2006年04月17日

マテ貝の捕り方

昨日、知り合いの家族数組と一緒に潮干狩りに行ってきました。
昨日は大潮だったので、潮干狩りには最適の潮でした。潮干狩りに最適な時間帯は、干潮の時間から前後2時間ずつくらいです。特に潮が引いていく時の方がやりやすいし、安全です。

潮干狩り.JPG
ちょっとまだ肌寒かったです

で、行ったのは入浜料がかかるものの、天然のマテ貝が多くいることが有名な海岸。目的はもちろんマテ貝。去年10数年ぶりに塩を使ったマテ貝捕りをして、はまってしまい、今年もアサリには目もくれず、最初からマテ貝を狙いました。

マテ貝の捕り方は、

1.マテ貝がいそうな辺りを探す。マテ貝の死骸を探すのがよい。地面からマテ貝が飛び出したまま死んでいる辺りには確実にマテ貝はいます。

DSCF1617.jpg
食塩を片手に、クワで砂浜の表面を削っていきます

2.塩の引き際の砂浜の砂をクワ・スコップなどで数p平らに削り取ります。すると、マテ貝の穴が出てきます。

DSCF1618.jpg
掘って出てきた穴に塩を入れます

3.出てきた穴すべてに塩をふりかけます。一つの穴に10gずつくらいはいれましょう。そして、しばらく待ちます。

CA340223.jpg
塩はケチらず、ドバッと行きましょう

4.塩にびっくりしたマテ貝がにょきっと出てきます。最初は呼吸管のようなものが出ますが、それを引っ張ると切れてしまいます。貝殻の部分がちゃんと出てからつかみます。

5.つかんだら引っこ抜きます。マテ貝が出てきた瞬間にそれにあわせて引っ張れば簡単に抜けますが、戻るタイミングで引っ張るとマテ貝は尻の部分をイカリのように変形させて、踏ん張ります。この時、無理に引っ張ると尻が切れてしまいますので、じっくりと引っ張りましょう。ときどき力がゆるむのでその時に引っ張り出します。

CA340224.jpg
これは、マテ貝にねばられているところ

6.これで無事捕獲です。マテ貝は固まっているので、その周辺でどんどん捕りましょう。昨日の感じでは、深いところの方が大きいやつがいるように思えました。

マテ貝はバター炒めでも酒蒸しでも、串焼きでもなんでもいけます。なによりアサリなどと違い、砂をかんでないので、家にたどり着いたらすぐに料理して食べられるのもよい点です。あと、子どもも大喜びで夢中になります。

CA340222.jpg
マテ貝はアサリやハマグリよりも生命力も強い気がします

今回は100本位しか捕れなかったので、みんなで食べましたが、今度はもっといっぱい捕って干したり、燻製にしたり、佃煮にしたりしてみようと思います。

ちなみに潮干狩りの必携バイブルは原田知篤『潮干狩り〈2005年改訂版〉』です。潮干狩りの本はこの本しかないんじゃないかな〜。


−関連記事−
◆マテ貝に関する過去記事1(20070630)
◆マテ貝に関する過去記事2(20120528)
posted by 豆狸 at 19:38| Comment(12) | TrackBack(1) | 釣り・漁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 先月,長野の子ども達と一緒に各駅停車で広島(郷里です)に行ってきました。厳島神社と平和公園を見学し、宮島では潮干狩りでアサリ掘りとアナジャコ釣りを体験してもらうつもりでしたが、寒さに震え上がってさっぱりでした。
 マテ貝の話しも出たのですが、生憎マテ貝は獲れないのでスーパーで買って帰り、塩茹でで味わってもらいました。大きくて食べ応えがあり、好評でした。バター炒めの方がよかったかも!
 この次は子ども達と一緒に伊豆の磯に漁りに行きたいと思っていましす。
 広島での潮干狩り,TBさせて頂きました。
Posted by 木偶野呂馬 at 2006年04月19日 11:39
トラックバックありがとうございます。
記事拝見しました。潮干狩りは子ども連れで行きやすい日本古来からのアウトドアですよね。
また今度は5月くらいに行こうかと思ってます。
しかし、ちょっと酒がまわった後、同行した友人達はグリルで焼いたマテ貝を殻ごとバリバリ食ってました…。
「これはエビの尻尾よりは断然食いやすくてうまい!」
だそうです。



Posted by 豆狸 at 2006年04月19日 19:51
 TB有難うございます。瀬戸内にはマテ貝はあまりいなくて私は実はマテを獲ったことはありません。体験してみたいものです。
 冒険学校は登山・キャンプがメインですが、長野は海なし県なので子ども達を海につれて行きたいと思っています。
 広島は遠いので知多半島か新潟の海岸を考えていたのですが、豆狸さんのブログを見て,改めて伊豆を候補地として考えてみました。
 伊豆は松本からは意外に遠い所なので候補地に入れていなかったのですが、場所としては知多半島や新潟の比ではありません。
 なので、今夏のキャンプの候補地として検討しようと思っています。いろいろアドバイス頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。
Posted by 木偶野呂馬 at 2006年04月20日 00:12
あれれ、私の住んでるのは関西で、伊豆ではないですよ。こないだの潮干狩りも行ったのは兵庫の方の浜でして…。
クサヤの話しとかをかけ出しの百姓さんとしていたので、誤解させてしまいましたか。
なので、伊豆についてはよくわかりません。知多半島は、常滑とかでは潮干狩りは確か結構盛んだとは聞いたことあります。
Posted by 豆狸 at 2006年04月20日 21:08
 大変失礼しました。私は豆狸さんのテリトリーをなぜか伊豆の山の中だと思い込んでしまって、伊豆を想定したコメントを書いてしまいました。
 多分,豆狸の豆や大豆の豆の字から伊豆を連想して、そう思い込んでしまったのだと思います。 伊豆はアマゴ域でサクラマスは遡上しないし、ハタハタは秋田だし、トビウオは? 等々,縦横無尽のご活躍から太平洋に近い山の中と推測していましたが、関西にお住まいとは意外でした。
 引き続き、楽しい狩猟,採集生活を楽しんで読ませて頂きます。
Posted by at 2006年04月20日 23:06
 ご無沙汰しています。次男が岩国の磯で潮干狩りやら釣りやらやって情報を送ってくれているのですが、先日,マテ貝を獲ったと言って50本ばかり送ってくれました。バター焼きにしたのですが、焼く意外ではどんな食べ方があるのでしょうか? アサリのように貝汁にするのはどうですか?
Posted by 木偶野呂馬 at 2007年06月04日 02:41
お久しぶりです。
マテ貝は汁にしても普通においしいですよ。
あと、これまでやったことがあるのは、網焼き、バターニンニク炒め、天ぷら、酒蒸しくらいです。
醤油、ミリン、砂糖、日本酒くらいで煮詰めて佃煮にした時は、冷蔵庫で1週間くらいは余裕でもちました。
Posted by 豆狸 at 2007年06月04日 22:43
 さっそくのご教示ありがとうございました。
 今日はグリルで焼いたり、バターで炒めた奴にご飯を放り込んで焼き飯にしてみました。なかなかのものでした。明日朝は貝汁にしてみます。
 
Posted by 木偶 at 2007年06月05日 03:34
先日子供と一緒に海に泳ぎに行きました。泳ぎながら手で砂を掘るとマテ貝に触れることが出来ます。それをゆっくり引っこ抜く方法で120本余りとる事が出来ました。10cm位水があった方が大きなマテ貝が取れました。
Posted by 悠君のパパ at 2007年08月21日 15:32
悠君のパパさん、初めまして。
マテ貝を捕るのにそんな方法があるんですね。知りませんでした。潮が引いてから掘ってたまに捕れることはありましたが、結構たいへんでした。水中でやったら確かに砂も簡単に掘れそうですね。

今度ぜひ試してみたいと思います。教えていただきありがとうございました。
Posted by 豆狸 at 2007年08月21日 17:43
先回のマテ貝取りの補足ですが、僕も偶然採れてしまったんです。偶然でも余りの簡単さに大はまりでした。遠浅の海なので水温も適度に気持ちいいし、子供がおぼれる事もないし。3〜5センチくらい砂を掘るとマテ貝がいます。水の中で安心しているのでしょうか、指が触れるくらいでは逃げません。並んでいる物は、一気に2本同時に引っこ抜きます。3本は持てずに
逃げられてしまいました。
常に水がある場所の物は大型が多く、それもはまった
要因です。

Posted by 悠君のパパ at 2007年08月27日 18:22
聞けば聞くほど、なかなかよさげな捕獲法ですね。
確かに、塩で捕るやり方でも、まだ潮が引きはじめの頃は小物ばかりが捕れて、干潮時にギリギリのところでやると確かに大物が捕れます。干潮時の更に水中ならさぞかし大物ばかりでしょうね。
Posted by 豆狸 at 2007年08月28日 23:22
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Tracked: 2006-04-19 11:28