カリンはそのままでは硬くて渋くて食べられないので、お酒に漬けるか、はちみつ漬けにします。ジャムにしたのを食べたこともありますが、加熱すると渋みはとれるようですね。
カリンは喉に良いと言われていますので、風邪の時などにお湯で割って飲んだりします。
カリンは固いので切るのも大変です
以下、その作り方です。
1.カリンは表面がベタベタしているので、洗ったあと、お湯で濡らした布巾などで拭きます。
2.そのカリンをよく乾かしてから輪切りにします。種に薬効があるそうなので、種も捨ててはいけません。
3.あとは、それを35度のホワイトリカーに投入して、好みの量の氷砂糖を入れたらOKです。はちみつ漬けは、はちみつに入れるだけです。
4.カリン酒は半年ほどは置いた方がいいでしょう。はちみつ漬けは1ヶ月もしたら十分だと思います。
カリンを入れすぎでしょうか?
注意するべき点。果実酒全般に言えることですが、カリンが上に浮いてきますので、それを数日に1回は菜箸などでかき混ぜてください。ずっと同じ果実が空気に触れた状態になっているとその部分だけ黒ずんできたりします。
あと、はちみつ漬けは発酵が始まりますので、あまり暖かい場所にはおかないようにしてください。また、ガス抜きを随時行わないと容器が破裂する場合があります。火入れして、発酵を止める方法があるそうですが、私はやったことはありません。はちみつに火を入れると風味や栄養素がとんでしまいそうな気がします(まあ私が使っているような中国産「純粋はちみつ」は、もともとすでに加熱されていてそんなものほとんど残っていないはずですけどね)。
たくさんできました