2006年06月13日

農作物の鳥獣被害

実は狩猟・採集的生活とかいいながら庭先でみみっちく家庭菜園をしたりしています。ただ、住んでる場所柄、サルがしばしば来るのでたいしたものはつくっておらず、シソ、エゴマ、ミツバ、ハーブ、山菜などを細々と植えています。ただ、今年は台所に放置してあったジャガイモをこっそり3つだけ植えたり、鶏用のカボチャとか鈴虫用のなすびなども植えています。するとやっぱり発生したのが、鳥獣被害。

食われたミツバ.JPG
鹿に食われたミツバ。その後がんばって花を咲かせてます

まずはジャガイモが見事にサルにやられました。そして、青々と茂ったミツバの上の方だけを鹿がむしゃむしゃ食べていきました。で、あとはワイルドストロベリーは鳥が食べてるみたいです。
これまでは鹿はあんまり来なかったので対策をしていなかったのですが、このままではウナギの肝吸い及び牡丹鍋用のミツバをやられてしまうので、急遽柵を作りました。かなり雑な柵ですが、たぶん大丈夫だと思います。サルや鳥にはまったく効果はありません。

鹿防護柵.JPG
鹿よけの柵

これまでの経験では、猿はシソ、ミツバ、エゴマなど葉っぱ系のものにはあんまり興味がない。ニンニク、ネギは食べる。金柑は食べる。柚子は熟すと食べる。キウイにはあんまり興味がない。なすびとカボチャはかなり危ないと予想してます。鹿はミツバ、キクイモを食べました。猪は我が家に害をなしたことはなく、庭のアベマキのドングリを秋に食べに来て、2年連続冬に私に食べられてます。

しかし、これまでは鳥獣被害対策は狩猟の参考にするために興味を持って本を読んだりしてましたが、自分でやるとなるとなかなか大変ですね。なにぶん平地の農家の出身なんで、鹿、猪、猿対策なんてまったく必要なかったですから。しかし、まあ何事も経験かと。

posted by 豆狸 at 18:43| Comment(4) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こちらのおサルはカボチャには興味が無かったようです。昨年はまったくやられませんでした。硬くてめんどくさいのかも知れません。
根菜類は危険です。またセリ科の根っこを好んで食べるようです。北アルプスでは夏は山頂近くに登山しセリ科を荒らすようですし、大島ではアシタバの根を食い荒らします。三つ葉は引き抜かれないように注意してくださいね。
Posted by かけだしの百姓 at 2006年06月13日 21:44
サルはカボチャ興味なしですか。それはありがたいです。ゴーヤはたぶん大丈夫でしょうね。苦いし。

しかし、セリ科の根っことか食べるんですね。これまでまったく無防備にミツバは置いてましたが、まだ被害の経験はなしです。もう何十回とサルはそのそばには来ているはずなので、当地のサルはまだそれが食えると知らないんですかねえ。そのまま気づかないでいてくれるとよいのですが。
Posted by 豆狸 at 2006年06月15日 14:14
猪や鹿などの獣害対策に日本オオカミ協会ホームページの"Q&A"にあるように狼の導入を!
Posted by 名無し at 2013年01月10日 22:02
名無しさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
ご紹介いただいたホームページ見てみますね。
Posted by 豆狸 at 2013年01月10日 22:37
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