2014年03月17日

西洋ミツバチ内検2回目

今日、西洋ミツバチ2群の内検の2回目を行いました。今回の目的は、前回見つけられなかった女王蜂の発見と、この一週間での貯蜜状況の変化、育児の状況の確認です。

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内検前のミツバチ。暖かいので順調に花粉集め中

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今から内検するのが申し訳ないくらい、せっせと活動しています

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巣門を出入りしているミツバチを眺めるのはすごくたのしい

さてさて、今日は内検をするんだった。ミツバチに「内検しまーす」と声をかけてから、おもむろに蓋を開けます。西洋ミツバチ飼育はまだ初心者なので、燻煙器を使って慎重にやります。

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蓋を開けたらまず軽く煙をかける

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現在は巣枠は5枚です

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1枚ずつ持ち上げて確認。面布に手袋、仰々しい格好です(笑)

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育児エリアを確認。順調な感じ

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貯蜜もちょっと消費したようだけどまだまだたっぷり。

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今回は女王蜂も無事確認。携帯を持っている手の中指の先のあたり

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巣の底で死んでるような蜂もいないし、問題なし

という感じで、無事に2回目の内検を終えました。次回の内検では、巣礎枠を追加しようかと検討中です。
最近、どんどん畑や野原で花が咲き乱れてきて、いい感じです。ちなみに、ハウスはちょっと準備が遅れてまだ屋根のビニールが張られていないので、今のところ2群はほぼ同条件で飼育中ということになります。



posted by 豆狸 at 23:01| Comment(2) | 養蜂日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月10日

西洋ミツバチ養蜂開始

お久しぶりです。毎年この時期はブログ更新が滞りますが、1月の終わりで今猟期のわな猟を終えた後は、家の改築工事と薪割りに精を出していました。

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急遽、我が家にやってきた養蜂セット

さて、ひょんなことから西洋ミツバチの飼育をすることになりました。知り合いの無農薬でハウス栽培をされている農家の方の花粉交配に協力するような形です。いわゆるポリネーションというやつです。これまでは農協からのレンタル巣箱でやられていたとのことですが、可能なら農地で通年飼育したいということで関わることになりました。なので、通常の養蜂とはちょっと異なる感じで、そもそもこれまでは日本ミツバチばかりで西洋ミツバチを飼ったことのない私にとっては手探りでのスタートとなります。
 ビニールハウス内は昼夜の寒暖差や蜜源不足、単一作物の花粉で育つため栄養バランスが偏り病気になりやすいことなどミツバチにとってはマイナスの要因だらけです。また、ハウス外に出たものの巣箱に戻れない迷い蜂も発生します。お世話になっている養蜂家の方も「ハウスに置いたらまず採蜜は難しく、蜂は弱っていく一方だろう」とおっしゃっていました。今回一緒にやる農家さんのハウスは両サイドが基本的には日中は開放されているタイプなのでまだマシだとは思うのですが、こればっかりはやってみないとわかりません。

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移動養蜂をされている養蜂家の方のお店

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事前に巣箱を持ち込み、蜂群を2群入れて頂きました

 あと、今回は採蜜もしたいということもあり、ハウス外にも1群置いて、2群飼育することになりました。これは素人の僕の不手際でハウス内の蜂群に問題が発生した場合の予備という側面もあります。ちなみに、養蜂家の方によるとそれぞれの巣箱の蜂がハウスの中と外で巣に戻れない場合、無理やり別の巣に戻れる場合があるとのことで、2群をハウスの内と外に置いておくのは意外といいかもしれないとのことでした。

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1群はイチゴのハウス内に設置

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もう1群はパイプハウスの隙間に設置

 さて、蜂群を受け取った日のうちにそれぞれを事前に決めておいた場所に設置し、翌朝に巣門を開放しました。気温がまだ5度くらいだったこともあり、あまり蜂も騒がず順調な滑り出し。運搬時に潰れてしまったと思しき仲間の死骸をさっそく運び出したり、巣クズを羽ばたきで吹き飛ばしたりと仕事もすぐに始めてました。

 で、気温のだいぶ上がった昼ごろにもう一度様子を見に行くと、ちょうど時騒ぎのタイミングでした。時騒ぎというのは内勤から外勤に代わったばかりの若い働き蜂が自分たちの巣の場所を覚えるために数十匹くらい巣の前のあたりで巣の方を向いてホバリングしている行動です。ま、今回は移動したばっかりなので古株の働き蜂も当然、巣の位置は覚え直さないといけませんが。

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ハウス群、時騒ぎ中

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屋外群も時騒ぎ

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もうさっそく花粉集めをして帰ってきている蜂もいました。山吹色の花粉団子

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こちらはグレーっぽい色の花粉団子。どんな花から集めてるのでしょうか

 時騒ぎが治まってから、さっそく内検しました。ニホンミツバチでは使うことのなかった、面布や燻煙器を使って慎重にやりました。西洋ミツバチはニホンミツバチのように逃去はしないが、気性は荒いと言われています。運搬のために巣の蓋と巣枠は釘で固定されているので、それを釘抜きで抜いて、巣枠を持ち上げて1枚ずつ確認。それぞれ巣枠は5枚ずつでしたが、どれもたっぷりの貯蜜と順調そうな蜂児圏がありました。ちなみに、女王蜂は恥ずかしながら発見できず・・・。がんばって探したのですが、途中でだんだんハチたちがイライラしてきたので、初日から興奮させるのも良くないと判断し、諦めました。これは次回の内検時の課題です。

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巣箱の中の様子。びっしりと蜂が付いています

 とまあ、こんな感じで予定外に西洋ミツバチの養蜂が始まりました。今春はニホンミツバチの分蜂群捕獲も再開しようと思っていましたが、ちょっと両方に手を出すのは時間的に厳しいので、当面は西洋ミツバチ養蜂1本でやることになります。また、このブログでも経過報告をしたいと思います。
posted by 豆狸 at 03:04| Comment(13) | 養蜂日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする