2009年11月24日

1頭目のイノシシ

昨日のシカに続けて、イノシシもワナに掛かりました。
見回りに行くと久々にヌタ場の使用跡があり、これまでの餌場から私のワナエリアのほうに行動範囲を広げてきている痕跡がありました。
お、これはひょっとしたら・・・と思っていると、予想通り4つ目のワナにかかっていました。

PB230580.jpg
小さいなりにこちらを威嚇しています

ただ、狙っていた親イノシシではなく、ドンコ(この春に生まれた仔)・・・。どうしてもドンコのほうが警戒心が薄く、またちょろちょろと動くため、親より先にワナに掛かる確率が高いです。
今回はリリースしようかと考えましたが、脚の状態を確認したところ、だいぶダメージを受けており、放しても自然界では生きていけない可能性も高そうだったので、処理することに。木に絡んで全然動けない状態だったので、押さえ込んでそのまま頚動脈を切断しました。

PB230581.jpg
脚が木に絡んで全然動けない状態です

で、今日の夕方2時間ほどで解体しました。サイズの割には良く脂がのっていて、肉もやわらかく美味しいのですが、いかんせん取れる肉の量が少なすぎです。せめて来年、できれば2年後に出会いたかった。

まあ、とりあえずはこいつの親の行動パターンをしっかり把握しないといけません。
posted by 豆狸 at 23:34| Comment(9) | 狩猟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。
今年も猟期が始まりましたが、あっというまに11月も終わりが近づいていますね。
私も今日今年初のイノシシがかかりましたが同じくドンコでした。
そしてなんと、罠が鼻にかかっていたので逃がしてやりました。
ほんとに小さくてかわいらしかったです。
ここには相当でかい親もいるようなので、今度はそいつがかかってくれることを祈るばかりです。
お互いいい獲物が取れると良いですね。
Posted by オイノコ at 2009年11月26日 00:09
いつも興味深く読ませていただいております。

猟について何の知識もないのですが、初めて猟(ワナの見回り)に連れて行ってもらいました。台湾屏東県の来義郷でパイワン族の方にです。

半日、道のない所を歩き回り、括りワナが30箇所ほどと地面に埋めた金属板(それしか見なかったので全体像は分からず)に落ち葉を被せたものが何箇所かでした。その方の猟場はそこを含む3つのピークがある範囲でとても沢山のワナが仕掛けてあるとのことです。括りワナにかかっていた20キロ程のイノシシを銃で心臓を撃ち背負って下りました。

帰ってすぐに庭で処理したのですが、小1の男児も前足を押さえたりして参加していました。猟に行ったのはパイワン族の方と私の二人でしたが、肉は皮と共に小分けされ皆に配られました。皮は美味しいものとして老人達が食べ、若輩の口には入らないとの事です。頭は慶事弔事のある家に送られるそうで、偶々弔事のあった家に差し上げました。塩茹でのレバーがとても美味しかったです。腸は後で糞の臭いの中、水を流しながら洗っていました。考えれば臭いは当たり前なのですが、その過程を経てはじめて美味しく食べられる事を初めて認識しました。
Posted by メイウェンティ at 2009年11月26日 11:31
オイノコさん、お久しぶりです。
ドンコは好奇心旺盛なのか、鼻でかかる率が高いように思います。
ほんとに、良いサイズのイノシシが獲れるとよいのですが、シカの猛威に完全に劣勢です。
正直なところ、良いサイズのものが1〜2頭獲れたら、もうそれで満足って感じですね。
Posted by 豆狸 at 2009年11月27日 01:52
メイウェンティさん、こんばんは。
詳細なレポートありがとうございます。大変参考になります。

ちょっと質問があるのですが、その「皮」はどういう処理がされていますか?毛は抜いたのか、それとも焼いたのか、教えていただけるとありがたいです。
日本でもイノシシの毛を湯引きした皮を酢味噌で食べる地域があるそうです。また、肉に皮をつけたまま解体する地域も多いです。

あと、頭がそのような利用のされ方をするのは、狩猟がしっかりとその地域に根付いたものとして行われているということですね。うらやましいです。
内臓の処理はなかなか大変ですね。
私も時間のある時はやりますが、そうでない時は、心臓とレバーぐらいを取っておいて、処理の大変な消化器系の内臓は山に埋めてくることも多いです。まあ、それは2,3日もすれば、山の獣が食べてくれるので、無駄にしているという意識はないですが。
Posted by 豆狸 at 2009年11月27日 02:00
今期イノシシ一頭目おめでとうございます!
Posted by マンガ家 at 2009年11月27日 09:52
やりましたねぇ〜♪
今年、初の猪ですか?

おめでとうございます!(b^ー°)

ところで子猪は『瓜坊』ないし『うりんぼう』などと呼ばれますが『ドンコ』と言う表現もあるのですか?サイズや年齢の違いでしょうか?
…閑話休題

私もようやく約4ヶ月に渡る入院生活が終わろうとしております。これから『ハンター兼ドクター』を目指して日々精進してゆく所存です!(b^ー°)

豆狸さんもどうかお怪我のないように。
Posted by おりおのび〜る at 2009年11月27日 15:21
皮は茹でて毛を抜く(もしかしたら反対かもしれません)と言っていました。どんな味付けかは聞き漏らしました。なお、背中の毛は美しいものとして尻尾つきで長方形に切り取りました。以前お話した頭飾りやベルト等に使うそうです。

「狩猟が根付いている」、今まで行った原住民族の村でそう思わせる話を聞いたり、目にしたりした事が何回もあります。台湾での狩猟に関する決まりはよく分かりませんが、今回ご一緒した方だけでなく何人かの方が銃を手作りしていました。2つに分けて持ち運びし、猟の前にネジで組み立てるのです。さらにその銃を持って、夜狩りをすることもあります。その時は標準を合わせるのに赤い光線を使います。
Posted by メイウェンティ at 2009年11月28日 20:41
マンガ家さん、おりおのび〜るさん、こんばんは。
まあ、1頭目といっても普段は逃がすようなサイズですからねえ・・・。
仔イノシシに瓜模様があるのは夏くらいまでで、冬になるともう模様は消えています。ですので、いわゆる瓜坊なのは夏くらいまでで、これくらいの時期の当歳イノシシは猟師のあいだではドンコと呼ばれています。ちなみに2年目のものはフルコと呼ばれています。

あと、怪我や病気は本当に気をつけないといけませんね。商売でやってるわけではないですので、のんびりやりたいと思います。

Posted by 豆狸 at 2009年11月28日 23:00
メイウェンティさん、こんばんは。

色々詳しく説明していただき、ありがとうございます。ブログのレポートも読ませていただきました。大変興味深かったです。

日本では、
ワナの数は30個まで
ワナの直径は12cm以下
夜間の発砲は禁止

など、決まりごとが多いです。
昔は、ヌタ場に潜んで夜中に来るイノシシを撃つ「ヌタ待ち猟」というのもあったと聞いています。考えるだけで寒そうですが・・・。

Posted by 豆狸 at 2009年11月28日 23:03
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