2016年11月16日

マツバガイの乾燥保存

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夏の終わり、子どもたちとおじいちゃんの親子三代でアナゴ釣りに行きました。ポイントに早めに着いたので、海の中を眺めると、かなりデカく育ったマツバガイがうじゃうじゃ。あまり人が入らない埋立地で海岸沿いに延々テトラポッドが設置されていたので、彼らにとっては絶好の生息ポイント。

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なかなかの大物

時間もあったので、子どもたちとマツバガイ捕り。と言っても、水に入れるような格好はしてきてないので、波打ち際にひっついているやつでサイズのいいやつだけをキープする感じ。釣り道具に入っていたナイフを隙間に差し込んで、グイッと引っぺがす。1回目でうまくやらないと、警戒されてすごい力で貼りつかれてしまいます。
そうこうしているうちに暗くなってきたので、アナゴ釣りに移行。まあ、アナゴは父のとっておきのポイントだったので、子どもでもなんとか釣ることは出来ました。

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本命のアナゴたち

で、帰宅後、マツバガイはとりあえず刺し身に。塩でもんでしっかりとヌメリを落としたので、臭みもそんなに気にならず、コリコリとした美味しい食感。肝はいかにも美味しそうな黄色いものといかにも臭そうなオレンジ色っぽいやつとあったので、黄色いやつだけを食べましたが、なかなか濃厚でおいしかったです。

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殻から外すとこんな感じ

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黒い内臓、肝と筋を取り除いた状態

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とりあえずはお刺身で

で、残った剥き身はすぐに食べる予定もなかったので、塩ゆでにしてから乾燥させて保存しました。干しアワビの偽物みたいな感じですね(笑)
コメントで教えていただきましたが、野菜と一緒に炒める食べ方もオススメだそうです。

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カチカチによく乾きました
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2016年10月20日

天然魚介のアクアパッツァのレシピ

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テナガエビとメバル、アサリのアクアパッツァ

我が家の冷凍庫には海や川で捕獲してきた天然の魚介類が色々と眠っています。猟期が近づくと、シカやイノシシの肉を入れるスペースを確保するため、それらの整理が必要になります。
そんな時に活躍するのがこのアクアパッツァです。一度に何種類もの魚介類を消費できます。作り方はめちゃくちゃシンプルです。

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イシダイ

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キジハタ

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メバル。ウツボではやったことはありません(笑)

1.イシダイ、キジハタ、メバルなどの魚をたっぷりのオリーブーオイルで両面焼きます。当然、鱗と内臓は取り除いた上です。でかすぎるイシダイなどは切り身にします。丁寧にやるなら、事前に塩と酒をまぶしておいてもいいです。

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テナガエビ

2.ある程度、焼けたら白ワインとドボドボとそそぎ、テナガエビ、ガザミ、モクズガニなどの甲殻類とプチトマト、ニンニクを投入します。あとで蒸すので、魚には完全に火を通す必要はありません。ニンニクは好みで魚と焼く段階で入れてもいいです。あと、具がさみしいと思ったらシイタケやきのこ類を入れるのもよいです。この段階で適当に塩や胡椒で味付けします。

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アサリ

3.沸騰してきたら蓋をして5〜10分くらい蒸します。テナガエビなどにしっかり火が通るように気をつけましょう。で、最後にアサリを入れて再度蒸して、アサリの蓋がおおむね開いたら完成です。アサリを最後に入れるのは、アサリは火を通しすぎるとふっくら感がなくなってしまうからです。

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ガザミとイシダイ、アサリ、ホタルイカのアクアパッツァ

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テナガエビとオショロコマ、アサリのアクアパッツァ

あとは、バジルやイタリアンパセリをまぶすなり、ゆずの絞り汁を掛けるなりして食べたらOKです。とりあえず、これだけ複数の天然魚介類を入れたらそれだけで旨味たっぷりになります。
汁が残ったら、なんちゃってリゾット風に白米を投入してからチーズを乗せて食べるのもおすすめです。
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2016年10月17日

久しぶりの日本海素潜り

先日、久しぶりに日本海に素潜りに行ってきました。大きめのイシダイを突きたいなと思いながら潜り始めるものの、ブランクがありすぎて耳抜きがうまくいかず、1時間くらい潜った時点で右耳がかなり痛くなってしまいました。

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良い天気で波も穏やかでした

なので、イシダイは諦め、水深5m程度のところにいる根魚系を狙うことにしました。メバルやカサゴはたくさんいましたが、ちょっと岩が細かくなった辺りにキジハタの姿を発見。サイズ的には30cm以下の小さいサイズですが、せっかくなのでキジハタをターゲットに設定。

キジハタは驚かせるとすぐに岩の下に隠れてしまいますが、ちょっと遠目のところから海底にスレスレに潜って近づき、向こうが逃げようと魚体を翻した時に突くのが基本パターンです。岩の下に隠れられてしまった時も穴の中からこっちの様子を伺っていることも多いので、穴突きも出来ることが多いです。ただ、狭い穴の中で刺すと、エラを突っ張って踏ん張るので取り込むのにちょっと苦労する場合があります。そういう場合は、キジハタが刺さったままヤスを海底に放置して一旦浮上し、体勢をととのえてから再度潜行します。

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30弱のキジハタ4尾をお持ち帰り

今回の素潜りは、獲物はたいしたことなかったですが、久しぶりに波も穏やかな透明度の高い海で潜れて、気持ちのよい時間でした。なんとか冬までにもう1回くらい行きたいところです。

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気持ちのよい海でした。
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2016年09月14日

今夏のウナギ

たまにはウナギの写真でも…。

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1160グラムと430グラム

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大変おいしくいただきました


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◆ウナギの捌き方
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2016年08月17日

オショロコマとヤマメ

ちょっと前に北の大地で渓流釣りをしてきました。

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ダイナミックな渓流

釣った魚はオショロコマとヤマメ。
ブログの記事を確認すると、以前オショロコマを釣ったのは10年以上前のことのようです。

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オショロコマ多数とヤマメ1尾

オショロコマは相変わらず警戒心ゼロでいくらでも釣れました。

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25cmのヤマメ

アメマスニジマスのいる川にも行きたかったですが、今回は時間がなく諦めました。

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獲った魚介類で作ったアクアパッツァ

現地でも炭で焼いて食べましたが、余った分は塩漬けにして持ち帰り、今年獲ったアサリテナガエビと一緒に料理しておいしくいただきました。


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テナガエビ

夏休みの定番の川遊び。

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透明度の素晴らしい清流

メインの獲物はテナガエビでした。

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立派なヒラテテナガエビ

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赤っぽい個体と青っぽい個体がいました

潜ってエビタモで捕ったり、仕掛けで捕ったりしてして30匹ほど捕獲。

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立派なハサミ

モクズガニもそうだけど、川の甲殻類はなんともいえない魅力があります。


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◆テナガエビに関する過去記事
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2016年07月22日

ゴリの佃煮

この季節になると、川を集団で遡上するヨシノボリの稚魚を見かけます。それをちまちまと捕まえて佃煮にするのも夏の楽しみのひとつです。ちなみに、ゴリというのはハゼ系の魚の総称のような感じで使われることが多い言葉です。琵琶湖の方では漁船で沖びき網漁という方法で漁の対象となっていて、「うろり」などと呼ばれて名物の一つになっています。道の駅などでも「うろりの佃煮」としてよく販売されています。

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頑張って捕ったゴリ600g

川でのゴリの捕り方は、「ゴリ押し漁」、「ゴリ踏み」などと呼ばれる追い込み漁が有名ですが、堰堤などを遡上中のものをちょこちょこ捕る方法もあります。

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ゴリを捕った川のクレソン

以下、ゴリの佃煮の作り方

1.捕ってきたゴリに適当に塩をふりかけて揉んでぬめりを取ります。

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ちょっと違う魚も混じってますが気にせずに

2.水洗いをしてから、醤油、砂糖、みりん、日本酒をお好みで混ぜたもので煮ます。実山椒やタカノツメ、生姜などを入れるのも良いです。

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弱火でコトコトと・・・

3.沸騰したらアクを取り、その後は弱火で落とし蓋をして30分ほど煮ます。

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最後はザルに取るのがポイント

4.煮詰めすぎるとベトベトになるので、適度なところでザルに取って煮汁を切ったら完成。

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瓶詰めしたら売り物みたいになりました(笑)
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2016年05月11日

潮干狩りで捕れる色んな貝

先日行った潮干狩り、メインのターゲットはアサリでしたが、他にも色々な貝が捕れました。
潮干狩りというと、アサリやハマグリがまずイメージされますが、実は他にも地域ごとに個性あふれる貝がたくさん捕れます。食べて確実においしいアサリをたくさん捕るのもよいですが、たまに見つかるその他の貝たちとの出会いも潮干狩りの楽しみの一つです(まあ、たまにアサリは全然捕れず、「その他の貝」しか捕れないこともありますが(笑))。ちなみに、ハマグリは日本近海では絶滅に近い状態とのことで、潮干狩り場で捕れるのは、近縁種のシナハマグリやチョウセンハマグリだと言われています。

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アサリと一緒に「その他の貝」もお持ち帰り

今回、アサリ以外で捕れたのは、カガミガイ、サルボウガイ、アカニシ、ツメタガイの4種。

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大きくて存在感のあるカガミガイ

アサリよりも格段に大きく、見つけるとなんだか嬉しくなるのがカガミガイです。今回も見つけた子どもは宝物のように大事に持っていました。ただ、一般的には砂が抜けにくく、旨味が乏しいと言われることが多く、あまり人気のない貝です。ただ、身も大きいので、剥き身にして砂を洗い落として料理すれば、それなりに食べごたえはあります。

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アカガイの仲間のサルボウガイ

アカガイを一回り小さくしたような貝がこのサルボウガイです。剥き身はアカガイとして出回っているという話もあるくらいなので、普通に食べられます。

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見た目が立派なアカニシ

これも市場でも流通しているくらい普通に食べられる貝です。貝殻を割って剥き身にしたり、煮てから爪楊枝などで身を取り出したりして食べます。アサリなどを食べる肉食性の貝です。

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アサリの天敵ツメタガイ

こちらもアサリを食べることで有名なツメタガイ。地域によっては大発生してアサリ漁業に結構深刻な被害を与えているところもあるそうです。なので、持ち帰ると漁協の人などにも感謝されます。ツメタガイにやられたアサリの貝殻には中心にポッカリと穴が開いているのでよくわかります。
これまた普通に食べられる貝です。肝の部分にも旨味がありますし、びろーんと広がる部分はコリコリしていて、薄く切ってからわさび醤油なんかで食べるのもよいです。

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ツメタガイは水中ではこんなふうに広がります

他に潮干狩りでよく捕れる貝としては、マテガイバカガイシオフキなどがあります。また、ナミノコガイやオキシジミなんかもポイントによっては捕れます。こういった貝はまた捕れた時にでも気が向いたら紹介したいと思います。


−関連記事−
◆マテガイの捕り方

◆バカガイの砂抜き

◆シオフキ
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2016年05月09日

採ったアサリの選別

先週末に今年2回めの潮干狩りに行ってきました。初めて行く浜でしたが、なかなか大粒のアサリがたくさん採れました。普段行く浜よりも干潟っぽい感じのポイントで、そこで育ったアサリは全般的に黒っぽい模様になっていました。

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こんな感じの浜

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かなりよいサイズです

今回は泥っぽいポイントだったので、においが若干気になりました。殻付きの料理をした時に泥臭かったら嫌なので、殻の外側を真水でかなり念入りにこすり洗いしました。すると、その時にぴっちり閉じているんだけど、実は中は空っぽだったり、泥や砂が詰まっているという貝が何個も出てきました。普通は採集段階でハネるのですが、子どもたちも一緒に採っているので、どうしてもそういう貝が混じります。ただ、それを気付かずに一緒に料理してしまうと、下手するとその料理が全部ダメになってしまいます。

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今回は砂抜きもエアーポンプを使って念入りに

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酸素たっぷりの海水でリラックスしているアサリたち

さて、そういった空っぽや砂の詰まったアサリの選別法ですが、

・水に入れて浮かんだり、底で縦になってユラユラしてたりしたら、まずアウト。
・アサリをこすり洗いする段階で、はずれが混じっていると、ゴリゴリという音がちょっと乾いた感じの音になる(ちょっと慣れが必要)。
・上のがわかりにくかったら1つずつ持ってぶつけてみると、音が違うのがわかる。
・また、こすり洗いをしっかりやると、合わさっているだけなので、ある程度は空っぽの殻が外れる。
・青緑っぽいシミのようなものがあったりして、慣れてくるとある程度見た目でわかる。

これくらいです。ただ、大量に採った場合はなかなか面倒な作業にもなるので、やはり本来は1つずつ貝を確認できる採集の段階でハネておきたいものです。

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選別でハネられた空っぽの貝

あと、弱ったアサリや死んだアサリも選別の際にハネてしまった方がいいです。これは海水から上げて真水で最後洗っている時にも貝殻が半開きのままなのでわかります。たまにぼーっとしているだけのやつもいるので、ちょっと手で閉じてやって、そのまま閉じるようなら問題無いです。

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適当な量に分けて真空パックして冷凍保存

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2016年04月29日

アサリの砂抜き

先日、今シーズン最初の潮干狩りに行ってきました。友人家族と一緒に小さい子どももたくさんいたので、お手軽な有料潮干狩り場です。なので、普段は苦労するアサリが今回はたくさん捕れました(笑)
さて、そんなアサリの持ち帰りと砂抜きの方法をまとめました。

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家族みんなでたくさん捕ったアサリ

1・まず、潮干狩り中に捕ったアサリは気温が高くない時期は、海辺に容器とザルを持って行って綺麗な海水をひたひたに入れて、ざっと砂抜きさせておくのがおすすめです。長時間こうする場合は、数時間ごとに海水を入れ換えましょう。こうすると、帰宅後の砂抜きがぐっと楽になります。ただ、気温が上がってくると、容器の中の海水温が上がってアサリが弱ってしまうので、さっさとクーラーボックスに入れてしまったほうがいいです。

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アサリはいろんな模様があって見ていて飽きません

2.アサリを持ち帰る時には、水道を使える場所があったらざっと洗います。陸に上げたアサリはしっかりと閉じているので、少々の真水で洗っても弱りません。アサリ同士をこすり合わせるようにザラザラと音を立てて洗いましょう。こうすることで、アサリの表面についているヌメリとそれに付着している砂を落とすことができます。また、海の魚介類に付着している腸炎ビブリオ菌などの雑菌は真水に弱いので、その対策としても意味があります。

3.アサリの持ち帰りは必ずクーラーボックスに保冷剤と一緒に入れます。ただ、保冷剤と直接触れるとアサリが弱るので間に新聞紙などを挟みます。あと、クーラーボックスには海水は一緒に入れてはいけません。海水に入れるとアサリは呼吸管を出しますが、車の振動などで急に貝を閉じて自分で自分の呼吸管を切断してしまったりします。また、汚れた海水を何回も吸うことで弱ることもあります。陸に上げたアサリは、涼しい環境に置いておけば、1日くらいは問題なく生きています。

4.あと、帰宅後の砂抜きのために、ペットボトルに現地の海水を汲んで帰ります。海水は持ち帰るのが面倒なら3%食塩水を作っても良いですが、やはり現地の海水のほうがアサリは元気に活動します。

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こういうザルやカゴを使うのが良いです

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アサリをなるべくまんべんなく並べます

5.帰宅したら、大きな容器にザルを入れて、その中にアサリを入れます。そして、そこにヒタヒタになるくらいに海水を入れます。こうして涼しい時期なら一晩くらい、暑くなってきた頃なら数時間くらい放置します。ザルに入れるのは、吐き出した砂を再度吸い込まないためです。また、なるべくならアサリ同士は重なり合わないようにします(今回はたくさん捕れたので、おもいっきり重なってしまってますが…)。
ちなみに、この時に海水が多めにあったら、ザルを浮かせて下からエアーポンプで空気を送るとかなり効果的です。アサリも酸欠にならず元気に動きますし、水流で砂がどんどん下に落ちます。まあ、アサリでは普通はここまでする必要はありませんが、砂の抜けにくいバカガイなどにはかなり効果的な方法です。また、今回のようにアサリが重なるくらいたくさん捕れた時はエアーポンプを使うのが無難です。
なお、砂抜き時には必ず蓋をしましょう。アサリは暗いほうがよく活動するのと、海水を吹き出すので周りが水浸しになるのを防ぐためです。

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海水に浸けるとボチボチと呼吸管とベロを出してきます

6.砂抜きが終わったら、次は塩抜き。水から上げたばかりのアサリは、貝殻の中に海水を溜め込んでいるので、それを吐き出させる工程です。これをそのままにしておくと、調理する段階で変にしょっぱくなってしまいます。そのやり方は簡単で、水から上げて室温で1時間ほど放置するだけ。そうすると、勝手に水を吐きます。

7.塩抜きまで終わったら、真水でこすり洗いをします。こうすることで、貝殻の表面に付着している砂までしっかり落とすことができます。
なお、この段階で空っぽで閉じてるだけのアサリや砂が詰まったアサリ、弱ったアサリなどをしっかりと選別しておきましょう。砂の詰まったアサリが1つ紛れ込んでいるだけで、その料理はすべて台無しになってしまします。アサリの選別については別記事で詳しく書いています。

8.あとは、適当な容器やストックバッグなどに入れて冷凍します。冷凍する前に室温で6時間ほど放置したほうが旨味が増すという話がありますが、実際に比較してみたことがないのでよくわかりません。

さてさて、これでしばらくはアサリ三昧の日々です。


−関連記事−
◆採ったアサリの選別

◆バカガイの砂抜き
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2014年10月13日

スッポン捕獲

相変わらず更新の少ないブログですが、先日スッポンを獲ったので久々に記事をUPします。
今年の夏は私の友人界隈でスッポン捕りがちょっとしたブームです。一番効率よく捕れているのはカニカゴでしょうか。私の場合は、これまでは鮎捕りなどに行った際に、延縄を入れておいて獲ったりしていました。

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友人宅で泥抜き中の可愛いサイズのスッポン

ただ、今回のスッポンは手づかみ(笑)

ある真面目な用事で初めて訪れる海辺の街を歩いていると、海につながる用水路に大量のボラがいるのが見えました。「海が近いっていいなー」なんてのんきに眺めていると、その中に1匹だけ異質な生き物が!
それは甲長30cmはあろうかと思われるスッポンでした。その日は書類の入ったかばんしか持っていなかったのですが、さすがにこのサイズのスッポンを見つけて放置して行くわけにはいかずしばらく様子見。

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なかなかのサイズ。甲長27cm

すると、うまい具合にこちらの気配を感じたスッポンが砂の中に潜りました。甲羅干しや泳いでいるスッポンは亀とは思えないくらい早く逃げますが、一旦隠れた(つもりになっている)スッポンは近づいてもじっとしている事が多いです。

その後の用事のことも忘れて、意を決して川の中へ。砂の中のスッポンを後ろからわしづかみにし、見事ゲット。しかし、入れ物も何もなかったので仕方なく来ていた服を脱いで、袖を縛ってその中に入れて何とか捕獲完了。人通りのない場所だったからできた捕獲劇でした(笑)

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このサイズのスッポンに噛まれたら大事です

で、捕獲したスッポンちゃんは現在臭み取りのための泥抜き中。しばらく泥抜きして、その後さばいてから冷凍し、真冬に鍋にでもして食べようかな。

あと、川つながりで最近の獲物を紹介。

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最近定番になっているテナガエビたっぷりカップラーメン(笑)

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子どもたちが獲ったサワガニとゴリの素揚げ
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2013年09月29日

鮎の巻網2回目

今月の頭くらいに鮎の巻網漁に行ってきたのを記事にするのを忘れてました。大して写真も撮ってないのですが、備忘録としては書いておいたほうがいいので、一応報告。

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穏やかな流れの川です

この日は本流部の水量がやや多めだったので、一番小さい支流へ行きました。網のはり方としては同じ岸の前後で30mほど離れて、二人で網を同時に入れ始めて半円を描くようにつなげていくというやり方。

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半日ほどでたくさん捕れました

連れて行っていた子どもたちも網に掛かった鮎を必死に外します。琵琶湖で投網を打つ時もそうですが、網にかかった魚を外すのは結構楽しいようで、2人で競いあうように鮎に群がります。

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小分けにして冷凍

禁漁になるまでにもう1回くらいは行けるかなと思っていましたが、先日の大雨でアユ漁どころではなくなってしまいました。結果としてはこの時の分を冷凍して保存しておいてよかったです。
最近ようやく涼しくなってきたので、軒先で炭火で鮎を焼きながら日本酒でも飲むのもなかなかよいものです。落鮎の頃には川が落ちついているとよいのですが。

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こちらは海水浴で獲ったガザミと潮干狩りのアサリ、素潜りのイシダイで作ったアクアパッツァ

ちなみに、ガザミを獲った時の海水浴では、子どもが浮き輪&シュノーケルで海中を覗きこんでいる目の前でカワハギを5枚ほど突くところを見せることが出来ました。もうちょっと大きくなったら一緒に素潜りに行けるかな。
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2013年09月14日

イシダイ大物捕獲!

1ヶ月ぶりくらいに日本海素潜りに行ってきました。朝4時半起きで行ったのでヘトヘト故、写真のみの報告とします。

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大きいほうが私の捕獲で、小さい方は友人のもの

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サイズは52・5cmで、自己記録を微妙に更新

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2リットルのペットボトルと並べると大きさがよくわかります

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重さは3・4キロ

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今回は内臓も甘辛く炊いて美味しくいただきました。

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ついでにこんなのも。約1kg

いやあ、うみはやっぱりいいですね。
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2013年09月05日

テナガエビなど

先月、子どもたちと川にキャンプに行ってきました。
今年の夏は熱さが続き、雨も少なかったので水量が少なく川も渇水状態。

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きれいな川です

支流の方をうろちょろしていると、水が伏流水のようになっていてアユの群れが水たまりに閉じ込められているのを発見。子どもたちと何とかそれを捕まえようと追い掛け回します。

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石を投げて追い込んだり・・・

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たくさん泳いでいます

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小さいですがけっこう捕れました

これまで巻網などでアユは何度も獲ったことのある子どもたちですが、完全に手づかみで捕れるというのでずいぶん喜んでしました。
また、別のポイントではいったん完全に干上がってしまったのか、アユの死骸がたくさん沈んでいるところがありました。で、夕方頃にそれにテナガエビが付いているのを発見!琵琶湖などで見るタイプのテナガエビよりもごついタイプです。さっそく手づかみやタモ網などで捕獲します。

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これまたたくさん捕れました

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現地でとりあえずえびラーメン

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帰宅してからはアユとテナガエビの素揚げ

で、まあ生息数が減っているというので遠慮がちにウナギを1尾捕獲。ただこの川はウナギはたくさんいて小さいのも入れたら20尾くらい目撃しました。

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ウナギ600g

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久しぶりにさばきます

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定番のうな丼でいただきました

やっぱり海もいいけど、川もいいですね。
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2013年08月20日

久しぶりの日本海

久しぶりに日本海に素潜りに行ってきました。
1週間以上続く晴天のお陰で波もなく、透明度もかなりのものでしたが、高水温の影響もあってかすでにアンドンクラゲがかなりの数。潜り始めて、10分で悲鳴を上げてフードを取りに荷物のところへ。そして、フードを被り、さらには口まわりにタオルまで巻いて完全防備で潜りました。

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陸から見ると最高の海です

海の中は、30cmから40cmのキジハタパラダイス。良型のガシラもチラホラ。イシダイは40cmまでの個体はボチボチ見かけるくらい。だいたい、例年通りの布陣。

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友人達は、コウイカ、シタビラメ、ガシラなども捕獲

で、今回はキジハタに集中し、3尾捕獲。サイズは37cm、36cm、33cmとまずまず。昨年の47cmという記録には遠く及ばずでしたが、まあ料理するにはお手頃なサイズが突けたのでよしとしましょう。

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キジハタ3兄弟

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中華風酒蒸しでとりあえず1尾、美味しくいただきました
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2013年07月25日

鮎の巻網

今シーズン初めての鮎の巻網漁に行ってきました。3人で網を張って、計150尾くらいと数はそれほどではなかったですが、今期の鮎はなかなかの良型揃いでした。

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良い天気でした

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今回使った鮎の巻網。猟友会の先輩の手作りです

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捕れた鮎の半分くらいが20cm超えていたと思います

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小ぶりの鮎は鮎飯にしていただきました

今回は写真のみで失礼します。
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2013年06月29日

コアユ投網

そういえば、ちょっと前に琵琶湖に投網を打ちに行きました。今年はコアユが少ないと新聞などで報道されていましたが、湖岸には例年のようにたくさん押し寄せていました。

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よく晴れて、真夏のような琵琶湖でした

やや風が強く、コアユの群れが見つけにくかったですが、それでも200尾くらいは捕れました。

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前評判通り、コアユの型はなかなかよかったです

今シーズン、湖水浴も兼ねてもう1回くらいは行きたいところです。


ちなみに、こちらは日本海2回目の素潜りの獲物。
まともな魚が突けてません・・・。

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まあ、イカも美味しいからいいんですけどね
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2013年06月15日

久しぶりのうなぎ獲り

久しぶりにウナギ獲りに行きました。写真にて軽く。

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友人が600gくらいの良型ウナギを捕獲。

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天然ウナギはこれくらいのサイズから脂のノリが変わってくる気がします。

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で、一方で私が捕獲したのはこの巨大ナマズ。別にウナギが絶滅危惧種に指定されたから遠慮したわけではないのですが・・・。

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ま、ナマズの蒲焼もじゅうぶんおいしいんですけどね。

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庭の桑の実が良い感じに熟れてきました。ジャムかお酒にしようかな。

ではでは、手抜き報告を終わります(笑)
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2013年06月03日

日本海初潜り

さて、今期初めての日本海素潜りに行って来ました。だいぶ気温も上がってきたので、もう余裕だろうと思いきや、結構水温は低め。というか、水温よりも2年前に中古で買ったウェットスーツがたいがいボロボロで各所から水が自由に出入りするのが一番の問題。寒くて思うように体が動きませんでした。

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透明度はまずまず

イシダイは40〜50の良型を5尾ほど目撃し、この時期としてはなかなか良い感じ。ハラの膨らんだメスばかりだったので、産卵で岸に寄っているようでかなりの浅場まで来ていました。

・・・が、全て取り逃がす。

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これは友人が突いた40強のイシダイ

それ以外の魚種では、アイナメは30程度が数尾。これはスルー。ガシラ・キジハタはほとんど目撃なし。基本的にこの時期の海は海草だらけなので、なかなか根魚は見つけにくい。メバルは少なめ。マダイ・回遊魚等は目撃なし。チヌ・スズキはホンダワラの間に無数にいたけど、今回は良型イシダイがチラホラ目についたので今回は見逃しました。

で、結局今回突いたのは、

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良いサイズのコウイカくん。いわゆるモンゴウイカというやつ

この時期はイカも産卵で岸に寄ってきます。どうせイカならアオリイカもいないかなと思って探しましたが、見つからず。魚を突きに行ってイカだけ持って帰るってのもなんだかなーって感じですが、まあボウズよりはいいでしょう。
次くらいで大きめの魚が突きたいところです。
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2013年05月28日

