こんな感じの浜
かなりよいサイズです
今回は泥っぽいポイントだったので、においが若干気になりました。殻付きの料理をした時に泥臭かったら嫌なので、殻の外側を真水でかなり念入りにこすり洗いしました。すると、その時にぴっちり閉じているんだけど、実は中は空っぽだったり、泥や砂が詰まっているという貝が何個も出てきました。普通は採集段階でハネるのですが、子どもたちも一緒に採っているので、どうしてもそういう貝が混じります。ただ、それを気付かずに一緒に料理してしまうと、下手するとその料理が全部ダメになってしまいます。
今回は砂抜きもエアーポンプを使って念入りに
酸素たっぷりの海水でリラックスしているアサリたち
さて、そういった空っぽや砂の詰まったアサリの選別法ですが、
・水に入れて浮かんだり、底で縦になってユラユラしてたりしたら、まずアウト。
・アサリをこすり洗いする段階で、はずれが混じっていると、ゴリゴリという音がちょっと乾いた感じの音になる(ちょっと慣れが必要)。
・上のがわかりにくかったら1つずつ持ってぶつけてみると、音が違うのがわかる。
・また、こすり洗いをしっかりやると、合わさっているだけなので、ある程度は空っぽの殻が外れる。
・青緑っぽいシミのようなものがあったりして、慣れてくるとある程度見た目でわかる。
これくらいです。ただ、大量に採った場合はなかなか面倒な作業にもなるので、やはり本来は1つずつ貝を確認できる採集の段階でハネておきたいものです。
選別でハネられた空っぽの貝
あと、弱ったアサリや死んだアサリも選別の際にハネてしまった方がいいです。これは海水から上げて真水で最後洗っている時にも貝殻が半開きのままなのでわかります。たまにぼーっとしているだけのやつもいるので、ちょっと手で閉じてやって、そのまま閉じるようなら問題無いです。
適当な量に分けて真空パックして冷凍保存