2010年05月26日

蜜源植物「ヤマハゼ」「カナメモチ」

最近ミツバチの訪花が多い蜜源植物の紹介です。
ちなみに、ミツバチは訪花して蜜と花粉を集めますが、どの花から蜜だけ採っているとか、花粉だけ集めているとかはわかりませんので、ここではミツバチが集まっている花を咲かせている草木をひっくるめて蜜源植物として紹介していきます。

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ヒョロッと細長くのびる木です

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花は意外とたくさん

まずは、ヤマハゼです。といいつつ、よく似た種類のハゼノキかも知れないのですが・・・。どちらもウルシの仲間で、ヤマウルシよりはかぶれにくいとされています。ヤマウルシも似ていますが、もうちょっと葉っぱが丸っこい気がします(これも地域・個体差があるので一概には言えませんが)。
で、このヤマハゼが我が家周辺にはちょっと確認できるだけで10本くらいは生えているのですが、この花がいま満開で、ミツバチたちに大人気です。カメラには収まりませんが、じーっと見上げていると至る所でブンブン飛んでいるのがわかります。
この木もこれまでは庭などで幼木を見つけたら伐採していたのですが、今後はあたたかく見守る方針にすることにしました。

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こちらの方が花は目立ちます

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これから開花本番です

次は、カナメモチです。なんとかモチという木はたくさんあってモチノキとかクロガネモチ、ネズミモチなど。どれも庭木や生垣などに利用されることも多いようで、今の時期、気にしてみてみると街中の至る所で白い小さな花をたくさん咲かせています。
葉っぱが赤くなるのがこのカナメモチの特徴のようで、これの園芸品種の生垣は本当に新芽の季節は真っ赤になります。レッドロビンとか言ったかな。
ニホンミツバチは本当にこういった樹木に咲く小さい花が好みのようで、こちらの花にもたくさん訪れているのが観察出来ます。
posted by 豆狸 at 23:48| Comment(0) | 養蜂日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする