といっても、その時は腹が減ってなかったのでさばくだけさばいて冷凍保存しました。
ヘビの解体はいたって簡単。ウナギのように目打ちをしてもいいですが、ウナギのようにぬるぬるもしていないし、開く必要もないので、私はまずは首の周りの皮を一周切ります。
で、次にその皮を強引に剥がします。ちょっとだけ最初にナイフで切れ目を入れると楽にはがれます。
すると、何ともお手軽なことに内臓まで皮についていってしまいます。
あとは、首は切り落として、残りをキッチンペーパーなどで血をふき取ればもう終了です。
解体終了です。
ヘビの食べ方は中国などではスープが一般的です。骨から肉をはずすのはめんどくさいので、そのままぶつ切りで利用します。ただ、火を通しても骨からなかなか肉ははずれにくいので、スープにする際は圧力鍋を使ったり、長時間煮たりした方がよいと思います。
とりあえず冷凍保存
あと、皮を利用する場合は、なめす必要があるのですが、蛇皮なめしは詳しくないので、たいがいは内側のぬめりを塩で揉んで取りのぞいて、タワシなどでこすって終了です。前回のマムシは完全に乾燥する前のやわらかいうちにほうきの柄の竹に通しました。なかなか好評でした。
マムシの皮の柄のほうき
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◆マムシ酒の作り方
10年ほど前ですが私も捌いた事があります。
スープにすれば良かったんですねぇ、
食べ方知らなかったものですからブツ切りにして
醤油、酒、砂糖で普通に煮て食べました。
あばら骨が多いのと背骨が硬かったっていうのを
覚えています。
味は鰊に近かったような・・・。
皮剥くと内臓も付いて来るんですよね、
初めてだったんで私もオォ!ッと感動しました。
今度獲る機会があったら圧力鍋で
やってみたいと思います。
私も最近は蛇はマムシしか捕らず、それらはもっぱら泥抜きをしたあと焼酎に漬けていたので、さばいたのはずいぶんと久しぶりでした。
以前食べた時は、みんな鶏肉に近いという感想を言ってましたが、甘辛く煮ると魚っぽくなるんですね。
最近、ウナギ捕りに行く川で毎回のように蛇に会うので、ちょっと毎回捕まえていろんな料理法を試してみるのもおもしろいかも知れません。
私は実はアオダイショウはまだ食べたことがありません。猟の先輩からアオダイショウの肉は青臭いと聞いたことがあり、なんとなく避けていました。
ぜひ、食べてみた感想をお聞かせください。
マムシよりは旨みのない普通のヘビ肉という感じだったと思います。
まあ、5年以上前のことなのでうろ覚えですが・・・。
コメントありがとうございます。
毒蛇は私はマムシとヤマカガシしか捌いたことはありませんが、普通のヘビと同じでいいと思います。ただ、手に傷があるときなどは注意したほうがいいです。
もともと、身には毒はありませんが、マムシなどのヘビ毒は、加熱すると分解されるはずなので、きちんと調理すれば食べるのも問題ありません。
こんにちは。コメントありがとうございます。
ヘビは子どもでも簡単にさばけますよ。毒のあるやつはそれだけ注意してください。