まず、以前紹介した中島正著「自然卵養鶏法」を参考に餌の配合割合を以下のように決定しました。
数値は、現在の11羽中の5羽がメンドリでそれらを継続飼育する場合を想定しています。
※発酵飼料に関しては導入するかどうかは現在はまだ検討中。
a 穀類 40
b ヌカ 35
c 魚類 3
d おから 7
e 貝殻 5
f 緑草 10
aの穀類は現在はコゴメ(クズ米)を与えており、しばらくはこのまま。1羽あたり40g、5羽で200g。年間70kg
bのヌカは農協の精米所で入手可能。1羽あたり35g、5羽で175g。年間60kg。
cの魚類は1羽あたり生魚で10gと想定。年間3・5kg。5羽で年間18kg。これは料理の際に出るアラ、春期以降の釣り・漁の雑魚利用でまかなうことが可能。
保存方法は冷凍、乾燥など試してみる。昔ながらの方法としては2時間ほど煮てからヌカと混ぜるというやり方がある。
当面はなにか代替のものを用意する。
dのおからは1羽あたり7gとする。年間2・5kg。5羽だと年間15kg。これに関しても豆腐屋でただでもらえるならもらうが、いまいちめんどくさいのでなんとか自家調達を考えたい。
案としては最近はやりの自家製豆腐作りを始めることで、おからを作るというのが考えられる。
試案:1回あたり300gの大豆を使い、2丁分の豆腐を作る。それにより出来るおからは400g強(推定)。5羽の10日分に相当する。つまり、10日に一度豆腐作りを生活に組み入れることでおからの自家調達が可能となる。年間の大豆の消費量は約10kg、にがり1000cc。
eの貝殻は、1羽あたり5g。年間約2kg。5羽だと10kg。これは春期の潮干狩り、夏の素潜りの際に拾ってきてそれを砕けば自家調達可能。当面は市販のボレー粉を利用。
fの緑草は、春期から秋期は庭先の雑草を利用。1羽あたり生草で70gとし、5羽で350g。
冬季はクズ野菜の利用や簡易サイロの導入も検討する。自家調達は問題なし。
それと飼料への若干の小石の投入もする必要がある。
私も貯金も無いのに有機農法で新規就農したすっとこどっこいです(^^;
余裕ができたら50羽程度で養鶏し、鶏肉と卵と鶏糞を自給しようと目論んでおります。
新規就農する前に修行していた農家では、養鶏場で廃鶏となった鶏を安く引き取って飼っており、世話をしておりました。
恥ずかしながら餌の量は計算せずにやっておりました。おから・米ぬか・くず米(麦)・かにガラを混ぜた自家配合飼料と野菜くず、畑の雑草を与えておりましたが、廃鶏だっため産卵率はよくても50%ほどでした。
米ぬかは1袋約20kg入りが200円〜400円ほどで入手できます。コイン精米所で入手できればただで手に入りますが、米ぬかの取り出し口に鍵がかかっていることもあるようです。
砂嚢のための小石は中島式のように平飼いでしたら自力で探し出してくれることと思います!
50羽とは実現したら楽しそうですね。卵は自給どころかご近所に配っても余りそうですね。
農家の人が小規模養鶏をするのはほんとに効率がいいと思います。
廃鶏は、地域によっては無料でもらえるところも結構あるようですね。なんどか食べるためにいただいたことがあります。
餌の配合割合とかは、単にひまだったので計算してみただけで、「自然卵養鶏法」にも10羽程度の少数飼育の場合、あるものをどんどん与えてお金をかけないことを優先すべきって書いてあるんですよね。
ヌカは最近、近所の農協の精米所でいくらでも無料でいただけることがわかったので、とりあえず入手は問題なく出来そうです。
小石はたぶん当分は地面のもので大丈夫だと思うのですが、地面が鶏糞で埋まっちゃったあとは必要かなと思いまして…。
あと、先日、猟友会の知り合いを通してコゴメ(くず米)を300kgももらってしまいました。5羽しか飼わないのなら単純計算しても4年以上はもつ計算に…。いやいや、ありがたいことです。
米ぬかやこごめがただで手に入るのは強みですね!私が就農した大島は米を作っていないので入手は困難です。いつかは陸稲で米や麦を作りたいのですが、、、一人では作業に限界がありますから、、、当分先です。
その代わりカルシウム分は海の貝の他、カタツムリ類の個体数が多く、殻もたくさん落ちているので無料でまかなえそうです。
また狩猟の話などお聞かせください!
狩猟は実は猟期というのが11月15日から2月15日で終わったばかりなので、しばらくは目新しいことは書けないのですが、ぼちぼちまたいろんな話を書き込んでいきます。