2010年01月04日

鹿スネの干し肉の作り方

普段、スネ肉は煮込み料理やしぐれ煮、鹿肉油漬けなどに使いますが、他の部位と比べるとどうしても使い勝手が悪く、気づけば残ってしまっていることも多いです。

PC240660.jpg
塩漬けにしたスネ肉

で、最近、我が家の小さい同居人(2歳)が、鹿の干し肉にハマっていることもあり、試しにスネ肉で作ってみました。

作り方は、
1.塩と胡椒をスネ肉にもみ込み、1週間冷蔵庫で放置。今回はこども向けに塩分濃度はかなり薄め(肉1kgに対し、塩10g、胡椒少々)。

2.それを乾燥目的も兼ねて一晩燻煙(50〜60℃)。

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これは一緒に作った猪ベーコン

3.ある程度硬くなったスネ肉を繊維を断つ方向に薄く切る。

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なるべく薄く切った方が乾きやすいし、食べやすいです

4.それを干し網などに入れて、カチコチになるまで乾燥させる。

これで完成です。あとは、乾燥剤などと一緒にビンやジップロックなどに入れて保存するだけです。

P1030696.jpg
これまでの経験上、湿気させなければ半永久的に保存可能です

スネ肉を薄切りにするとちょうど一口サイズになり、こどもにあげるのに最適です。噛んでると味が出てくるので、大人のお酒のアテにもよい感じです。
かなりスルメに近い感じなので、あぶって食べても美味しいかもしれません。
posted by 豆狸 at 23:38| Comment(5) | 燻製 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あけましておめでとうございます。
今年も楽しませて頂きます。

干し肉でいっぱいやって見たいです(笑)
Posted by ボヤッキー at 2010年01月05日 04:30
豆狸さん
明けましておめでとう。
すね肉は確かに残りますね。干し肉は何度も作りましたが矢張り燻製の方がスパイシーで美味いと思います。干し肉を作っているとイタチが二階のネットまで夜忍び寄って来まして気持ち悪いです。今期見回り不十分とタイミングの悪さで鹿が死んでいるケースが三回あり、殆ど腸を食い荒らされています。鹿には申し訳ないと思いつつ少し離れた所に放棄すると翌日には全く影も形もありません。多分埋めても掘り出されると思いますが。
正月くらいは殺生はしたくないのですが師匠には通じないようです。中々協同作業は難しいですね。今年も楽しく勉強になる話題をよろしく。
Posted by topsyurei at 2010年01月05日 14:14
あけましておめでとうございます。

うう〜。美味そう!!
我が主人公にも作らせてみようと思案中です。(^^)
でも自分でお肉購入してやってみようかとも〜。。
Posted by マンガ家 at 2010年01月07日 12:39
topsyureiさん、こんばんは。
ワナは毎日見回り出来る範囲だけに仕掛けるのが大原則だと思いますよ。以前、イノシシも死んでいたとおっしゃっていましたが、もう少しワナの設置場所や設置数を考え直された方がいいかもしれません。
Posted by 豆狸 at 2010年01月08日 21:21
マンガ家さん、こんばんは。
確かに、自分でいっぺんやってみてからマンガに書いた方が色々説得力があるでしょうね。
楽しみにしています。
Posted by 豆狸 at 2010年01月08日 21:23
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