく度数の高いもののほうがよいと思います。最低35度はあったほうがよいかと。度数が低いと腐敗する可能性が高くなると思うので。

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これにて漬け込み完了

6.あとは、ひたすら冷暗所で貯蔵です。3年くらいは最低でも寝かす必要があるそうです。まあ気の長い話になりますが、お部屋のインテリアにもなってよいかと思います。

↑ちなみに、世の中にはこんなマムシ酒専用の焼酎も売っています。47度もあれば確かに腐敗する心配はなさそうですね。一升瓶で2000円ちょいなので、アルコール度数を考えたら意外とお得かもしれません。

あと、コメントで、マムシ酒の漬け込み期間についての話題がでましたので、現在我が家にある3本のマムシ酒を並べた写真を追加で掲載します。

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漬けた時は全て透明の焼酎でした

左から2008年、2006年、2002年です。
色の違いがわかるでしょうか?
ニオイも古くなればなるほど、薬のようなニオイになっています。

※なお、糞出しのための生きたままのマムシの保存は、「特定動物の飼養又は保管の許可」について定めた動物愛護管理法第26条に抵触する可能性がありますのでご注意下さい。


−関連記事−
◆マムシの水換え
◆マムシが脱皮
◆マムシ漬け込み
◆赤マムシ捕獲

◆ヘビの解体・利用
posted by 豆狸 at 22:40| Comment(72) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニホンミツバチの分蜂発見!

子どもの通っている保育園でニホンミツバチの分蜂が発見されました。保育園のほうとしては、保健所に頼んで駆除してもらうつもりとのことでした。で、私の趣味を知っている保育士さんから連絡があり、
「せっかくだから豆狸さん、持って帰りませんか?」
とのこと。

以前から微妙に養蜂には興味があったものの、わざわざ蜂を購入してまでは…、と思い、特に飼う予定はなかったのですが、ただで蜂の群れが一つ手にはいるのなら、話は違います。
蜂蜜大好きな同居人と数分相談した後、「いだだきにあがります」
ほぼ即決でした。

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下見にいったら、ありました!

とりあえず、明日の早朝に捕獲に行くことにしたので、今晩は巣箱の準備や捕獲法および飼育法の研究など、大忙しです。しかし、捕れると決まってるわけでもないので、「捕らぬ狸の何とやら…」ですが。

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何匹くらいいるのか見当がつきません
posted by 豆狸 at 18:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 養蜂日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月01日

琵琶湖でコアユ捕り

先日、琵琶湖にコアユ捕りに行って来ました。
ぼちぼち投網のシーズンです。昨年はコアユ豊漁の年でしたが、今年は標準くらいのようです。私の使用している5分の投網ではまだ抜けるやつが多く、穴だらけの4分の投網の補修を怠って使えないのが悔やまれました。

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よい天気で家族連れがそこかしこに。

ただ、岸への寄り方も群れのサイズもいまいちで、まだちょっと時期が早いかなという感じでした。結局、浜辺でピクニックっぽくお弁当を食べたりしつつ、結局50尾弱。いまいちの漁果でした。

捕れたコアユは時期が早いのでまだ砂も噛んでませんでしたが、魚のワタがあまり得意ではないので、すべて抜いてから甘露煮にしました。

以下、コアユの甘露煮のレシピ

1.コアユのハラを割いて内臓を取り除きます。コアユはハラの内側に黒い膜があるのでそれもこすり落とします。

2.それを鍋の中にきれいに並べていきます。

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50尾じゃ2段くらいにしかなりません

3.そこに醤油、ミリン、料理酒を等量ずつ、コアユがひたひたになるくらいの分量入れます。あとは、砂糖を好みで適量加え、鷹の爪の輪切りを投入。

4.あとは、落としぶたをして、弱火でコトコト煮ます。熱くなる前に落としぶたをしておかないとコアユがそるので注意です。

5.煮汁がほぼなくなり、コアユが照り照りに固く煮上がったら完成です。

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上手にできました
posted by 豆狸 at 23:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 釣り・漁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする