3年前に作った柿渋とホームセンターで売っていた市販の柿渋の二つを使って、一応染め比べをしてみました。
以下はその手順です。
1.染める用のタオルなどを用意する。今回はタオルと枕カバー。どちらも使い古してちょっと黄ばんできていたので、それをごまかすのが目的です。新品を使う場合は、一度洗濯してからのほうが染まりやすいです。
2.ボウルなどに柿渋を注ぎ、染める布の量と相談して水で薄めたりする。柿渋は衣服などについても染まってしまうので、取り扱いには注意が必要です。
ホーローのボウルなどがよいです
3.布を浸す。今回はちょうど布が全部吸いきった感じになりました。ちなみに柿渋はとても臭いので、ゴム手袋をしてやるのが無難です。
全部染み込みました
4.あとは干したら完成。柿渋染めは日光に当てるとより濃い色に染まるので、何日間か日光にさらしましょう。
臭いニオイがたちこめます
これで一通り手順は終了ですが、もっと濃い色に染めたい場合は、これを何度も繰り返しましょう。柿渋は干していても臭いので、なるべく苦情のこなさそうな場所に干しましょう。
あと、染め比べの結果ですが、ほとんど一緒でした。液の濃度は見た感じ、市販のもののほうが濃そうでしたが、染め上がりはほとんど差はなしでした。まあ、3年前の柿渋づくりは一応成功だったということですね。
とりあえず染め上がり。もう一度染めたほうが良さそうです