
家のすぐ裏手です
普段は枯死木は自分で切り倒すのですが、今回ばかりはさすがに素人では難しすぎると判断して、知り合いの林業のプロの方にお願いしました。
さすがに手際よく、半日ほどですぐに終わりました。
私は横で手伝いつつ、見学をしていましたが、その段取りをせっかくなので、メモしておきます。ただ、素人の私のメモなので抜けている工程があるかもしれませんが。
1.倒す方向を決める。他の大きい木をよけつつ、安全な方向を決める(今回は家の方に倒れると大変なので、基本的には家の反対方向)。
2.その方向にある他の木をまず伐採し、さばく。
3.木のなるべく高いところで、引っ張って偏らないところにワイヤーを掛けてチルホールで引っ張る。

チルホールは滑車で方向を変えます
4.木の根元が伐倒後にズレ無いようにロープで他の木に固定。
5.受け口、追い口と切込みを入れて、「つる」を残す。
6.追い口のほうにクサビを打ち込む。

チェーンソーがぎりぎり届く直径でした
7.チルホールで引っ張る。
8.伐倒完了。あとは、適度なサイズに玉切し、枝などをさばいて終了。

きれいに家の反対側に倒れました
いやはや、寸分違わず決めた方向に周辺の木をかわしながら倒す技術はお見事でした。私も周りに何もない枯死木で練習しようと思います。
しかし、今回の分だけで来年の冬の薪がそこそこ集まったのもうれしい副産物です。頑張って薪割りしないといけませんが。

これで安心して眠れます

あとはこれを40cmに玉切りして割るだけです
今日は罠チェックをして帰ってきたばかりです。最近少少中だるみで猟果がありません。糠の食いも悪いので動きが少ないと思います。
さて伐採ですか。椎茸用の木を切ることはありますが大木は怖くて切れませんね。風の影響で思わぬ方向に倒れる場合もありますから。尚枯れ死した木は椎茸用には使えないですかね。先月倒した可なり大きい原木がありますので猟が終わったら菌を打つ積りです。年末までに猟果がありますように祈っています。
枯死した木が椎茸に使えるかどうかは、私も判断しかねているところです。ナラ枯れはだいたい6月頃に起きて、その頃から水の吸い上げが止まるとなると、ちょっと乾燥しすぎている可能性があります(普通は秋から冬にかけて伐木し、翌春に菌打ち)。あと、キクイムシの持ち込んだ菌がどれくらいまわってしまっているのかという問題もあります。ちなみに椎茸の菌を打つのに適したサイズの太さの枝の部分にはキクイムシ自体は入ってはいません。
まあ、せっかくなので、今回の木でちょっと試してみようかとは思っています。
ただ、結果がわかるのは2年後ですが・・・。
あけましておめでとうございます。
幹の太い部分は中を刳り貫いて日本ミツバチの巣箱にしてはどうでしょうか?
最近知り合った方がもっと細い杉の間伐材で巣箱を作って置いておいたら全部に日本ミツバチが入ったそうです@@;
来年には間に合うようにウチでも試そうと思っていますd^^
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
ニホンミツバチいいですねえ。結局去年の春は巣箱を2つだけ家の裏に放置しておいただけだったので、1群も入りませんでした。この春はもう少ししっかり待ち箱を置きたいと思っていますが、なんか今年も時間がなさそうな雰囲気・・・。
うまくいったらまた教えてください。
ちなみに巣箱にするのはコナラの木はあんまり向いてないかもしれません。杉に比べて重さが倍ほどあって持ち運びも大変ですし、いろんな菌も入りやすい木なので、長持ちしない気がします。
まあ、今回のはキクイムシがすでに入っているので、そもそも加工には向かないでしょうから、燃やしてしまうしかないですね。