バカガイの砂抜き

先日の大潮の日に潮干狩りに行って来ました。友人たちと一緒に子どもを沢山引き連れての家族レジャー。

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で、飽きもせずマテ貝捕り

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こうして掘って出てきた穴に塩を入れます

そうこうしているうちに、沖のほうでバカガイが無数に捕れるとの報告が。バカガイは砂が抜けにくかったりして人気のない貝ですが、ちゃんと処理すればおいしく食べられます。行ってみると確かによいサイズのバカガイがゴロゴロいるので、今回は珍しくバカガイもたくさん捕りました。アサリ・ハマグリがA級貝だとすると、このバカガイやカガミガイ、シオフキなど、無料の海水浴場でもたくさん捕れる貝は、砂が抜けにくかったり旨味が劣っていたりとB級扱いされている貝です。

今回は念入りに砂抜きをするために携帯用のエアーポンプも持参していたので、バケツに海水を張ってポンプをセット、その上にザルを設置して捕れたバカガイを入れておきました。

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帰宅後も更に砂抜き

ほぼ丸一日砂抜きをした結果、剥き身で洗ったりする必要もないほどうまく砂が抜けました。
という訳で、翌日からはバカガイ・マテ貝三昧。

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バカガイの斧足と貝柱の刺身

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マテ貝のガーリックバター炒め

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バカガイのボンゴレビアンコ風

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バカガイ汁

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これは別の珍味「テッポウムシ」

残った貝殻は当然、ニワトリたちのカルシウムとして活用。卵の殻に生まれ変わります。
子どもたちも大喜びだったので、今シーズンはもう一回くらい行きたいなあ。


−関連記事−
◆バカガイとシオフキ(20090512)
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2013年04月28日

今季初潜り

今年はやや早めの素潜り解禁です。日本海はまだだいぶ水温が低いので、普段あまり行かない太平洋側のポイントに行って来ました。
前夜から急に冷え込み、朝ウェットスーツの準備をしていたら息は白いは手はかじかむはで、「ほんとに今日潜れるんだろうか?」と不安になりましたが、現地についたら気温は低めだけど、綺麗な晴天で透明度もよさそうで一安心。

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水温以外は最高の条件

1時間半を2本ほどやりましたが、さすがに寒くて上がった時はガタガタ震えながら太陽であたためられた岩にへばりついていました。

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1本めの獲物

結局、獲れた魚はおかずフィッシュ勢揃いで、メバル1、ガシラ2、カワハギ5でした・・・。
え、なんか変なのが写ってるって?
はい、なんとなく避けていたウツボくんをついに突いてしまいました。
和歌山などで何度も食べたことはあるのですが、自分で獲って食べるのは実は初めてです。

話に聞いた通り、刺したウツボはヤス先のあたりで団子のように丸まって動かなくなりました。ウナギがヤスの柄に巻き付いて逃げようとするのとなんとなく対照的な動きのように思えました。ウツボもウナギ目。

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友人のと合わせて小クーラーは溢れてしまいました

一緒に行った友人もメバルをたくさん突いていて、一番大きいのは32cmもありました。
あとは、数十万尾は余裕でいるイワシの大群、それを追うハマチの群れ(友人が目撃、突けず)、60オーバーのコロダイに50程度のヒラメ(これらも友人が目撃、取り逃がす)など、なかなか魚影も濃かったです。

非対象魚でも、タカノハダイ、グレ、ブダイ、アオブダイ、アイゴ、ニザダイ、ボラなどはたくさんおり、なかなか賑やかな海でした。

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2尾は友人にあげて、3尾持ち帰り

で、帰宅後は現地で内臓・鱗の処理を済ましてきたメバル、ガシラ、ウツボはそのまま冷凍、カワハギだけ肝の関係で自宅でさばきました。この時期はカワハギくんたちものっこみの時期で浅瀬に抱卵個体が集まっていて、捕ろうと思えばさらにたくさん獲れそうな状況でしたが、5枚でストップ。
捌いてみるとやはり肝もたっぷりでしたが、しっかりした卵もぎっしり詰まっていまいた。

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皮を剥いで捌くからカワハギ

そして、すべて処理が終わって、半身を薄造りにして肝醤油で試食しつつビールを飲んだところです。
まあ、まずまずのシーズン開幕だったのではないかと思います。

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カワハギは処理が楽で美味しい魚です
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2012年11月11日

落ち鮎捕り

先日、久々の鮎捕りに行きました。私が普段行く川は10月に入ると鮎の産卵時期に入るため一旦禁漁になり、11月に再解禁となります。この11月に行く鮎漁がいわゆる落ち鮎漁です。15日には狩猟が解禁となるため、この落ち鮎捕りがだいたい水辺での捕獲行為のやり納めとなります。

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久しぶりの鮎捕り

今回はやや水量が多くうまく網が張れなかったりして、獲れた鮎は170尾と落ち鮎にしては少なめでした。ただ、比較的元気な鮎が多く、あまり錆びてない個体が多かったです。雌雄の割合もメスが多かったように思います。
燻製用のサビサビの落ち鮎を想定していましたが、これなら十分塩焼きでも行けそうな感じでした。

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これで60尾くらい

錆びた落ち鮎をたくさん捕りにもう一回ぐらい行きたいところですが、さすがにもうそろそろ狩猟へとシフトチェンジして行かないとやばいですね。
さてさて、猟期まであと4日です。

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ちょっと前に食べたモクズガニ
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2012年10月18日

太平洋の島の思い出

なかなか普段は行くことのない太平洋の島で狩猟・採集にいそしんできました。
その思い出の写真集です。

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大きなエビがたくさん捕れました。刺し身と焼き、味噌汁でいただきましたが絶品でした。

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素潜りでは、70cmくらいの回遊魚を刺したものの、身切れして逃げられたのが悔やまれました。捕獲した魚でまともなサイズだったのはイスズミの仲間の45cm。

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野生化して増えて困っているという豚を捕獲する作戦は残念ながら不発。シャンプーになる生姜や食べられる木の実を教わりました。

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普段はやらないカヤックでのトローリングにも挑戦。結果はダツのみ・・・。
ちなみに、今回一緒に遊んだ友人は私達が帰ったあとメーターオーバーのマグロをトローリングでゲットしたそうです。すばらしい。

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気持ちのいい旅、澄んだ素晴らしい海でした。本当にありがとう。
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2012年09月26日

初めてのマゴチ

先週末、ここ数年恒例となっている西の方の日本海へ潜りに行きました。ここ何年か台風やら悪天候やらで潜りたい場所で潜れないことが多かったですが、今回はなかなかの好天に恵まれ気持ちのよい素潜りができました。

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気持ちのいい海でした

今回の目標は、何度か目撃しているもののなかなか捕獲できない大型のクエや普段行く日本海では見れないコロダイやイシガキダイ、マハタなどでした。あとは当然、大型のイシダイやマダイ、キジハタもターゲットです。季節的にひょっとしたら回遊魚にも遭遇できるかも、という期待はありました。

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ヒゲダイとイシガキダイ

で、最初に突いたのはヒゲダイ32cmでした・・・。イシダイの群れと一緒に泳いでいて、あんまり見ない魚だなーということで、試しに捕獲。アゴにモジャモジャのひげがあり、手にとったらヒゲダイだとわかりました。で、続けて突いたのは、イシガキダイ40cm弱。イシガキダイは大型個体になるとだんだん口のあたりが白くなってきて、クチジロと呼ばれるようになります(ちなみにイシダイはクチグロ)。こいつは海中で見ると結構口が白く見えたので、もうちょっと大きいかと思いましたが、捕ってみると去年とった個体とそう変わらない大きさでした。
イシダイは40cm前後までの個体は結構いるものの50cmを越すような個体には結局出会えず、なんとなく捕獲しないまま終わりました。

ちなみに、今回メインで潜ったポイントは結構砂地が随所にあり、沖の沈み根に行くのにしばらく砂地のところを延々泳がないといけなかったのですが、そこで行き掛けの駄賃で思わぬ獲物に出会いました。
マゴチです。

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初捕獲の63cmのマゴチ

マゴチが突けるという話は各方面から聞いていたのですが、岩場で普段潜っているのでなかなか遭遇することはなく、今まで一度も見たことすらありませんでした(たぶん見えてなかったことも多々あるでしょうが)。それを今回ついに発見し、慎重に近づき無事捕獲。63cmでした。その後も40cm、50cmの2個体を目撃。40の方は小さいので見逃して、50の方は身に傷を付けないように慎重に頭を狙っていたら逃げられました。
とりあえず、一度捕獲できたことでマゴチを発見するコツを掴んだような気がします。これが今回の最大の成果でした。

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メバルも大きいのが結構いました

あとは、ひさしぶりに30cmを超えるメバルを突いた以外は、大きめのガシラやタコを獲ったくらいでした。
で、問題のクエはと言うと、80cm10kgはあろうかという個体と遭遇したのですが、残念ながら捕獲に至らずでした。他にも50〜60cmくらいのクエは何尾か見ましたが、いづれも突けず。
同行した友人は見事63cmの良型の個体を捕獲していました。お見事。

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友人が捕獲した63cmのクエ

今回はマゴチを捕れたので、とりあえずは満足ですが、来年こそはクエを狙いたいと思います。ただ、あのでかいやつは今使っている2mの普通のヤスで果たして捕獲できるのか不安になるくらいのサイズでした。そろそろチョッキ銛とかの使用も考えたほうがいいのかあとも思ったりもしました。

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こちらは友人捕獲のワニゴチ58cm。初めて見ました
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2012年08月19日

イシダイ記録更新

久しぶりに日本海に潜りに行きました。今回はよく晴れて、波もなく絶好のコンディションでした。海は場所によっては若干濁りが入っていましたが、それでも8mくらいの透明度はあり、良い所では10m以上見えていました。

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きれいな海でした

最初に潜ったポイントは魚影が薄くイマイチでしたが、その後に潜ったポイントがなかなか良く、40オーバーの良型のイシダイに結構遭遇しました。しかも意外とすれてない感じで、こちらの寄せにも結構興味を示します。ただ、ギリギリのところでなかなか寄らず、ややあきらめムードが漂ってきた時にそいつを目撃。
「おー!50はあるな」
そいつは私にはまだ気づいてない感じでフラフラと岩下に入りました。水深は約8mくらい。そこで、やや離れたところの岩陰に降りて様子をうかがい、ちょっと左手で音をたてて呼んでみたところ、スーッと岩下からこちらの方に近づいてきて、その後90度反転。これはいける!とエラの後ろくらいにヤスを打ち込みました。
最初は結構暴れましたが、致命傷だったようですぐに弱り、意外と確保は簡単でした。
あとで計測したところ、52cmのメス。

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50cmオーバーのイシダイは初捕獲です

その後は、だんだん耳の抜けが悪くなってきたので浅場でのオカズ獲りに方針を変更し、ガシラ狙い。30くらいの良型のものも何尾か目撃しましたが、すでに体力を消耗していたためか華麗にヤスをかわされ、結局一番大きい奴でも28cmどまりでした。

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ガシラはお手軽で美味しい魚です

しかし、前回の海ではキジハタの記録も更新したし、今年の素潜りは回数は少ないですが、なかなかいい感じです。

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あと何回来れるかな
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2012年08月13日

川魚釣りと鮎のハミ跡

先週末はウナギのいる川へキャンプに行って久しぶりのうなぎ捕りの予定でしたが、あいにくの天気で中止に。
やむを得ず近くの川に日帰りで遊びに行きました。比較的上流部に行ったので、水が冷たくしばらく潜っていると寒くなるくらいでした。

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川遊びにちょうどよいくらいの水量です

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のんびりと雑魚釣り

水の中を覗いていると結構良型の鮎がたくさんいました。そして、鮎が付いている岩にはきれいなハミ跡(鮎が珪藻を食べた跡)が。

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鮎のハミ痕。水中写真だとクッキリわかりますね

あとは、普段あまり見かけないアジメドジョウがたくさん群れて泳いでいました。アジメドジョウは清流に住んでいる美味しいドジョウとして有名です。以前20尾ほど捕まえて天ぷらで食べましたが、たしかに美味しかったように記憶しています。

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アジメドジョウ。動きがのんびりなので結構簡単に捕れます

子どもたちは釣りをして、カワムツとアブラハヤを釣り上げていました。持って帰って食べるというので、衣を付けて天ぷらに。晩御飯のおかずとなりました。自分で釣った魚だからか、鱗を落として内臓を出すところもジッとソバで見ていました。

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カワムツが我が家で食卓に上がるなんてなかなかないですよ(笑)
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2012年08月07日

支流での鮎捕り

先週末、近くの県でモモ農家を営む友人宅に遊びに行ってきました。
で、モモの収穫の手伝いもそこそこにその友人の子供の頃からの遊び場である川に繰り出しました。

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気持ちのいい支流です

最初のうちは子どもたちと潜ったり、でかい鯉を手づかみで捕ったりして遊んでいましたが、そのうち、「巻き網で鮎を獲ろう」という話になり、ちょっと上流の岩場へ移動。その岩場を網で囲うと中には5、6尾は鮎が入りましたが、岩下に入ってしまい網にはかからず。こういうポイントで獲るにはチョン掛けが一番ですが、残念ながらこの日は持参してませんでした。

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子どもたちは潜ったり、岩の上からジャンプしたり大はしゃぎ

なので、上流は諦め下流へ。下流はやや砂利っぽくなっているところがあり、そこで投網で何尾か捕獲し、あとは岸沿いのガサに隠れるので、岸に沿わす感じで巻き網を張って10尾ほど捕獲しました。
で、その日のお昼に早速焼いて食べましたが、鮎の塩焼きを頬張りながらの昼ビールはなかなか最高でした。

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よく考えたら今年初あゆ!?

