年末から年明けにかけての大雪でワナが機能しなくなったり、新年早々に腰を痛めたりで、年が明けてからはワナを半分くらいにして短時間で見回れるようにして、ほとんどまともに猟が出来ていない状態でしたが、それでもシカはかかるようです。
ダニが極端に少なかったです
ちなみに、このシカ、体についているダニが極端に少なかったです。普段だとシカ1頭に1000匹以上は余裕でついているダニが、このシカには約10匹。普通は、ハラを抜いて冷やすと毛皮の表面にたくさん出てくるのですが、このシカはほとんどいませんでした。2年前も同じ猟場で捕ったシカでダニが3匹のみという個体がいたのですが、一体なにが原因なのかサッパリわかりません。ちなみに、同じ猟場で捕った別のシカには普通にたくさんダニがおり、イノシシにもダニはたくさんいました。
どなたか同じ経験をしたり、原因に心当たりがありましたらお教えいただけたらありがたいです。
こんな雪は久しぶりです
さて、雪がある程度以上積もると、雪の重みでワナが勝手に作動してしまったり、脚が輪っかに入る前にワナが作動してしまったり、ワナのトリガー部分が凍結して獲物が踏み込んでもワナが作動しなかったりして、ワナ猟はほぼ開店休業状態になります。
なので、雪の時は気分を切り替えて、自分の猟場全域を歩いてシカやイノシシの足跡を探します。雪の上の足跡はほんとに分かりやすいので、これまで気づかなかったイノシシのルートを発見できたりもします。また、普段分かりづらいノウサギやテンなどの足跡もよくわかるのでそれもまた楽しいです。普段羽音しか聞こえないことの多いヤマドリなども雪の中では姿が良く見えますね。
だいぶ遠くで見つけたイノシシの足跡
気づけば、猟期ももうあと半月。もうイノシシは手の届くところにはいないようなので、シカをもう1頭くらい捕って今期は終わりという感じでしょうか。