つくしももうたくさん生えてました
50羽から200羽くらいの群れが何カ所かで見受けられます。下見の際にお話しした農家の方によると、今年はヒヨドリの来た時期が早く、ほとほと困っているとのこと。どんどん獲ってくれと言われました。ただ、捕獲許可数が決まっているので、そんなにたくさんは獲れません。
網にかかったヒヨドリ
間違ってかかったムクドリはリリース
この日は、一カ所は事前にヌカを撒いて寄せていたポイントに網を張り、もう一カ所は、ほうれん草畑に張りました。寄せ餌をしているポイントは確実にそこにおりるので比較的楽ですが、そうでない畑の場合は、やはり、風向きや時間帯、地形、ヒヨドリの習性などを考慮して網を張る場所を決めます。畑に対して、網はほんの一部分だけしかカバーできないので、その場所を見極めるのが重要になります。
これだけ獲れました
この日は結局、2カ所で50羽以上は獲れました。ヒヨドリはもう少し暖かくなるとまたどこかへ行ってしまうので、有害駆除も3月中でおしまいです。
こちらでは、ヒヨドリを有害駆除で獲るってのは聞いた事が無く、びっくりしました。
ヒヨドリといえば、正月の間の焼き鳥用に、1、2回ヒヨドリ撃ちに行きます。
この時期は、みかんをタラフク食っているので、腹の脂を焼いた時の香りがすばらしく美味で、もうたまらなく旨いので、しんどいのも我慢して、朝から夕方までみかん畑に座り込んで捕まえています。
もちろん、焼き鳥かヒヨ飯です。
そちらは網で獲られるようですが、その方法ってのは、無双網などの猟法でしょうか?
よろしかったら、少しヒントでもご教授願えませんか。
この頃は、楽してチョピリ多く取りたいと思うようになりまして、横着になりました。
たとえば、みかん畑に網を張ったままにするのは、違法だと思うのですが、その行為が適法になる要件の様な事ってあるのでしょうか?
こちらではこの時期、ヒヨドリの被害が結構ひどいです。この間しゃべった農家の方のうち何人かは、キャベツの苗がほぼ全滅になったので、植え直したとおっしゃっていました。
この時期のヒヨドリは、冬季ほど脂はなく、また青菜ばかり食べているので青臭いと猟友会の先輩はおっしゃっています。
捕獲方法は、無双網です。網を張ったままにするのは違法ですが、網を張った状態でそこからワイヤーをのばしておき、獲物がその範囲内に入った時にそれを操作して、網をかぶせるというのは適法です。
「網を張る」と表現したのが誤解を生んだかもしれませんが、設置した状態は、網が地面にたたんで置いてある状態なので(狩猟読本でいうところの「穂打ち」にあたります)、そのままでは獲物は引っかかりません。
ヒヨは確かにミカンが好きですね。ミカン畑で捕獲する場合は、網を設置する平坦な場所があるかどうかが問題になりそうですね。
貴方の本は買って観ていますがヒヨドリのことは 載っていません、お願いいたします。
ヒヨドリの捕獲方法は、本に載っている「無双網のメカニズム」という図で紹介されている方法と同じです。ただ、餌を撒いて寄せる場合と被害を受けている畑に設置する場合があります。餌は、ヌカやミカンなどを好みます。
無双網は中京銃砲火薬店(URL:http://chukyo-gun.co.jp/)などで販売されていますよ。