ただ、鹿はもう数頭は獲ろうかなと思っており、先日、久しぶりに午後に時間があったので山に行こうと思いました。で、帰宅後に解体小屋に荷物を取りに行くと、小屋の屋根に倒れかかりそうなアカメガシワの枯死木を発見。そう言えばこないだの風の強い夜に解体していた時、すごい音がしたのを思い出しました。

アカメガシワは蟻に食われたりして、けっこうよく立ち枯れする
そのアカメガシワは、横に生えている樫の木に倒れかかるようになっていて、自然のかかり木のような状態。ほっておくとそこから解体小屋の方に伸びている枝が屋根を直撃して、波板が破損してしまいそうな状況です。とりあえず樫の木にはしごを掛けて、上の方に登り、アカメガシワの幹にロープをかけます。そして、軽く人力で引っ張ってみたものの全く動かず。

結構高いところまで登ります
とその時、何やらモコモコしたかたまりが!あ、アラゲキクラゲだ!ロープをかけたのとは別の幹にアラゲキクラゲの巨大な株がありました。アカメガシワの枯死木にはかなりの確率でアラゲキクラゲが生えているように思います。しかも、その木を伐採して林内に置いておくと、何年かは継続して生えてくれます。ただ、自然状態のものと比べると元気がなくなるようで、立ち枯れの枯死木のものが立派なことが多いです。

立派なアラゲキクラゲ
とりあえず、今はまずは枯死木対策。人力では到底起こすのは無理なので、文明の利器「チルホール」の登場。テコの原理を使って1・6トンの重量物までワイヤーで引っ張れる道具です。これでアカメガシワを小屋と反対方向に引っ張ります。危ない枝の付け根に切れ込みを入れておいたので、ある程度引っ張ったらそこからボキっと折れました。あとはワイヤーを緩めるとその枝が下に下りてきます。

文明の利器「チルホール」
あとはその枝を捌いたら終了。ただ、なんやかんやで結局夕方までかかりました。今猟期は年明けからいろいろ用事を入れすぎたこともあり、全然猟に集中できていません。延長猟期が3月15日まであるけど、ぼちぼち終わりかなあ・・・。

アラゲキクラゲは当然収穫しました
はじめておじゃましますm(__)m
この前のイベントで一緒になり、楽しく過ごせました。ありがとうございました。
私も自然の物を頂くのが好きでキノコも大概調べ食しましたが、キクラゲはけっこう見かけますがあの薄っぺらい容姿からあまりいただこうとしたことがなかってスルーでしたね(^^;
今度見かけたらいっぺん収穫して野菜炒めにでも混ぜて頂たいてみますか(>.<)y-~
では又おじゃまします!
そろそろ、蜂場確保して日本みつばち準備しないと蜂雲見れませんよ_(^^;)ゞ
父がわな猟をしており、豆狸さんを知りました。(私自身は助手のようなことをしてます)
ブログを拝見して、薪ストーブの購入を決心し、鹿の皮なめしに挑戦し…。色々と参考にさせて頂いてます。ありがとうございます。
森からの頂き物、興味深く読ませて頂いてます。鹿の増加による影響…広くて深いですね…。
一般のキノコ同様、毒性のある物も有るのでしょうか?
キクラゲは中華に良くあるので中国のイメージがありますが、こんな身近にあるのですね。
クローズアップ現代の狩猟特集見て改めて野生動物について考えさせられました。
御返事遅くなりました。
こちらこそ、この間はいろいろお話を聞かせていただいてありがとうございました。
日本蜜蜂、再開したいのはヤマヤマなんですが、まだ熊の被害の出ない蜂場が確保できてないので、今年も厳しそうな感じです。
今後ともよろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
薪ストーブに皮なめし、よいですね。私もまだまだ勉強と挑戦の毎日です。
またいろいろと情報交換などできるとうれしいです。
今後ともよろしくお願いします。
キクラゲの仲間には毒のあるものはあまりないことになっていますが、私もキノコには詳しくないので、確実にキクラゲだとわかるものを採取するようにしています。
私の住む辺でよく見かけるのはアラゲキクラゲという種類です。
キクラゲは意外とどこにでも生えていて便利なキノコですよ。乾燥させておいておけますし。
野生動物をめぐる問題はほんとにいろいろ複雑になってきていると思います。
なので、種類は、2種類しか知りません。
採取していた場所も、ここ数年イノシシが出る為に一人で入山は出来なくなりました。
この様な、山の幸全般の貴重な情報、これからも期待しております。