2012年10月01日

ようやく初産!

4月下旬から飼育を開始したニワトリですが(メンドリ6羽)、ようやく卵を産み始めました。今のところ平均して1日3個ずつくらいなので、まだ産み始めて無い子が2〜3羽いると思われます。約200日くらいで初産となった計算になり、なるべく産み始めを遅らせるほうが将来的には長い期間卵を産んでくれるという考えからは、まずまずの状況です。

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順調に大きくなってきました

ちなみに、知人が同時期に同じ養鶏場から入手したヒナを配合飼料で飼育していたのですが、そちらではウチよりも1ヶ月半もはやく卵を産み始めました。やはり餌の違いというのはすごい影響があるのだなあと感心しました。

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可愛い卵が3つ

最近気づいたことは、ニワトリが積極的にカルシウムを摂ろうとしていることです。我が家では海岸で拾ってきた貝殻を小屋の中でハンマーで潰してから、エサ箱の中に移して小米や糠と一緒に給餌しているのですが(貝殻を割る時にどうしても周辺に飛び散るのがもったいないので、小屋の中でやっています)、最近はハンマーで割ってるそばから貝殻をついばみにやってくるのです。やっぱり、産卵を始めて自分でカルシウムが必要だとわかっているのですね。あたり前のことですが感心しまいた。

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だいぶ大人らしい顔つきになってきてます

あとは、タンパク質も多めに必要になってくるはずなので、冷凍庫のアユやワカサギ、素潜りで獲った魚をしっかり食べて、そのアラを彼女たちにまわしてあげないといけません。豆腐屋さんでオカラをもらってくるのも重要ですね。

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最初の卵はとりあえず目玉焼き!

鶏小屋の中は餌としてあげた雑草の茎が食べられずに干からびて鶏糞まみれになって残っているので、それらは畑の野菜のマルチ兼肥料として利用されています。そして、ようやく卵が手に入るようになったことで、良い感じの循環が我が家で始まりました。小規模養鶏はやっぱり生活の無駄をなくし、隙間を埋める感じでよいですね。

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友人が捕獲したモクズガニ。食べたあとのガラは当然ニワトリたちのごちそうに
posted by 豆狸 at 22:29| Comment(10) | 養鶏日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ニワトリ大きくなりましたね。以前はうちでも豆狸さんと同じ品種を30羽くらい飼っていたんですが、犬が死んでからは毎晩のようにイタチにやられました。相手も生きるのに必死だし 食べれもしないので捕まえる気も起きず。やっぱり食べて美味しい動物じゃない限りはこちらの防御の腕を磨くことで対抗すべきだろうかと思う今日この頃です。
Posted by 小金屋 at 2012年10月08日 03:41
はじめまして、こんにちは。
せなと申します、22歳の大学四年生です。
豆狸さんのブログは大変興味深く、更新をいつも楽しみにしています。いつもありがとうございます。

わたしは東京のど真ん中に生まれ育ち、自然や動物たちに囲まれた環境にはあまり恵まれませんでした。
しかし、成長するにつれ、自分が育った環境がいかに偏った狭い世界なのかを意識するようになり、自然や動物たちと同じ目線で共存し、切磋琢磨できる人間に憧れるようになりました。

「食べる」ことを核にした興味がどんどんと膨らみ、ついに先日、網・わなの狩猟免許を受験しました。(合否結果は来週です)
しかし、東京のど真ん中でわな猟をしようと思っても、なかなか難しい問題があります。
どの猟師さんに話を聞いても、どうしても銃猟が前提になってくるのです…それに、年配の猟師さんからすると、若い女性を猟に連れていくのはあまり現実的じゃないようです。

豆狸さんは、猟師仲間さんや友人・大学の後輩さんたちと毎年、新年会を開くと伺いましたが、やはりそういう場には、女性は近づけないものなのでしょうか?

Posted by せな at 2012年10月09日 04:27
お久し振りです。初産良かったですね↑↑
以前、ウコッケイ飼育した時は卵をなかなか産まず悩んだものです(-_-;)結局イタチに襲われて全滅しましたけど( ノД`)…

もう少しで猟期ですね!今年も無事手続きも終え猟期を待つだけですが、今年はドングリが裏年?ドングリが少ないせいか田や畑の被害が多く農家の方に泣きつかれ先週3びき猪を捕りましたが小さいし肉は付いてないしで知人に飼って貰うことになりました。駆除隊に入ってますが正直この時期の猪は捕りたくないんですけど農家の方々の事を考えるとって感じです。

今日、他の人のコメント見てたんですが、若い女性が狩猟免許受験したみたいですがマジ素晴らしいと思います!頑張ってもらいたいですね!
Posted by 夏菜 at 2012年10月09日 20:53
小金屋さん、こんばんは。
30羽が全部やられるというのはショックですね。
私も以前飼っていた4羽はキツネにやられてしまいました。
今回の鶏小屋はその反省を生かして、高床式にして土を掘って侵入されることのないようにしました。
ほんとは土の上で飼いたかったんですが。
Posted by 豆狸 at 2012年10月10日 00:08
せなさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。あまり更新しないブログなのにそう言っていただけると大変恐縮です。

そして、網・わなの狩猟免許を受験されたんですね。合格しているとよいですね。

さて、女性のワナ猟に関してですが、確かに銃猟と比べると少ないように思います(まあ、銃の世界もたいがい男ばかりですが・・・)。その一番の原因は、ワナにかかった獲物のトドメ刺しとその後の運搬でしょうか。グループでやることの多い銃猟と比べると一人でやるのが基本のワナ猟はその辺が問題になってきます。
あと、東京のど真ん中にお住まいですと、週末に猟に出られる銃猟と比べると、ワナ猟の場合は日々の見回りが問題になりますね。

その上で、女性でもワナをやっている人はいますのでできないことはないと思います。私の所属する猟友会にも私より年下の女性が一人いますし、私のところに獲物の解体の手伝いに来てくれる人は女性のほうが多いくらいです。宴会は当然、男女関係なくワイワイやっています。

あと、私のブログに時々コメントを寄せて下さる四国のオイノコさんのブログを紹介しておきます(オイノコさん、勝手に紹介してスミマセン)。
彼女もワナ猟をしていて、私なんかよりよっぽどたくさんのイノシシを毎年捕獲されてます。過去の記事などを読んでみたらいろいろ参考になるかと思います。

「みどりのスケッチブック」というタイトルのブログです。このコメント欄はURLを書き込むことができないので、このタイトルで検索してみてください。

ではでは、長くなりましたが、今後ともよろしくお願いします。
Posted by 豆狸 at 2012年10月10日 00:28
夏菜さん、こんばんは。
ご無沙汰してます。

やっぱり鶏飼育にイタチやキツネは付き物ですね。

あと、たしかにこの時期にイノシシを獲るのは確かにもったいないですね。ドングリが少ないとはいえ、猟期に入れば脂が乗ってくるのは間違い無いですし。まあ、私は基本的には駆除には参加していないので、あまりそういうことは考えなくても済んでいますが。

ほんと、気づけばいつの間にか猟期が迫ってますね。ワナの準備に山の下見、解体小屋の増築・・・、やらないといけないことがたくさんあることを思い出しました(笑)
Posted by 豆狸 at 2012年10月10日 00:35
お返事ありがとうございます。気軽に教えを乞える猟の師匠がいないので、豆狸さんの銃を使用しない狩猟のブログ大変勉強になってます。 豆狸さんは罠に掛かった獲物の止めを銃猟師の方に依頼することもあるのですか?
Posted by 小金屋 at 2012年10月11日 01:44
こんにちは。
無事に狩猟免許、合格してました(^o^)ヤッター

素敵なブログ、紹介してくださってありがとうございました。
オイノコさんの狩猟記事、すべて読ませていただきました。銃猟の資格もとられたんですね!

豆狸さんは、東京にいらっしゃることはないのでしょうか?
このブログの話をしたら、わたしの周りで豆狸さんにお会いしたことがある方が何人かいるようです。
わたしも機会に恵まれたらいいなぁと、神頼みしておきます^^笑

大したことは書いていませんが、わたしのブログ『無中毒』にも是非いらっしゃってください。
これから頑張ります!!
検索ワード:yumjam.blog91
Posted by せな at 2012年10月17日 21:07
小金屋さん、おはようございます。
御返事遅くなりました。
獲物のトドメ刺しは基本的に自分でやり(獲物が大きい時は友人と二人で)、銃を使用することはありません。
初めてのイノシシの時はその迫力に、銃を頼むことも考えましたが、結局一度も頼んだことはないですね。
Posted by 豆狸 at 2012年10月21日 07:58
せなさん、おはようございます。
狩猟免許取得、おめでとうございます。

しかし、お知り合いの中に何人もお会いしたことがある方がいるとは世の中狭いですね。まあ狩猟者人口も年々減っていっているので、これからはもっと狭くなると思いますが。

東京のほうはなかなか行く機会はないですが、どこかでお会いできると良いですね。
京都の方へ来る機会がありましたらまたお知らせいただければと思います。

ブログ、拝見させて頂きますね。
ではでは、お互い頑張りましょう。
Posted by 豆狸 at 2012年10月21日 08:14
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