2016年01月30日

フキノトウ

例年、フキノトウは2月に入ってから採っている印象がありますが、今年は暖冬のせいか、1月上旬に既にチラホラ目に付きました。七十二候の款冬華(フキノトウがつぼみを出す)は1月20日頃なので、やはりちょっと早いのでしょうか。

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お正月に撮影

フキノトウの食べ方としてはやはり何と言っても天ぷらがよいでしょう。あの独特の香りと苦味が春の訪れを感じさせてくれます。そんなに頻繁に食べるものではないですが、この時期に1回は味わっておきたいもののひとつです。

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というわけで、ちょこっと採ってきました

ちなみに、天ぷらにするなら開く前がベストです。開いてしまうとどうしても蕾の部分がぱさついてきます。

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こんな感じで開いてきて…

初フキノトウ.JPG
これぐらい開くともう花も開いてきています

開いてしまったフキノトウはフキ味噌にして食べるのがおすすめです。
さて、採ってきたフキノトウは周りの汚れているガクっぽい部分を剥ぎ取ります。

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きれいな緑色が出てきます

そして、残ったきれいなガク部分を手で開きます。天ぷらはそのまま揚げても良いですが、こうやって開いて揚げたほうが、パリッと揚がるし、見た目もかわいらしいです。

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こんな感じに開きます

あとは衣をつけて揚げるだけ。天ぷらと行っても卵などは必要なく、小麦粉を水で溶いたものを付けるだけです。この時期は他に野草では、セリやヨモギなんかも手に入るので一緒に採ってきて食べてもよいですね。

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ふきのとうだけだと寂しいので、シカのヒレ肉も一緒に天ぷらに

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贅沢な晩ごはんとなりました


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posted by 豆狸 at 01:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 山菜・果実 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする