一人で山から下ろしたら結構疲れました
掛かったワナはほんの2日前に架けたばかりのもので、その猟場のイノシシのメインロード。まだ私のニオイも残っていたと思いますが、他所から来たのでそんなに警戒もすることなくワナを踏み込んだようです。抑え爪までしっかり掛かっていました。
吊るすと大きく見えますね
で、さっそく解体しましたが、脂のノリはちょっとイマイチ。胃袋は結構パンパンだったので、もうちょっとドングリをしっかり食べさせてから捕ったらプラス何キロ分かは脂がのったかもしれませんが、そんな贅沢は言えませんね。
背割りしてみてもやはり脂は少なかったです
さてさて、フルコでもいいから捕ろうと思っていたこの猟場ですが、無事1頭捕れたので、でかいメスとフルコ・ドンコは今期は見逃して、来期のこの猟場のイノシシ状況を充実させてもいい気がしてきました(まあ誰かに捕られたら仕方ないですが)。週末くらいまで様子を見たうえで、ひょっとしたらさっそくの猟場替えをするかもしれません。
とりあえず25キロほどは肉が確保できました
今年は当地でも鹿が多く、農家や林業家は食害で困っています。猟期を少しくらい延ばしても、追いつかないほどの個体数です。頑張ってくださいね。
でも、早い時期に一頭確保できると余裕ができますね。まだまだこれから、腰を据えて行きたいと思います。
つるされたイノシシ・・圧巻です!!
鹿はほんとに増えていますねえ。
今日も一頭かかっていましたが、これくらいでは減らせている気が全然しません…。
そちらも早速捕れましたか。おめでとうございます。
脂に関しては、基本的には山の状況とドングリ次第ですね。過去にはこの時期でもよく脂ののった個体も捕れているんですけどねえ。
ちなみに、京都の山はここ数年かなり本格的にナラ枯れの被害を受けたので、山のドングリの総量がかなり減っています。特にコナラ、クヌギ、アベマキなどの落果時期の早い樹種がたくさん枯れたり、ダメージを受けたりしたので余計に脂の乗る時期の遅れがあるのではと推測しています。
ただ、昨年のドングリの凶作の際に熊がかなり広範囲にカシの木の枝を折ったので、落果時期の遅いカシのドングリの実つきもイマイチで、今期はトータルにあまりよい脂は期待できないかもしれません。
増えてる鹿さんたちも結構ドングリ食べますしねえ。
無事早い時期に捕れてよかったです。
上のコメントでオイノコさんもおっしゃってますが、なんだかんだ言って一頭目のイノシシが捕れるとちょっと一安心で、その後の猟期に余裕を持って挑むことができます。
まあ、しばらくは鹿が続きそうな気がしますが…。