ちなみに、投網でついでに取ったじゃこも友人がチャッチャと処理して串焼きにしてくれましたが、それもなかなか酒のアテによかったです。

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たくさん桃もいただきました。ありがとう
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2012年08月03日

海水浴でタコ

先週末は日本海に海水浴にいきました。天気もよく波も穏やかで子どもと海遊びをするには最高の状況でした。
で、そのスキをついて軽く潜ったりもしました。

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穏やかな海です

ただ、湾内に位置した海水浴場なので、透明度は普段行く岩礁帯などど比べるとイマイチでした。
で、見かけた魚種はチヌ、ガシラ、キジハタ、シマイサキなどで、突いてもいいかなと思えたのはガシラくらいでした。

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微妙に岩場もあります

結局、魚は突かず子どもたちに見せても喜ぶタコを捕って帰ることに、トータルで3匹捕りましたがそのうちの2匹は200gもないくらいのチビだったので、子どもたちに触らせたあと逃しました。手に吸盤がひっつくのをおっかなびっくり触ったり、墨を吐く様子を箱メガネで見たりして、なかなか楽しんでいました。

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茹で上がったタコ

唯一持ち帰ったタコはハラ抜きで600gとまずまずのサイズ。太い部分は刺身にして、あとはブツ切りにしてたこ焼きにして食べました。
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2012年07月21日

キジハタ記録更新

1ヶ月ぶりに日本海へ潜りに行ってきました。前日までのゲリラ豪雨にどうなることかと思っていましたが、天気は晴れのち曇り、透明度はまずまずでなかなか気持ちのよい海でした。
ただ、魚影自体は薄めで、メインで探したイシダイは40弱の個体をちらほら見かけるくらいであまり大きいのはおらず。キジハタは目撃自体が数尾程度で、メバルもチラホラという感じでした。チヌはいつもどおりいるもののグレをあまり見かけず、ガシラに至っては1尾も見ませんでした。また、たまに遭遇する真鯛や回遊魚も今回は会いませんでした。

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微妙な濁りが入ってました

で、今回はどうしたものかと海の中をブラブラしていたのですが、ちょっと前に仕事で軽く捻挫した左足首がフィンをつけると結構まだ痛いということが判明し、深く潜ってイシダイを寄せるといった潜りは今回は断念。水深5〜8mくらいのところでメバルを突きつつ、リハビリをしようという方針に決定しました。
20cmくらいのチビメバルをボチボチと突いていって、3尾目を突いた時に、ちょっと離れた岩下に赤い尻尾が見えました。
「お、キジハタだ。結構でかいな」
と思い、いったん浮上後、その岩下を覗きこみました。奥のほうまで見ても全然その姿は見えず、もうどっかへ行っちゃったかなと思ったその時、その岩穴のすぐ右かどのくぼみにすっぽり収まってじっとしているキジハタを発見!その時点でけっこう息は限界に近かったですが、ここで再浮上すると定番のキジハタとのおっかけっこがまた始まってしまうのではと思い、なんとかヤスの方向を修正し、土手っ腹めがけて発射。
その直後にヤスを押しこんで、確実に刺さったことを確認してからヤスを放置していったん浮上。
息を整え、再度潜りました。穴からはみ出したヤスがピクピク動いているので、キジハタにしっかり刺さっていることがわかります。この状況で下手にヤスを引っ張ったりするとキジハタからヤスが抜けてしまう危険があるので、ヤスには触らず穴の中に手を突っ込み、キジハタのエラとアゴをガッチリと掴みました。

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数年ぶりのキジハタ記録更新です

その時、その顔の大きさにちょっとびっくりし、40cm位だと思ってたけど、これはもっとでかいなと思いました。で、そのまま引きずり出し、エラに紐を通して無事捕獲完了。エントリーポイントに戻ると一緒に潜っていた友人も良型のキジハタをゲットしており、計測したところ、私のが47cmで彼のが45cmでした。
去年、何度か良型のキジハタに遭遇しながら、なかなかうまく捕獲に至らず、ちょっとモヤモヤしていたので、今回のキジハタの記録更新はなかなかうれしかったです。

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47cmと45cm。メバルが小さく見えますね

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40cmのクーラーでは入りきりません
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2012年06月27日

琵琶湖でコアユ捕り

先週末、湖水浴も兼ねて琵琶湖にコアユを捕りに行きました。
水温は低めで泳ぐのにはまだちょっと早い感じでしたが、子どもたちは元気に水際で遊んでいました。

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コアユが網に入ったか興味津々

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掛かったコアユを子どもたちがはずしてくれます

コアユの状況はまあボチボチといった感じで、たまにタタミ1畳くらいの大きな群れが岸によるのですが、サイズが全般的に小さめでした。今回私が使っていた投網は5分のものでしたが、それだとたくさんの群れが入ってもほとんどが網目から抜けていってしまう感じ。まあ、あんまり小さいやつをたくさん獲っても仕方がないのでちょうどよいくらいだったかもしれません。ただ、数年前に来た時はこのくらいの時期で15cm近いやつがゴロゴロ獲れたりもしていたので、今年はちょっと成長が遅めなのでしょうか。

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だいたい100尾ほど捕れました

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小さいやつは定番の甘酢煮

あと、今年はコアユの群れを襲っているブラックバスやケタバスがよく目立ちました。ケタバスはルアー釣りでも密かに人気がありますし、専門で投網で狙う人もいる魚です。子どもの頃、釣ったケタバスを家で飼っていましたが、結構イカツイ顔をしています。

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ネマガリダケをいただいたので、大きいコアユは一緒に天ぷらに
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2012年06月10日

日本海初潜り

週末に日本海に初潜りに行ってきました。
前日の午後からあいにくの雨模様でしたが、現地に着いた頃にはほぼ止んでおり、上から見る限り透明度もそんなに問題ないようでした。実際に潜ってみても部分的に川からの濁りが入っているものの、おおむね問題ないレベルの透明度でした。

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寒々しいですが、綺麗な海でした

ただ、問題だったのはまず海水温。最初に手を付けた瞬間、「寒っ!」と思いましたが、入ってみてもやっぱり寒かったです。ウェットスーツの隙間から入ってくる水が冷たくて冷たくて・・・。今年は春が遅かった分、海水温も低めなのかなあと思いました。原発は遠いので、温排水がなくなった影響はないと思うのですが。

あと、久しぶりの素潜りなので、いまいち海中での動きにまだ体がなじんていない感じで全てにおいてぎこちない感じでした。また息も全然続きません。まあ毎年初潜りはこんなもんですが。
というわけで、最初は水深5〜10mくらいの岩礁帯の岩下のイシダイやメバルを探していましたが、一発目から無理してはいけないと思い直し、浅場のチヌと藻場のスズキ狙いに切り替えました。

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初潜りにしては上出来です

すると、藻場に到着して早々にお昼寝中のスズキを発見し捕獲。2尾目もすぐに見つかりましたが、ヤス先が1尾目の捕獲の際の衝撃で折れていたのに気づかず、取り逃がしました。いったんヤス先を交換しにエントリーポイントに戻り、再度スズキを捜索。これまで本気でスズキ狙いで潜ったことはあまりなかったのですが、探してみると結構います。1尾目が約60cmの個体だったので、それより小さい奴はスルーして大物を狙います。結局80cm級を3尾ほど目撃しましたが、今一歩のところで捕獲には至らずでした。

