2010年11月26日

今年のイノシシの脂のノリ

今年は全国的にドングリが凶作だと言われていて、今期のイノシシの脂のノリが気になっていました。
さらに私の暮らす地域は、コナラを中心としたナラ枯れも被害が拡大しており、イノシシの食べ物が不足しているのは間違いない状況です。ちなみに、カシ類はそんなに凶作ということはなく、例年通り実を付けています。

実際、今年は我が家の裏山でも猟期前はイノシシの鼻跡などの痕跡は、例年になく多かったのですが、それはイノシシがたくさん来ているというよりは、餌が少ないため、1頭辺りの採餌範囲が広がっていると見るのが妥当なようでした。

で、解禁後、私がドンコ(オス、ハラ抜き20kg)を1頭と友人がハラ抜き45kgのオスを2頭獲ったので、その脂のノリを比較してみます。

PB181790.jpg
オス、ハラ抜き20kg

体重的に見ると、春に生まれて普通に順調に育ったドンコです。脂のノリもまあ標準。内臓脂肪もそれなりにありました。

PB201822.jpg
オス、ハラ抜き45kg

全く脂がありません。こんなイノシシはこれまで10年間狩猟をしてきて初めて見ました。骨格のサイズなどから見るに、普通に脂がのっていたらプラス10kgはあるはずの個体でした。こいつを解体した時は、今年のイノシシがみんなこんな感じなら、今期は猟はやめたほうがいいんじゃないかと思ったくらいでした。

PB221853.jpg
オス、ハラ抜き44kg

十分とは言えませんが、普通に脂がのっていました。しかも、このイノシシは上記の脂なしイノシシがいた場所のすぐ近所で捕獲されています。ということは、上記のイノシシがなにか特殊な理由(怪我、病気など)があって十分に採餌出来ていなかっただけで、他のイノシシはそれなりに餌は食べることが出来ているという推測が成り立つと思います。

まあ、贅沢を言えば、これからどんどん落ちるカシの実を十分食べさせて、それを脂に変えたくらいの12月中旬くらいに捕獲するのが一番美味しいかもしれません。
解禁日から普通に狙ってまだドンコしか捕れていない人間の言うセリフではありませんが・・・。

PB221848.jpg
冷凍庫整理のために、解体時の賄いとして供出された魚たち


posted by 豆狸 at 22:28| Comment(0) | 狩猟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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