「大きさはそやなあ、親指の先くらいやなあ」
「それで、村の若いもんがかっこつけて高下駄履いて歩いてたら、その歯と歯の間にスーッと入ってスッテーンッと転ばす訳や。それで相手があわてとる隙にサーッと弁当盗んで逃げていくんじゃ」
「ありゃあほんまにいたずら好きな動物や」
これは、私が子供の頃からよく祖母に聞かされていた話。数年前、もう90歳を越える祖母とまた豆狸(ちなみに「まめだ」と読みます)の話をしていると、横で話を聞いていた母が、
「最近はあんまり見んようになったわねー。おばあちゃんの頃はようけおったんやねー」
…豆狸は結構全国各地に言い伝えの残っている妖怪ですが、これだけ普通にその存在が語られていると何となくいるような気になってきます。
今も屋根裏をネズミがどたばた走り回ってる音が聞こえてますが、それが実は豆狸だったりして…とか想像するとなんとなく楽しい気分になってきます。
ま、ネズミ捕り器にかかってたらびっくりですけど…。
というわけで、その愛すべき妖怪から私のニックネームはとらせていただいてるわけなのです。
返信が遅くなり、申し訳ありません。
鹿肉や猪肉の燻製はおいしいですね。猟をされない方がそのような形で獣肉を利用してくださるのは大変うれしいことです。
また何かありましたらお気軽にコメントいただければと思います。
またお返事遅くなりました。
私も冷凍庫にまだ昨猟期の肉が残っているので、時間を見つけて燻製しようと思っています。
風乾小屋、よいですね。
こちらこそ、よいレシピなどありましたらまた教えてください。
では、今後ともよろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
当ブログではカテゴリーごとに記事を構成していますので、関心のある記事にお気軽にコメントしていただければと思います。
ではでは、今後ともよろしくお願いします。
あれは45年ほど前、岐阜の長良川そば谷沿いの茶店にて、
(おそらく関市近くではないかと思うもです、今は道も変わってしまい)
30cmくらいの体長の親と子の小さな狸を10頭ほど見ました。
店の人は豆狸と言っていましたが、もう確認することは出来ません。
実在したのか(今も居る)妖怪しか居ないのか、不思議でなりません。
メアドは記載されるのでしょうか?
豆狸の話は、全国各地で存在しているようですね。その大きさも猫丸さんのおっしゃるくらいのものから、僕の祖母が言っていたような数センチのものまで色々のようで。
興味深いお話をありがとうございます。