2014年04月14日

西洋ミツバチ内検記録

4月の第1週の内検時にハウス群は貯蜜が減少していたため、砂糖水(水900cc、砂糖1・5キロ)を給餌しました。花粉の貯蔵量も少なそうでしたが、ボチボチとハウス内のイチゴの花が咲いてきていたので、代用花粉などは与えませんでした。ちなみに、給餌器いっぱいに砂糖水を入れておいても、ハチは一晩でそれを巣板に移してしまいます。実際翌日にちょっと蓋を開けてみたら給餌器はもう空っぽでした。

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蜂の数はそこそこいるけど、貯蜜が少なく巣板が軽い

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蛹になっているエリアがたくさんあるのは、ビニールが張られる前の順調だった頃の育児の名残かな

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巣枠は増やさず、砂糖水を給餌

一方、屋外群は順調そのもので、巣礎枠を追加するタイミングが完全に遅れてしまい、仕切り板のかわりに入れていた給餌器に豪快な無駄巣を作っていました。5枚の巣板のうち4枚位は貯蜜たっぷりで、女王蜂が産卵スペースがなくて困っているような状況でした。なので、とりあえず巣礎枠を2枚追加しました。

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順調な屋外群

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給餌器がへんなことに・・・

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無理やり巣を作っちゃってます

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女王蜂も健在。真ん中の辺り

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とりあえず2枚追加

ちなみに、両方の巣箱でもオスバチが発生していました。オスバチがいるということは、分蜂の可能性もあると思い、念のため王台も探しましたが、特に無し。西洋ミツバチの分蜂は5月頃とのことですが、油断は禁物です。

なお、その後、4月の第2週にも内検しました。

ハウス群は、あまり状況が変わってなかったので同量の砂糖水を給餌。ただ、ハウスのサイドカーテンの開いたところから上手に出入りする蜂がちょっと増えているような気がしたのと、花粉を運び込んでくる量も少しは増えている印象でした。次回の内検で試しに巣礎枠を1枚追加してみようと思っています。

屋外群は、より活性化してきていて、1週間前に入れた巣礎枠にほぼ巣を作り終わっていて、産卵育児を開始していました。なので、ついに継箱をして2段巣箱にしました。その際に元々あった巣板のうち蜂児が多そうな巣板を2枚、継箱に上げて、上下それぞれを新たな巣礎枠でサンドイッチにしました。つまり、新しい巣礎枠を4枚追加したということです。巣板の数は4/7となりました。給餌器についていた無駄巣は今回撤去しようと思っていたのですが、半分以上が育児エリアになってしまっていたので、それらが無事成虫になってから撤去することにしました。なので、この操作が正しいかはわかりませんが、さらに産卵エリアにされないように他の巣板から離して2段目の端っこに設置しました。

さてさて、4月の第3週の内検ではどうなっているでしょうか。
posted by 豆狸 at 01:05| Comment(0) | 養蜂日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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