2011年11月27日

シカ2頭目

シカ2頭目が捕れました。今回のは比較的若いメスジカで、ハラ抜きで27kgでした。
1頭目とそんなに離れていない場所での捕獲ですが、まだまだその近辺をシカが何頭もうろついています。
この猟場のワナはこれで7丁となりましたが、まだあと1頭2頭はシカがかかりそうな気がします。

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ダニは少なめでした

あと、もう1ヶ所の猟場に今日で4丁のワナを入れたので、合計が11丁とようやく二桁にのりました。
まあ年内に良型のイノシシをもう1頭捕れたらよい方な感じですね。

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綺麗な赤身のお肉です。

しかし、毎年のことながら11月の解禁後の半月間が一番捕獲・解体の頻度が高いような気がします。

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順番待ちのオスジカくん(友人捕獲)
posted by 豆狸 at 01:20| Comment(8) | 狩猟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月22日

イノシシ1頭目

昨日、80kg級のメスを狙っていた猟場で、ハラ抜き46kgのオスがかかりました。解禁直後くらいから急にその猟場のイノシシの気配が濃くなり、そのメスとフルコ・ドンコが活性化したにしては・・・と思っていたら、こいつが他所から来ていたようです。しっかり、その存在は認識できていなかったので、まあラッキーな捕獲でした(笑)

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一人で山から下ろしたら結構疲れました

掛かったワナはほんの2日前に架けたばかりのもので、その猟場のイノシシのメインロード。まだ私のニオイも残っていたと思いますが、他所から来たのでそんなに警戒もすることなくワナを踏み込んだようです。抑え爪までしっかり掛かっていました。

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吊るすと大きく見えますね

で、さっそく解体しましたが、脂のノリはちょっとイマイチ。胃袋は結構パンパンだったので、もうちょっとドングリをしっかり食べさせてから捕ったらプラス何キロ分かは脂がのったかもしれませんが、そんな贅沢は言えませんね。

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背割りしてみてもやはり脂は少なかったです

さてさて、フルコでもいいから捕ろうと思っていたこの猟場ですが、無事1頭捕れたので、でかいメスとフルコ・ドンコは今期は見逃して、来期のこの猟場のイノシシ状況を充実させてもいい気がしてきました(まあ誰かに捕られたら仕方ないですが)。週末くらいまで様子を見たうえで、ひょっとしたらさっそくの猟場替えをするかもしれません。

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とりあえず25キロほどは肉が確保できました
posted by 豆狸 at 23:56| Comment(6) | 狩猟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月18日

シカ1頭目

今年は最初の獲物はシカでした。17日の見回りで掛かっており、山から下ろして一晩寝かせて今日解体しました。ワナの数は今日1丁追加して計7丁。16日の晩にイノシシも来たようですが、1丁のワナの手前で直角に曲ってワナを避けていました。こいつは3年ほど前から目をつけている80kgくらいのメス。・・・捕れる気がしません。掛かるとしたらそいつと行動を共にしている30kgくらいのフルコだと思います。

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14日の晩にはヌタ場も使っていましたが

ちなみに、その見回りの時点ではワナは4丁でしたが、残りの1丁は小さめのシカで空弾きで、もう1丁はノーマルサイズのシカがワイヤーに躓いたものの弾かず、という結果でやはり普通にやったらシカばっかり捕れそうです。いかにその中からイノシシを引っこ抜くかですが、まあシカも減らさないといけないし・・・。

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最初に掛かったのはやはりシカ

この猟場は2度ほどダニのいないシカを捕っているお気に入りの場所ですが、今回のシカはダニだらけでした。ハラ抜き38kgのメスジカで、左前足に掛かってました。一緒に歩いていた仲間は3頭でけもの道を二手に分かれて逃げていました。

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9ヶ月ぶりの解体はなかなかたのしかったです

さてさて、別の山にもワナを入れたいと思っていますが、なかなか時間がありませんね。ま、今年からイノシシの猟期も3月15日まで延びたので、のんびりいきましょうかね。
posted by 豆狸 at 23:15| Comment(18) | 狩猟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月17日

落ち鮎の燻製

2日ほど前から狩猟が解禁となりましたが、色々あって架けたワナはまだ4丁だけです。
で、その前にこないだ捕ってきた落ち鮎を燻製にしたので、その記事を。

燻製用に残したのは、ガリガリに痩せたオスアユです。今回は下処理の段階で贅沢に頭も取り除いて食べやすくしてあります。実際、燻製にする際はその方が腹の中まで煙が当たりやすく都合が良かったりもします。頭を残す場合は爪楊枝などで腹を開いたりしますが、100尾もやる時にそんなことやってられません。

