2016年11月27日

ムカゴの採り方

先日、家族で自然薯のムカゴ採りに行ってきました。我が家のあたりでは11月上旬くらいが採り頃でしょうか。11月上旬というと15日の終了解禁に向けて、山の下見の忙しい時期ですが、猟場の下見に行ったはずが、気づいたら林道沿いのムカゴ採りに夢中になってしまって日が暮れていたということもしばしばです(笑)

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いい天気だけど、傘をもって家族でお出かけ

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こんな感じのハート型の葉っぱが目印です

ムカゴは手が届くところなら、1つずつ採ればいいですが、自然薯はつる植物なのでけっこう高い木に絡みついている事が多いです。なので、定番のムカゴの採り方としてはムカゴがたくさん付いている辺りの下に傘を逆さまに広げておいて、ひたすら木をゆすります。木が太い時は長い棒でムカゴの辺りを叩きます。

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葉っぱが黄色くなってくると目立って見つけやすいです

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ムカゴ採りの定番スタイル

そうすると、傘の中にバラバラと音を立ててムカゴが落ちてくるので、それを葉っぱやゴミなどと仕分けしていきます。一緒に色んな虫も落ちてくるので、子どもたちはその度に大騒ぎ。
ちなみに、遅い時期や強い風がふいた日のあとに行くと、わざわざ揺すらなくても地面にたくさん落ちているのを拾えます。

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こんな大物を見つけるとなかなか興奮します

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よいポイントを見つけるとこれくらいはあっという間に採れます

採れたムカゴは炒って塩ふって食べてもいいし、ムカゴご飯にするのも良いです。素揚げにしてフライドムカゴもオススメです。たくさん採れた時はすり潰してムカゴコロッケを作ったこともありますが、それはちょっとめんどくさかったです。
あと、自然薯も掘ろうという人は、葉っぱが黄色い頃に目星をつけておくのが良いです。地上部が枯れてしまうとわからなくなってしまうので、茎の根元に印をつけておくという人もいます。

↓自然薯掘りは深いところまで掘らないといけないので、こういう道具を使うのが一般的です。




−関連記事−
◆ムカゴに関する過去記事1
◆ムカゴに関する過去記事2
◆ムカゴに関する過去記事3


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2016年11月25日

マテバシイとスダジイの食べ比べ

近所でマテバシイとスダジイの実を拾ってきました。子どもたちの大好物で、そのまま炒って食べたり、椎の実ご飯や椎の実クッキーにしたりします。モチモチした食感でほんのり甘くて、食べ始めると手が止まりません。

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マテバシイのドングリを炒る

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スダジイの実

ドングリというと一般的にはアクが強く渋くて食べられないイメージですが、この2種はほとんどアクはなく、生でも食べられるくらいです。ツブラジイという小さい椎の実も食べられますが(スダジイよりも甘みが強いという人もいる)、なにぶん小さいのでついついスダジイの方を拾ってしまいます。
あと、イチイガシ、シリブカガシのドングリも食べられるそうですが、我が家のあたりでは見かけません。

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ツブラジイ(コジイ)のどんぐり

採ってきたドングリはまずは水に入れて選別します。水に浮かんでいるやつは虫食いかうまく育ってないやつなので、取り除きます。沈んでいても、ユラユラ揺れているようなやつはまずダメです。

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水に入れて選別

フライパンで空炒りして剥いて食べるのが普通ですが、銀杏などと同じように封筒に入れて電子レンジで温めるのでもよいです。ただ、銀杏よりは実が脆いので、全部が弾けるまで待っていたらボロボロになってしまうので、適度なところで取り出します。

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マテバシイとスダジイの食べ比べ

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軽く炒ると皮が剥けやすいです

よく「待てば椎くらい美味しくなるのに」などと言われて、スダジイの方がマテバシイよりおいしいと言われます。でも、マテバシイも炒って食べるとなかなか甘みがありますし、なにより一粒が大きいのが魅力です。


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どんぐりノート
作者:いわさゆうこ
出版:文化出版局
発売:1995/10

↑だいぶ前に子どもに買ってあげたドングリの本ですが、カラーイラストもきれいでなかなか好評でした。
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2016年11月21日

ナラタケ

猟期直前、猟場の最終下見に行った時に見つけました。ナラタケは一箇所でたくさん採れるからいいですね。

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ちょっと乾き気味だったけど、いい感じ

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こちらはちょっと育ちすぎ

ナラタケはけっこう脆いキノコなので、慎重に採取し丁寧に持ち帰ります。

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たくさん採れました

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胞子をふいてる老菌も状態が良かったので持ち帰り

持ち帰ったナラタケは、虫出しのために塩水に数十分つけておきます。ついでにここでゴミなども洗い流しますが、この時も丁寧にやらないとすぐに折れてしまいます。

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塩水につけて虫出し

で、折れちゃったものやちょっと状態が悪いものはさっさと食べてしまおうということで…、

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前日に採ったヒラタケと

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クリタケモドキっぽいキノコ(毎年食べてるけど、確信がない(笑))

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これらのキノコたちと猪の網脂でスープの完成!

で、残りのナラタケは軽く茹でて冷凍保存。ナラタケは茹でると身がしっかりして崩れなくなるので、冷凍の際は必ず加熱する。あと、スープが美味しいので、茹で汁も一緒に冷凍保存。

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茹で汁は少なめに

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小分けにして冷凍しておけばいつでも使えます
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2016年11月18日

鹿肉ジャーキーの作り方

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ジャーキーをねだりに来た我が家の黒猫

猟期前の大型冷凍庫整理の定番で鹿肉ジャーキーを作りました。
乾燥をほどほどにしてシットリと仕上げると、ジューシーで美味しいですが保存性はいまいちです。逆にしっかり乾燥させるとスルメのような感じで、乾燥剤と一緒に保存するとかなりもちます。あと、猫などのペット用のものは調味料を入れずにちょっとだけ塩を加えて作ります。
以下、作り方です。

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今回はシカのモモ肉を使用

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1.鹿肉1kgを幅1cmくらいにそぎ切りします。筋肉の繊維を断ち切る方向に切るのがコツです。

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2.ボールやバットなどに入れ、塩25g、三温糖30g、醤油100cc、赤ワイン100cc、お酢10cc、おろしニンニク、おろし生姜、鷹の爪、白胡椒をそれぞれ適量をいれます。空気を押し出して密封し、そとからよく揉み込みます。まあ、調味料は好みで適当に変更して良いです。赤ワインを日本酒にしてもいいし、タイムなどを加えるのもいいです。

3.それを冷蔵庫に保管。2日ほど置きますが、その間1日1回くらいは混ぜ合わせたほうがいいでしょう。
ちなみに、肉をブロックのまま調味料・香辛料に漬け込むやり方もありますが、肉全体に浸透させるのに1週間ほどは冷蔵庫で寝かさないといけないのでちょっと手間がかかります。

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漬け込んだらこんな感じの色に変わります

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4.ゴザや干し網に広げて乾燥させます。

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適度な感じで水分が抜けました。なお、このままカチカチになるまで干して、シカの干し肉として完成とするのもありです。

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5.燻製器で燻煙します。自作の燻製器の扉の調子が悪いので、今回はお手軽にスモークウッドを使ってダンボール燻製にしました。これは、下段のダンボールの中でウッドを燃焼させ、間に挟んだバーベキュー網に肉を広げ、同じサイズのダンボールでフタをするだけの単純な方法です。ダンボール一つで、肉を竹串にでも並べてつるすやり方でも良いです。
燻製器に入れてやる場合は、入れて約60℃で3時間程度燻煙します。チップはナメコのほだ木を加工した時に出た山桜のノコクズでやりました。

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こんな感じでモクモク煙がこもります

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6.これで完成です。なお、今回は乾燥させてから燻煙しましたが、内部にまで燻香をしっかり染み込ませるには、先に燻煙してから、仕上げに乾燥させるほうがよいです。

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猫や昆虫を防ぐにはやっぱり干し網がベスト
↑テンに破られた方がいらっしゃるそうです!日中はともかく夜は屋内に移動したほうがよいですね。

