2009年03月19日

ヒヨドリの有害駆除

この時期、畑のキャベツやほうれん草などを狙ってヒヨドリが集団で集まっています。猟友会のほうに、有害駆除の依頼が来たとのことで、先日参加してきました。

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つくしももうたくさん生えてました

50羽から200羽くらいの群れが何カ所かで見受けられます。下見の際にお話しした農家の方によると、今年はヒヨドリの来た時期が早く、ほとほと困っているとのこと。どんどん獲ってくれと言われました。ただ、捕獲許可数が決まっているので、そんなにたくさんは獲れません。

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網にかかったヒヨドリ

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間違ってかかったムクドリはリリース

この日は、一カ所は事前にヌカを撒いて寄せていたポイントに網を張り、もう一カ所は、ほうれん草畑に張りました。寄せ餌をしているポイントは確実にそこにおりるので比較的楽ですが、そうでない畑の場合は、やはり、風向きや時間帯、地形、ヒヨドリの習性などを考慮して網を張る場所を決めます。畑に対して、網はほんの一部分だけしかカバーできないので、その場所を見極めるのが重要になります。

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これだけ獲れました

この日は結局、2カ所で50羽以上は獲れました。ヒヨドリはもう少し暖かくなるとまたどこかへ行ってしまうので、有害駆除も3月中でおしまいです。



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2009年03月15日

久しぶりにブラックバス食べました

先日、仕事が休みの日に薪小屋の改築作業をしていると、学生時代の友人から電話があり、琵琶湖で大きめのブラックバスを釣ったので一緒に食おうとのこと。あまり気乗りしないながらも、いざそのバスを見てみるとなかなかデカい、というか太い…。50cm弱で、約2kgの重さ。

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デップリとして美味しそうでした

コアユ釣りをしていた横で釣れたとのことなので、さぞかしコアユが詰まっているかと思いきや、胃の中身はちょっとでしかもエビばかり。実は時期が時期だけに子持ちのバスでした。

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ウロコをしっかり取らないといけません

バスは、マグロ漁船でも働いていたことのある友人の手でさっさと処理され、唐揚げに。一般的にはバスは皮が臭いと言われているので、皮はむいて調理しましたが、とりあえず臭みは全くなく、非常に淡泊な白身魚って感じでした。あまりにもあっさりとしたお味だったため、もうちょっとニンニクやらバターやらを絡めた料理法のほうがよいかと思いました。

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きれいに3枚におろせました

ちなみに、バスの卵は砂糖と醤油、ミリンで甘辛く煮詰めましたが、大変美味しく、まるで鯛の子のようだと好評でした。

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コアユの天ぷらとバスの唐揚げ。琵琶湖の早春の幸です

しかし、バスを食べたのはもう10年ぶりくらいでしたが、あれぐらい大きいサイズだと食べ応えもあり、なかなか悪くないなと思いました。

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これは以前琵琶湖でゲットした鯉、鮒、雷魚の3尾。川魚もでかいと食べ応えがありますね。
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2009年03月04日

火消し壷(炭壷)

先日の消し炭作りの記事を書いたあと、今でも火消し壷(炭壷)が手に入るのかを調べてみました。
そうすると、意外といろんなタイプのものが販売されているようでした。用途としては、風呂を焚いたあとの消し炭ではなく、七輪などを使ったあとに炭を再利用するためのもののようで、サイズはやや小さめでした。

理屈上は酸素を遮断できさえすればいいので、大きめのせんべいの缶でも可能です。ただ、薄い金属だと外側まで熱くなってしまって危ないという問題がありますが。


火消し壷 大 直235xH175


夏目火消し壷大


万能缶火消缶8号
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2009年03月03日

消し炭作り

今の家に引っ越して、薪ストーブを導入した時に実家から持ってきたものに斧と炭壷(火消し壷)がありました。斧のほうは、すぐに利用できたのですが、炭壷のほうは、室内で熾きを取り出すのが危なっかしくて利用せずに倉庫でほこりをかぶっていました。

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銅製の炭壷

が、昨年ようやく薪風呂が完成した結果、炭壷は現在大活躍しています。
炭壷は、一般的な呼び名の火消し壷からもわかる通り、火を消すための壷です。どういう火を消すかというと熾き火の火を消すのです。

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最初はめらめらと燃えています

お風呂を焚いて、ちょうどよい湯加減になった時、その時点できっちりと薪が燃え尽きていることはまずありません。焚き口の中をのぞき込むとたいがいは炎はもうあがらず、熾き火になった薪が赤くチラチラと光っています。それをそのまま置いておくとお風呂を無駄に温めることになってしまい、もったいないです。

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お湯が沸いた頃には熾き火に

そこで、その熾き火を火箸で取り出し、炭壷に入れるのです。炭壷は空気が遮断されるように出来ているので、その熾きは、それ以上燃え続けることが出来ずに消えてしまいます。こうして出来たのが消し炭(空消し)です。この消し炭は、翌日お風呂を焚く時に取り出して、消し炭袋に貯めていきます。

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蓋をしたらすぐに消えます

消し炭は、本物の炭のように長持ちはしませんが、火付きがよくて重宝します。なので、炭火をおこす際の着火材のように利用できて便利ですし、ちょっと魚を焼いたりする程度であれば、充分普通に炭としても利用できます。
意外と便利な消し炭が生活の一部として作れるようになったのは、大変うれしいことです。

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普通の炭と比べるとずいぶん軽いですが
posted by 豆狸 at 23:42| Comment(4) | TrackBack(0) | 薪生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする