2014年04月01日

冬場のニワトリ、換羽と産卵ストップ

前回の養鶏日記の記事を書いた1週間後の12月下旬から我が家のニワトリは産卵をストップしました。
一昨年の春にヒナを導入して、10月に初産。そこから15ヶ月ほど産卵を続けたことになります。冬場の産卵停止に合わせて、換羽も自然に行われ、冬場の寒い時期なのに一時期はずいぶんみすぼらしい姿になっていました(写真は撮り忘れました)。
そして、2月中旬に自然に産卵再開。2ヶ月の休養期間があったおかげか、大変順調なペースで良い卵を産んでくれています。

NCM_3496.jpg
冬場は畑に放して不足がちな緑餌を補う

NCM_3493.jpg
緑餌に飽きたら土を掘って虫探し

ちなみに、一般的な平飼い養鶏では、強制換羽をする所も多いようです。これは、産卵後10ヶ月を経過したくらいで、餌を絶つなどして強制的に換羽・休産させ、再度8〜9ヶ月程度採卵するというものです。これはなるべくニワトリを長く飼育するための技術で、大規模な養鶏場などはこういったことは経営効率を考えて行わず、産卵率の落ちる産卵後10ヶ月で廃鶏としているところがほとんどです。

NCM_3410.jpg
無事産卵再開!

さて、順調に自然換羽と休産期を経た我が家のニワトリたちは(ほっといただけですが・・・)、おそらくは今年の秋くらいまでにはちゃんと卵を産んでくれるでしょう。で、ここで多くの平飼い農家は廃鶏として処理し、お肉にします。
我が家はどうするかはまだ方針が決まっていませんが、今のところの予定では当面飼い続けます。5年くらいはペースが落ちるものの産卵すると言われているので、子どもたちにとっての最初のニワトリだし、飼い続けても良いかなと思っています。ただ、だんだん春にしか産卵しなくなるそうなので、我が家の卵の自給を考えると、来春には何羽か新たなヒナを迎え入れる必要はあると思います。

NCM_3538.jpg
卵のために牡蠣殻をたくさん砕いてあげます

まあ、色々試しているうちに我が家に最適のニワトリ飼育サイクルが出来て行くのではと思っています。いずれはオンドリも飼ってヒナの自給もやりたいところですが、オンドリは近所の騒音問題もあるので焦らずボチボチやっていこうと思います。
posted by 豆狸 at 01:14| Comment(0) | 養鶏日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]