まだ微妙に昨猟期の肉などが冷凍庫に入っているので、それの処分を継続中で、今回はイノシシの大腸を食べました。
このイノシシは昨年友人が獲ったもので、結構な年寄りのオスイノシシだったので、腸に付いたニオイもなかなか取れませんでした。何度も塩もみしてまあこんなもんか、という感じで冷凍しておいたものでした。
解凍した状態です。見た目はきれいですが…
今回、水に漬けて解凍してにおいをかいでみるとまだまだ臭い…。2度ほど再度塩もみしてみましたが、どうしてもニオイはとれず、そのまま焼いて食べてみるも駄目。
しかたなく、生のまま焼くのはあきらめ、ゆでてみました。2度ほどお湯を換えてゆでこぼしたところ、ほぼニオイは無くなりました。
ゆでたもの。これを適度なサイズにカットして再度ゆでました
で、そのゆでたものを網で焼いて食べました。なかなかおいしかったですが、やはり年取ったイノシシの内臓は処理もなかなか大変だと思った一日でした。
まだ、小腸も残ってるんですけどね…。
大腸の部位以外に 小腸 胃はどうでしょうか また 臭いを取る方法はやはり 湯通しを2回程度すればいいのでしょうか 湯通しの方法はゆでこぼしたぐらいで火を止めて水洗いすれば良いと思っています。塩もみでも多少臭いが取れるようですね。それとあばら骨をうまく外されていますがどの様な刃物でどう切り込むのでしょうか。あばら骨の肉が付いてる部分も刃を入れるのでしょうか。
小腸、胃ともにこの記事に書いたようなやり方でよいと思います。ただ、胃は腸よりもなんだか黒ずんだ汚れがこびり付いていることが多く、それを洗い落とすのが結構大変でした。
いらない洗濯機があれば、それに塩と一緒に放り込んで洗うのが一番お手軽だと思います。
あと、肋骨の処理ですが、背割りしてから、一本ずつはずしていきます。はずし方は骨の両側に切れ込みを入れて、腹側から骨を持ち上げるようにして刃物を骨の裏側に沿って入れていきます。そして、背骨のあたりまで来たらポキッと骨の根本を折ってはずします。刃物は普通の捌き包丁でやっています。
猪はバラ肉が大事なので、釣り糸やピアノ腺などを使って、肋骨の裏側の肉を丁寧に切る人もいるようです。