花が咲いたフキノトウ
今回は、10個ほど収穫してフキ味噌にしました。一般的にフキ味噌と呼ばれますが、正確にはフキノトウ味噌です。
以下、そのレシピ。
フキノトウ収穫
1.まずは採ってきたフキノトウを洗って、汚れてる葉っぱなどを取り除きます。
まだ開いていないものはアクが抜けにくいので、半分に割ります。それを軽く塩ゆでしてアク抜きし、茹で汁を捨ててから冷水にさらします。
これはかなりしっかりアク抜きをする場合で、熱湯を使わず、採ってきたものを一晩冷水に漬けといてもいいです。さらにフキノトウの苦味がしっかり味わえるフキ味噌にするなら、このアク抜きの工程は飛ばしても良いです。
アク抜きをすると、水が茶色くなります
2.次にその水を切り、細かく刻んで、炒めます。使う油は好みです。サラダ油、ごま油、バター、猪脂、なんでもいいです。動物性の油を使ったほうが、肉味噌っぽい風味が出るので、今回はバターを使いました。
で、しんなりしてきたらそこに料理酒、みりんを投入し、砂糖、味噌を好みの割合で溶かし入れます。分量は適当です。
これくらいにすると苦味はだいぶ抜けます
刻むのは適当に
調味料を投入
3.で、水気がとんだらできあがり。熱いうちに瓶やタッパーに移して保存します。冷蔵庫に入れて数週間は大丈夫です。フキ味噌は基本的には白いご飯と一緒に食べるものですが、焼いた肉と一緒に食べたり、トーストに塗って食べるという人もいるそうです。
今回のレシピだと子どもでも食べられる苦みの少ないフキ味噌になります。
これでほぼ完成
白いご飯と一緒に食べましょう
※当記事は2006年2月28日投稿の記事のリニューアルです。
私の場合は、ふきのとうの量を味噌の倍くらいにし、加える酒は料理酒でなく、いわゆる日本酒の「燗ざまし」を使います。この方が味がマイルドになるような気がします。
基本的に保存食ですので、ジッパー付きの保存袋で冷凍庫に入れます。小出しの分は空きビンに入れて冷蔵庫に・・ 前者は半年、後者は1か月くらいは持ちますね。ごはんに載せてもおいしいですし、トーストに塗ってもいいです。
今春はほかに、タラの芽、きゃらぶき、ウドなども使ってみました。ウドは実ざんしょうや赤とうがらしを入れると、味が引き締まります。
自然に感謝し、少しずついただいてくることが、毎年恵みを享受できるコツのような気がします。
私も料理酒に使うのは安い純米酒ですが、燗冷ましを使うというのは始めて聞きました。今度やってみようと思います。
トーストに塗るというのもやってみたことがないので今度やってみます
また色々お教えください。
フキノトウペースト良いですね!
刻んでパスタにしたことは何回かあるのですが、そのソースの保存用という印象で、確かに使い勝手がよさそうですね!機会があったら一度試してみたいと思います。