ギョウジャニンニクが自生するのは関東以北の東日本なので、関西では厳しいかなーと思いつつ、なんとか我が家の庭に定着してくれて、年々数が増えてきています。ギョウジャニンニクは1年目は1枚葉、2〜3年で2枚葉、3〜5年でやっと花が咲き、4〜5年目以降に3枚葉になると言われていて、成長にとても時間のかかる山菜です。確かに、それなりに収穫できるようになったのは、5年目以降くらいからでした。
今や雑草のように生い茂っています
収穫して水洗い
さて、今年もちょこちょこと料理には使っていましたが、ボチボチと成長も止まり茎も固くなってきそうだったので、まとめて収穫して醤油漬けにしました。
これまでは、ぶつ切りにしてそのまま醤油に漬け込むだけというやり方でやっていたのですが、最近冷蔵庫の奥から発掘された2年前のギョウジャニンニクの醤油漬けを食べていたら、どうも醤油っけがキツイなーと思ったので、今回はみりんを加えてみました。
具体的には、醤油6:みりん4くらいで、ひと煮立ちさせたものを数センチに切ったギョウジャニンニクを詰めた瓶に注いだだけです。今回はより食べやすくなるように、漬け汁は熱いまま瓶に注ぎました。
洗って水気を切ったギョウジャニンニクを
食べやすいサイズに刻んで
瓶に詰めて
漬け汁を注ぐ
通常は1週間ほど漬け込んでから食べますが、そもそも私は生のギョウジャニンニクに味噌を付けてボリボリ食べるのも大好きなので、漬け込んだ翌日から食べ始めてます(笑)
ちなみに、自生しているギョウジャニンニクを採取する場合、スズランやコバイケイソウ、イヌサフランなどの若芽と間違えやすいそうで、毎年誤食のニュースを目にしますので、北の方にお住まいで天然のギョウジャニンニクを採取できるという幸運な方々は、くれぐれもそういった不幸な事態に陥らないようにお気をつけ下さい。
左は2年前に漬けたもので、右が今回のものです
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◆2005年移植後の記録
ギョウジャニンニク発芽(20060228) 芽が出て2週間(20060310) 生えて1ヶ月(20060328) 収穫(20060412) 開花(20060508)
◆ギョウジャニンニクその後(20090422)