とりあえず、これくらいで終わりますが、最後は胆のうです。
以前もどこかで書いたような気がしますが、イノシシの胆のうは乾燥させて、胃の薬にします。以前調べたことがあるので、また機会があれば詳しく書きますが、今回は紹介程度に。
このようにレバーに張り付いています。
レバーに張り付いている胆のうはなかなかはがれにくいですが、がんばればきれいにはがれます。失敗するとレバーの一部がついてきますが、乾燥の過程ではがれるので、そんなに気にしなくてよいです。ちなみに鹿には胆のうはありません。
中には苦い胆汁が詰まっています
取り外した胆のうは、上を縛って胆汁が漏れないようにして、乾燥させます。そんなに大きくないイノシシの胆のうはそのままつるして乾燥させてもよいですが、大きめのものは「熊の胆」の製法のようにすぎいたなどで挟んで徐々に乾燥させ、平らにしてもよいです。
杉板に挟んで平らにしたもの。この方が少量ずつ削り取るのに使い勝手がよい
リュウキュウイノシシの数倍有りそうです!
ブログを拝見させていただいたのですが、猪の胆嚢は譲って頂けるのでしょうか!?
コメントありがとうございます。
当ブログでは、ブログを介しての肉や物品のやり取りは致しておりません。
申し訳ありませんが、ご了承ください。
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
胆のうの中身の胆汁は脂肪やタンパク質などの分解を補助する役割がありますので、私は基本的に胃腸の薬として利用しています。
食べ過ぎ、胃もたれ、二日酔いなどには効いているような気がします。
ちなみに飲む量は、耳かき一匙くらいずつです。
商売上 胆汁の原料が入ってきますので
私自身 40年の実績があり 多くの人に喜ばれております。
昔は寒風に晒して乾燥するという方法でしたが
私の製造方法は150個位の胆汁の原液を、綺麗に濾して
長時間かけて かちかちの塊に なるように煎じて
おります。とても苦いですからオブラートにくるんで
服用されています。
コメントありがとうございます。
専門の方からのコメントうれしいです。
私は今も寒風に晒す方法ですが、煎じるというのは、低温で煮るということでしょうか?
私も胃薬として愛用しています。