2013年10月04日

柿渋づくり

今年の夏は柿渋を作りました。ブログの過去記事を調べてみると、前回は4年前の2009年、その前は2005年と4年おきに作っているようでオリンピック並みに貴重な行事となっています(笑)

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実際のところ、我が家の豆柿は2年に1度しか実を付けないので、実のなった年を1回逃すとこういう結果になります。2007年と2011年は我が家にちょうど乳幼児がやってきてバタバタしていた時期なのでやむを得なかったということですね。

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我が家の柿渋の作り方は大変適当です。まずは採ってきた豆柿をヘタも取らずミキサーでつぶします。
※ちなみに柿渋作成時期は9月の頭くらいです。時期が遅くなると渋が薄くなり、良い柿渋が出来ません。

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全部潰し終わったらヒタヒタになるくらいのところまで水を入れ、1週間くらい放置します。この時、空気に触れる表面が結構カビやすいので、1日1回は混ぜ込みます。

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1週間経ったら、布で濾します。この時しっかりしぼりましょう。濾し終わったカスをもう1度水に漬けて2番渋を取ることも可能ですが、今年は時間がなかったのでやめました。

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濾した柿渋液をしばらく放置するとこんな感じ。

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最後は一升瓶などに入れて保存します。まあ、最低でも1年は寝かしてから使用します。
ちなみに、柿渋は鳥猟用の無双網や漁網を染めて、防虫防腐防水効果を出すことができます。我が家では衣類の染め物に使うことも多いですが、建材の塗料として使うこともできます。自作の柿渋の防虫効果がどれくらいあるのかはよくわかってないので、解体小屋に毎年クマバチが巣作りするところがあるので、試しに前回作った分を塗ってみようかと思っています。

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関係ないけど、先週突いた約50cmのイシダイ。このサイズのイシダイはある程度突けるようになってきました。
posted by 豆狸 at 02:39| Comment(13) | 山菜・果実 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする