2008年01月20日

イノシシの腸の処理

内臓シリーズ第2弾です。
心臓やレバー、肺などの臓器は、血抜き程度の処理でよいですが、大腸や小腸、胃などの消化器系の臓器は、内容物の処理およびその臭み取りをしないといけません。

今回は、小腸の処理の仕方を紹介します。

DSCF1803.jpg
腸同士つながっている膜を切り離したところです。内容物はまだ詰まっています

DSCF1805.jpg
中に水を通して、内容物を洗い流します。その後、切り開いて内側を洗います。ソーセージのケーシングに利用する場合は切り開かずに裏返して洗います

DSCF1809.jpg
水洗いだけではにおいは落ちないので、食塩を投入してひたすらもみ洗いします

DSCF1813.jpg
においがしなくなったら完成です

posted by 豆狸 at 21:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 狩猟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いのしし肉のウィンナーを作りたいのですが、皮(腸)はどのようにして入手すれば良いかを教えていただけないでしょうか?
Posted by 倉内利雄 at 2018年07月11日 20:17
倉内さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
ウィンナー用に羊腸や人工ケーシングが市販されています。インターネットでも買えますし、アウトドアショップなどでも置いているところがありますよ。
Posted by 豆狸 at 2018年07月11日 23:12
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