ハラ抜きでちょうど40kgのメスで、内臓を抜く前は47〜8キロだったのではないかと思います。まあ、だいたいサイズは読み通りでした。
前回来ていた日からまたちょうど1週間ほどだったので、それぐらいの周期で巡回していたようです。
丸々と太っていました
結局掛かったのは、前回ドンコが掛かり、1週間前にこいつにまたがれたワナでした。今回も他のワナのあるけもの道は通っておらず、こいつのルート上にあった唯一のワナにうまいこと掛かったということになります。
切断面をみるとそのイノシシの脂のノリがわかります
ワナは予定通り前脚にかかっていましたが、押さえ爪まで入っておらず、前のヒヅメだけにかかっていたので、ギリギリの捕獲でしたが、周辺の木に絡まって、殆ど身動きできない状態になっていたので、ドドメをさして血抜きをするのはスムーズに出来ました。
最近はダニがすぐわかるように白い合羽で解体しています
今回のイノシシは2歳のメスで大変良く脂がのっていて、うれしかったですが、乳腺などを確認するにまだ出産の経験がない個体のようでした。まあ、2歳ですから通常は来年から出産です。
背割りをしているところ。よく脂がのっています
ということは、前回のドンコの親がまだ周辺にいるということになります。当初は「ハラ抜き50〜60くらいのメスがドンコ連れでいる」と読んでいましたので、今回のやつは一緒にいた姉妹だったのかもしれません。あと、それとは別に80近いメス(たぶん今回のやつの親)が10月頃まではいた形跡があるので、そいつの動静も今後調べたいところです。
解体は丁寧にやって4時間ほどで終わりました
まあ、とりあえず1頭獲れてホッとしました。これでちょっと余裕を持って、残りの猟期をたのしむことができそうです。