2010年06月14日

A群に重箱を継箱

ここ数日、自宅3群のうちA群だけが日中、旋風蜂が10数匹出て外気を巣の中に送っているのが観察されていました。これは巣内の温度が上がりすぎているために起こる現象です。
A群は確かに一番日当たりの良い場所に置いてあるのですが、ここ最近の蜂の増加が著しく、蜂の出入の数を見ていても他の巣箱の倍くらいあります。あと、A群の巣箱は漬物樽なので、一番密閉性も高く、あまり巣内の温度が上がりすぎると巣落ちの原因にもなるので、なんとかしないといけません。

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外に蜂が溢れでています

で、持ち上げて内検してみたところ、2週間前に見た時よりもかなり巣が底板近くまで来ており、これまで造巣していなかった残り半面にもびっしり蜂が張り付いていました。思っていた以上に蜂が順調に増えていっているようで、これでは暑くて当然です。

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樽の半分はほぼ巣で埋まっている感じです

そこで、今回は下に重箱を1つ継ぎ足しました。基本的に今後も巣が大きくなるに連れて継箱をしていき、一番上の箱(今回は漬物樽)が貯蜜でいっぱいになったら、それを切り離して採蜜するという段取りです。この漬物樽は一般的な巣箱をよりサイズが大きかったので、今秋の採蜜は無理かと思っていましたが、このまま順調に巣づくりが進むようならいけるかもしれません。

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重箱にコンパネでジョイントを作り接続

なお、これにより内部の容積が増えたので、若干巣内の温度はマシになると思いますが、旋風蜂が減らないようなら、今度は底板を金網にするなどの対策を取る予定です。この時期にこれでは夏本番は到底乗り切れません。

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あまり高くなるようなら転倒対策も必要になります
posted by 豆狸 at 00:25| Comment(4) | 養蜂日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする