前夜から急に冷え込み、朝ウェットスーツの準備をしていたら息は白いは手はかじかむはで、「ほんとに今日潜れるんだろうか?」と不安になりましたが、現地についたら気温は低めだけど、綺麗な晴天で透明度もよさそうで一安心。
水温以外は最高の条件
1時間半を2本ほどやりましたが、さすがに寒くて上がった時はガタガタ震えながら太陽であたためられた岩にへばりついていました。
1本めの獲物
結局、獲れた魚はおかずフィッシュ勢揃いで、メバル1、ガシラ2、カワハギ5でした・・・。
え、なんか変なのが写ってるって?
はい、なんとなく避けていたウツボくんをついに突いてしまいました。
和歌山などで何度も食べたことはあるのですが、自分で獲って食べるのは実は初めてです。
話に聞いた通り、刺したウツボはヤス先のあたりで団子のように丸まって動かなくなりました。ウナギがヤスの柄に巻き付いて逃げようとするのとなんとなく対照的な動きのように思えました。ウツボもウナギ目。
友人のと合わせて小クーラーは溢れてしまいました
一緒に行った友人もメバルをたくさん突いていて、一番大きいのは32cmもありました。
あとは、数十万尾は余裕でいるイワシの大群、それを追うハマチの群れ(友人が目撃、突けず)、60オーバーのコロダイに50程度のヒラメ(これらも友人が目撃、取り逃がす)など、なかなか魚影も濃かったです。
非対象魚でも、タカノハダイ、グレ、ブダイ、アオブダイ、アイゴ、ニザダイ、ボラなどはたくさんおり、なかなか賑やかな海でした。
2尾は友人にあげて、3尾持ち帰り
で、帰宅後は現地で内臓・鱗の処理を済ましてきたメバル、ガシラ、ウツボはそのまま冷凍、カワハギだけ肝の関係で自宅でさばきました。この時期はカワハギくんたちものっこみの時期で浅瀬に抱卵個体が集まっていて、捕ろうと思えばさらにたくさん獲れそうな状況でしたが、5枚でストップ。
捌いてみるとやはり肝もたっぷりでしたが、しっかりした卵もぎっしり詰まっていまいた。
皮を剥いで捌くからカワハギ
そして、すべて処理が終わって、半身を薄造りにして肝醤油で試食しつつビールを飲んだところです。
まあ、まずまずのシーズン開幕だったのではないかと思います。
カワハギは処理が楽で美味しい魚です