『わが家でつくる合鴨料理』
狩猟鳥獣の料理となると、日本の料理のレシピは数が少なく、またズバリそのままって感じの料理が多く、どうしてもフランス料理などの外国の料理の方が幅があります。ヨーロッパの方が、鳥獣肉を食べる文化が一般的なのでやむを得ないのですが、なかなかあちらの料理は作るのもめんどくさいので、自力でいろいろ試してみているのですが、よい本を見つけました。
カモ飯のための準備
この本は厳密には合鴨料理の本ですが、脂身や肉質の違いをちゃんと理解していれば、天然鴨料理に問題なく応用できると思います。合鴨は言うまでもなく、天然の鴨とアヒルの交雑種ですが、日本の食品の表記は純粋なアヒルも「合鴨」と表記可能になっています。なので、市販されている多くの合鴨肉は実はアヒル肉なのです。
なかなかおいしかったカモ飯
巻末に合鴨の捌き方も載っていて(私の鴨の捌き方とはまた違いましたが)、なかなか興味深い本でした。
ロース煮もやってみました