↑市販されている鹿肉ジャーキーはペット用のものの方が多いくらいですね(笑)まあ、我が家でも猫の餌はほぼ8割くらいは私の獲った鹿の端肉ですが。


−関連記事−
◆鹿肉ジャーキーに関する過去記事1
◆鹿の干し肉の作り方


※当記事は2006年3月17日投稿の記事のリニューアルです。
posted by 豆狸 at 23:32| Comment(6) | TrackBack(0) | 燻製 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月16日

マツバガイの乾燥保存

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夏の終わり、子どもたちとおじいちゃんの親子三代でアナゴ釣りに行きました。ポイントに早めに着いたので、海の中を眺めると、かなりデカく育ったマツバガイがうじゃうじゃ。あまり人が入らない埋立地で海岸沿いに延々テトラポッドが設置されていたので、彼らにとっては絶好の生息ポイント。

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なかなかの大物

時間もあったので、子どもたちとマツバガイ捕り。と言っても、水に入れるような格好はしてきてないので、波打ち際にひっついているやつでサイズのいいやつだけをキープする感じ。釣り道具に入っていたナイフを隙間に差し込んで、グイッと引っぺがす。1回目でうまくやらないと、警戒されてすごい力で貼りつかれてしまいます。
そうこうしているうちに暗くなってきたので、アナゴ釣りに移行。まあ、アナゴは父のとっておきのポイントだったので、子どもでもなんとか釣ることは出来ました。

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本命のアナゴたち

で、帰宅後、マツバガイはとりあえず刺し身に。塩でもんでしっかりとヌメリを落としたので、臭みもそんなに気にならず、コリコリとした美味しい食感。肝はいかにも美味しそうな黄色いものといかにも臭そうなオレンジ色っぽいやつとあったので、黄色いやつだけを食べましたが、なかなか濃厚でおいしかったです。

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殻から外すとこんな感じ

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黒い内臓、肝と筋を取り除いた状態

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とりあえずはお刺身で

で、残った剥き身はすぐに食べる予定もなかったので、塩ゆでにしてから乾燥させて保存しました。干しアワビの偽物みたいな感じですね(笑)
コメントで教えていただきましたが、野菜と一緒に炒める食べ方もオススメだそうです。

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カチカチによく乾きました
posted by 豆狸 at 23:29| Comment(2) | 釣り・漁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月10日

キヌガサタケの乾燥保存

先日、毎年キヌガサタケが発生する竹林に行く機会がありました。いつもキヌガサタケが生えている辺りに行ってみると、そこら中一面に生えています。キヌガサタケにはいくつか種類がありますが、今回見つけたのはアカダマキヌガサタケ。帽子の部分(グレバという)から悪臭を発するキヌガサタケの中では一番においがマシな種類です。キヌガサタケは梅雨頃と秋に発生すると認識していたのですが、秋に発生するのはこのアカダマが多いそうです。ちなみに、グレバから悪臭を発するのはスッポンタケの仲間に共通する特徴です。

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幼菌の頃に赤い卵のようだからアカダマキヌガサタケ。まだ赤い殻をかぶっています

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スカートの部分の網が粗いのもアカダマの特徴

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写真ではわかりにくいですが、奥まで延々とキヌガサタケが発生しています

これまでキヌガサタケは多くても10本くらいの収穫だったのですが、今回はきれいなのを中心に数十本は採れました(生えていたのは数百本はありました)。普段ならそのままスープなどに入れて食べておしまいですが、今回は念願の乾燥キヌガサタケを作ることにしました。中国などではキヌガサタケは乾燥保存しておいて戻して料理に使うのが一般的だそうで、市場などでも干した状態で売られています。


↑日本でもネットで販売されているのを発見しましたが、なかなか高価ですね。


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根元の部分は取り除きます

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たくさん採れました

帽子の部分は通常は表面の臭い部分を洗い流して食べますが、今回は乾燥保存ということで臭いが全体に移ると嫌なので、帽子自体を取り除きました。ちなみに、キヌガサタケはこの帽子部分の悪臭で虫などを呼び寄せて胞子を拡散させているので、来年以降もたくさん採れるように、取り除いた帽子部分はその竹林に撒いておきました。

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台所で洗っていると、白ナスかミニ大根でも処理しているようにしか見えない(笑)

