アカメガシワの大木
毎日、小さい花が積もります
そんな感じで、これまでは「やや迷惑な木」扱いをしてきましたが、ミツバチを飼い始めて、その評価は一転しました。梅雨の時期は、山の木々の花が一通り咲き終わって蜜源花が減ってくるのですが、その中にあって、やや遅れて咲くアカメガシワは大変重要なわけです。
アカメガシワの雄の木の花
毎朝駐車場に行くと、「ワーンワーン・・・」という無数のミツバチの羽音が聞こえてきます。空を見上げて目を凝らしてみると、数百匹ではくだらない数のミツバチが必死に花粉と蜜を集めているのが見えます。これを確認するだけで、朝の出勤の憂鬱が少し解消されます。
こちらは雌の木の花
ちなみに、アカメガシワには雄木と雌木があり、それぞれが花を咲かせるのですが、今のところ圧倒的に雄の木の花にミツバチは集まっており、雌の木には全く見かけません。その原因はよくわかりませんが、受粉するためには雌の木の花にも昆虫を呼ぶ仕組みはあるはずなので、開花時期をややずらしているのかもしれません(雌の木の花は地味な感じで、咲いているのかどうかよく分からない)。
E群は2段目までは巣ができています。
ちなみに、アカメガシワは繁殖力が旺盛で、至る所に生えています。成長が非常に早い木なので、薪にするとあっという間に燃えてしまいますが、ヒラタケなどのキノコの菌を植えるのには向いています。