だいたい毎年この時期に作りますが、それはこの時期は山菜採りのピークが過ぎ、鮎の解禁もまだもうちょっと先でちょうどひまになるからです。あとは、蚊がまだあまり出てないというのもこの時期に作る重要な要因です。
ビワの葉自体は深い緑色になった葉であればよいので、いつでも採取できると思います。まあ、この時期にやる場合は今年の新葉はまだ黄緑色なので1年越した去年の葉っぱになると思います。
洗い終わったビワの葉。大きいです
ちなみに今回は乾燥させるのですが、ビワの葉茶の作り方は本来は生葉を煮出して飲む方が一般的で、確かにその方がおいしいと思います。色もきれいな赤っぽい色になりますし、甘い味はルイボスティーのようです。
以下、その作り方。
1.深い緑色の葉を摘み取る。
2.タワシなどで葉の両面に付いている産毛をこすり取る。1年越したビワの葉は産毛のせいもあり、結構汚れているので、その汚れもきれいに落としましょう。ただ、表の毛はきれいに落ちますが、裏はなかなか大変です。どこまでやるかは個人の自由です。
3.水気を切って干す。凧糸などに通すとまとめて干せます。
4.ある程度乾いたら1センチくらいの幅にハサミで切り、ござにでも広げて干す。
5.完全に乾いたら、乾燥剤を入れて瓶などに保存する。
ビワの葉の有用成分は煮出し・漬け込でよく出るそうなので、5分ほどに出したあともビワの葉を取り出さずにおくのがポイントです。
1列に干すとなかなか壮観