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折れたものやちょっと古いものはそのまま炒めて食べました

さて、キヌガサタケの干し方ですが、まずは収穫時に付いた汚れなどを洗い流します。キヌガサタケはスポンジ状の柄をしていて、その隙間にゴミや汚れが入り込むので、いらない歯ブラシなどでやさしくこすって洗うのが良いです。
洗えたら、ザルに上げて水を切って、あとは干すだけ。乾燥法としては天日乾燥とストーブの上で乾燥させる方法の2種類を併用。日中は外で干して、夜は薪ストーブの上。だいたいまる二日でカチカチに乾きました。

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薪ストーブの上で乾燥

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こちらは天日干し

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乾燥剤を入れてパック詰め

しっかり乾燥したら、あとはパック詰め。これで乾燥キヌガサタケの完成です。乾いたらとても軽くなり、これだけ入ってちょうど100g弱くらいです。料理をしたらまた写真などを掲載していこうと思います。


−関連記事−
◆キヌガサタケに関する過去記事1
posted by 豆狸 at 06:56| Comment(0) | キノコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月04日

ハタケシメジ

数年前から採取しているポイントにハタケシメジを探しに行きました。
・・・が、全然出てない!

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なんだか黄色いキノコ発見!

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ドクササコという有名な毒キノコでした(笑)

周辺を念入りに探したところ、なんとか5本ほど確保はできましたが、周辺に老菌などもなく、時期が悪いわけでもなさそう。どうやら、このポイントもボチボチ終わりかもしれません。来年以降のハタケシメジは新規開拓の必要性がありそうです。

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ようやく発見

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ちょこっとだけ確保

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デカいホウキタケの老菌。もう少し早く見つけたかった!

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ヌメリイグチもちらほら

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ハタケシメジはバター炒めで晩飯の一品になりました
posted by 豆狸 at 20:43| Comment(2) | キノコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月03日

ニワトリたちの近況

ニワトリたちの近況です。

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緑餌にむらがるニワトリたち

寒くなってきて、4羽の年寄りチームはあまり卵を産まなくなりました。先日から換羽が始まっているので、また春には産卵を再開してくれることを願ってますが、この4羽は来春には5歳になるので、もうそんなに卵は期待できないでしょう。まあ、卵を産まなくなっても、食肉にする予定はなく、のんびりと余生を送ってもらう予定です。

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換羽が始まってます

今年は4羽のうち1羽が急に2週間ほど立てなくなるということがおきました。病気も疑いましたが、しばらくすると元気になりました。知り合いの養鶏家の方に聞くと、ぎっくり腰になるニワトリがいるとのことだったのでおそらくそうなのでしょう。
あと、別の1羽が夏頃から首がうまくのびなくなっています。別に食欲などは普通で元気なので問題ないのですが、ちょっと水などが飲みにくそうです。ニワトリの寿命は10年以上で、産卵停止は7〜8歳と聞きますが、長く飼うとこういうトラブルも増えてきそうです。一般の養鶏場では1年半から2年で廃鶏とします。個人でニワトリを飼育している人もある程度の年数で食肉にしている人もけっこういます。そういうサイクルにする方がこういったトラブルも少なく、効率がいいのは間違いないですね。

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油断するとすぐに膝や肩に飛び乗ってきます

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就巣中の1羽

あと、若い2羽のうち1羽が先月半ばから就巣に入りました。別に特に対処することもなく放置しています。まあ、そのうち明けるでしょう。ただ、問題はメインの産卵係が1羽だけになってしまって、我が家の卵の供給が3日に2個くらいのペースになっていることです。就巣に入っている1羽はまたそのうち産み出してくれますが、この2羽も来春で3年目となるので、産卵ペースが落ちることを考えると、来春に数羽新しく導入することも検討したほうがいいかもしれません。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

自然卵養鶏法増補版
作者:中島正
出版:農山漁村文化協会
発売:2009/7

↑我が家の自家養鶏の基本はこの本を参考にしています。強制換羽などは賛否両論あるそうですが、とてもためになる本です。
posted by 豆狸 at 23:12| Comment(0) | 養鶏日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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