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ソミュール液に浸けました

で、普段は魚でもいわゆるソミュール液というのはあまり使わず、塩砂糖胡椒などと日本酒などを揉み込むことが多いのですが、今回はサイズが小さく数が多いということもあり、まんべんなく味をつけるためにそのソミュール液を作ってみました。
その作り方ですが、1リットルの水に100gの塩、50gの砂糖、胡椒・醤油・日本酒適量と庭に生えているオレガノとローズマリーをちぎってきて揉んで混ぜ込みました。それを半量ずつ50尾ずつ入ったジップロックに投入。あとは、冷蔵庫に入れて一晩放置するだけです。

燻製当日は塩分で浮いた臭みなどを落とすために水洗いし、塩分濃度の調整のため鮎をかじって味見をしつつ10分ほど流水にさらして塩抜き。その後、水気を拭き取り燻製器で燻煙しました。
60℃で4時間ほど燻煙したら、なかなか旨みのあるジューシーな燻製が出来上がりましたが、今回は保存が目的だったので、さらに数時間温熱乾燥し、最後は薪ストーブの上にぶら下げて干して完成。

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良い色になりました

なかなか美味しい酒のアテ&子どものおやつができました。食べてもらった友人たちにも概ね好評だったので、今度はもうちょっとたくさん作ってもよいかもしれません。来年は時間があったら焼き干しも作りたいところです。

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さて、どれくらい保存がきくでしょうか
posted by 豆狸 at 06:39| Comment(0) | 釣り・漁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月09日

今冬の薪事情

あいかわらずの面白みのない薪の状況に関する記事です。
今年は10月の半ば頃から薪ストーブを出しましたが、焚いたり焚かなかったりでここ数日ようやく常に稼動しているような状況になって来ました。

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この薪棚から使い始めです

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家の壁沿いにネコ車で薪をある程度移動させます

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屋内には窓から薪を入れます

今年の冬用の薪は、1年〜1年半乾燥した40cm薪が標準薪棚(1・8m×2・5m)に3枚と、薪の長さを揃える際に出たたくさんある木っ端を利用する予定です。

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通常の薪の上に木っ端を放り投げてあります

それを除いた薪の残量は乾燥期間半年から1年のものが標準薪棚3枚程度です。これはここ数年では一番優秀な状況だといえると思います。ちなみに、薪の樹種はコナラが中心でそれに雑木が色々入る感じです。スギ・マツなどの針葉樹はお風呂用の薪にしているので、ここでは数に入れていません。

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これらは2012年度用の薪

ちなみに、庭にはまだ薪にしていない伐採木がたくさん転がっているので、それもボチボチと薪にしないといけませんし、山の中には立ち枯れのコナラがまだまだたくさんあります。この冬の間に薪棚5〜6枚分の薪が作るのが、今期の目標です。そうしたら、2014年度の冬の分の薪まで完成することになるので、かなり余裕ができますね。

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早く割ってしまって庭をすっきりさせたいところです
posted by 豆狸 at 23:01| Comment(4) | 薪生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月08日

落ち鮎捕り

先日、狩猟解禁前の川漁納めの定番となる落ち鮎捕りに行きました。
猟友会の先輩と二人で行きましたが、そこそこ捕れました。落ち鮎というのは秋の産卵時期に河口付近などにある産卵場所に下ってきた鮎の事を言います。オスは婚姻色がきつめに現れ黒っぽくなるのでサビ鮎などとも呼ばれます。メスは当然子持ち鮎ですね。この時期は産卵に向けてあまり餌を食べなくなり、卵にも栄養を取られるので、脂も落ちて身の味はイマイチだと言われることが多いです。

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左側が錆びたオスで右側がメス(1尾オスが混じってました)

今回は、180尾ほどわけまえを頂戴し、痩せたオスを中心に100尾を燻製用に、残りの80尾をフライ用にしました。私は普段から鮎の内臓は食べないので取り除くのですが、今回は食べやすさ・処理のしやすさを考えて頭も落としました。内臓を出したあとは、背骨沿いにある血合いと腹の内側の黒い膜を指でこすって落とすとより上品な味になります。

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頭を落として内臓を取り除く

この時期は、たいがいぷっくらしている銀色のやつは子持ちのメスで、オスは錆びたガリガリだと思ってそんなにハズレはないですが、たまにぷっくらしている奴の腹を割ってみると、山盛りの白子に出会うこともあります。あれは、まだ婚姻モードに入る前に栄養を蓄えているやつなんでしょうかね。
ちなみに、鮎の雌雄をしっかり見分けようと思ったら、腹びれの長さというか形で判断できます。

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パックに小分けして冷凍します

さてさて、これで川の漁も終わり、猟期に向けて気持ちを引き締めていきたいところですが、実はちょっと海の素潜りが今期は欲求不満気味で踏ん切りが付いていません。でもまあ、もう狩猟解禁まで1週間ですからね・・・。

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唐揚げは骨ごと食べられておいしいです

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鮎の卵は甘辛煮に。どんぶりいっぱいできました
posted by 豆狸 at 01:44| Comment(2) | 釣り・漁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする