こんな感じで、見た目はあまり美味しそうではありません
桜や銀杏の木の下に生えることが多く、今回も花見の席でついでに見つけました
群生していることも多く、一箇所でこれくらいすぐ採れます
海外ではモリーユやモレルなどと呼ばれ、人気のあるキノコです。若干の毒成分が含まれ、生で食べると中毒するらしいので、よく加熱することが必要です。毒成分は揮発性とのことです。ちなみに、アミガサタケの仲間で毒性の強いものにシャグマアミガサタケというキノコがありますが、それも海外では何回も茹でこぼして毒抜きしてから食べるそうです。シャグマアミガサタケは普通のアミガサタケとはだいぶ形状が異なるので、見間違えることはまずないでしょう。なお、アミガサタケにはいろいろな種類があるようですが、詳しい人に聞いたところ、今回採ったものはトガリアミガサタケだろうとのことでした。
採ってきたアミガサタケは、ざっと洗ってから、半分に包丁で切って、再度洗います。内部が空洞なので、中に色んな虫が入りこんでいることが多いので気をつけましょう。キノコバエの幼虫が入っているようなら、通常のキノコでやるような塩水につけての虫出しをする必要がありますが、見当たらないなら洗うだけにしておいたほうが旨味が抜けなくてよいです。
外側の土汚れなどをざっと洗って
半割りにして内部を洗ったらOK
形の崩れたものや老菌気味のものはさっさとクリームパスタでいただいて
しっかりしたものは乾燥させて保存しました