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スズキはだいぶ細長いですね

その後、スズキ捜索に飽きて岩場の方に向かうと、綺麗な銀色をした美味しそうなスズキが・・・。さっきまでは完全にスルーしていたサイズでしたが、何故かこいつは迷わずゲット。そして、陸にあげて見てみるとなんだか普通のスズキと感じが違う。ひょっとして、これが噂に聞くヒラスズキ!?最初のスズキと並べてみると明らかに体型が違います。帰宅後も色々調べましたが、ヒラスズキで間違いないようです。スズキよりも断然美味しいと言われているヒラスズキ、人生初捕獲です。

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初めて突いたヒラスズキ、約40cm

ちなみにチヌは数匹見ましたが、完全に気持ちがスズキモードだったので気付いた時にはもう逃げられてました。終盤は、足がつったり全然息が持たなくなったり、ボロボロでしたがヒラスズキくんのおかげで幸先の良い2012年の素潜りのスタートとなりました。また2尾の食べ比べの報告など出来たらと思います。
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2012年06月02日

潮干狩り

先週末、潮干狩りに太平洋に行ってきました。のんびりバーベキューがメインの日程だったこともあり、潮はいまいちの中潮。子どもたちががんばって、カガミガイやバカガイを捕っていたものの、アサリなどは採れる気配がありません。

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潮の引きがいまいちでした

そのうち、子どもたちも飽きてきたので、定番のマテガイ獲りに移行。砂の表面に小さい穴があるところを左官用のクワである程度掘ります。直径1cm弱の穴が出てきたらまずマテガイの穴だと思って間違いありません。もうちょっと小さい穴だとゴカイがいたりもします。

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クワで砂を削り取ります

その穴に持参した食塩を振りかけると、ビックリしたマテガイがピョコッと姿を現します。最初は給水管が見えてきて(あわててそこをつかむと切れてしまいます)、そのうち貝殻の部分まで出てくるので、その瞬間にサッと捕まえます。その後引っ張りだすのですが、マテガイは下の方の身で必死で踏ん張っているので、あんまり勢い良く引っ張ると切れてしまいます。なので、ジワジワとマテガイと駆け引きをしつつ、引っぱり出さないといけません。

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上手に引っこ抜けました

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なかなか良いサイズのマテガイでした

最初はなかなか上手に捕れなかった子どもたちもそのうちにコツがわかってきて、捕れるようになってました。マテガイは30本くらい捕れました。数は少なかったものの、サイズは結構大きいのがいてなかなか面白かったです。
潮干狩りにいくと、ついつい動きのあるマテガイ掘りに毎回はまってしまいますが、次はしっかりとアサリを掘る潮干狩りに行きたいと思います。
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2011年11月17日

落ち鮎の燻製

2日ほど前から狩猟が解禁となりましたが、色々あって架けたワナはまだ4丁だけです。
で、その前にこないだ捕ってきた落ち鮎を燻製にしたので、その記事を。

燻製用に残したのは、ガリガリに痩せたオスアユです。今回は下処理の段階で贅沢に頭も取り除いて食べやすくしてあります。実際、燻製にする際はその方が腹の中まで煙が当たりやすく都合が良かったりもします。頭を残す場合は爪楊枝などで腹を開いたりしますが、100尾もやる時にそんなことやってられません。

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ソミュール液に浸けました

で、普段は魚でもいわゆるソミュール液というのはあまり使わず、塩砂糖胡椒などと日本酒などを揉み込むことが多いのですが、今回はサイズが小さく数が多いということもあり、まんべんなく味をつけるためにそのソミュール液を作ってみました。
その作り方ですが、1リットルの水に100gの塩、50gの砂糖、胡椒・醤油・日本酒適量と庭に生えているオレガノとローズマリーをちぎってきて揉んで混ぜ込みました。それを半量ずつ50尾ずつ入ったジップロックに投入。あとは、冷蔵庫に入れて一晩放置するだけです。

燻製当日は塩分で浮いた臭みなどを落とすために水洗いし、塩分濃度の調整のため鮎をかじって味見をしつつ10分ほど流水にさらして塩抜き。その後、水気を拭き取り燻製器で燻煙しました。
60℃で4時間ほど燻煙したら、なかなか旨みのあるジューシーな燻製が出来上がりましたが、今回は保存が目的だったので、さらに数時間温熱乾燥し、最後は薪ストーブの上にぶら下げて干して完成。

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良い色になりました

なかなか美味しい酒のアテ&子どものおやつができました。食べてもらった友人たちにも概ね好評だったので、今度はもうちょっとたくさん作ってもよいかもしれません。来年は時間があったら焼き干しも作りたいところです。

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さて、どれくらい保存がきくでしょうか
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2011年11月08日

落ち鮎捕り

先日、狩猟解禁前の川漁納めの定番となる落ち鮎捕りに行きました。
猟友会の先輩と二人で行きましたが、そこそこ捕れました。落ち鮎というのは秋の産卵時期に河口付近などにある産卵場所に下ってきた鮎の事を言います。オスは婚姻色がきつめに現れ黒っぽくなるのでサビ鮎などとも呼ばれます。メスは当然子持ち鮎ですね。この時期は産卵に向けてあまり餌を食べなくなり、卵にも栄養を取られるので、脂も落ちて身の味はイマイチだと言われることが多いです。

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左側が錆びたオスで右側がメス(1尾オスが混じってました)

今回は、180尾ほどわけまえを頂戴し、痩せたオスを中心に100尾を燻製用に、残りの80尾をフライ用にしました。私は普段から鮎の内臓は食べないので取り除くのですが、今回は食べやすさ・処理のしやすさを考えて頭も落としました。内臓を出したあとは、背骨沿いにある血合いと腹の内側の黒い膜を指でこすって落とすとより上品な味になります。

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頭を落として内臓を取り除く

この時期は、たいがいぷっくらしている銀色のやつは子持ちのメスで、オスは錆びたガリガリだと思ってそんなにハズレはないですが、たまにぷっくらしている奴の腹を割ってみると、山盛りの白子に出会うこともあります。あれは、まだ婚姻モードに入る前に栄養を蓄えているやつなんでしょうかね。
ちなみに、鮎の雌雄をしっかり見分けようと思ったら、腹びれの長さというか形で判断できます。

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パックに小分けして冷凍します

さてさて、これで川の漁も終わり、猟期に向けて気持ちを引き締めていきたいところですが、実はちょっと海の素潜りが今期は欲求不満気味で踏ん切りが付いていません。でもまあ、もう狩猟解禁まで1週間ですからね・・・。

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唐揚げは骨ごと食べられておいしいです

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鮎の卵は甘辛煮に。どんぶりいっぱいできました
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2011年10月08日

日本海素潜り4回目(西部)

先週、久しぶりに素潜りに行って来ました。普段行く日本海よりはやや西の方の海に行きました。
ただ、波が荒くそのための濁りが結構入っていて、波の裏になるポイントを選んでの素潜りになりました。

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波のせいで透明度はイマイチ

今回は、大きなクエを狙っての素潜りでしたが、友人が60cmくらいの個体を目撃したものの逃げられました。
私は30cm程度のサイズのやつしか見つけられず、クエを突くのは断念しました(30cm以下のクエはそこそこいました)。

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友人が突いたクエ35cm

結局、普段目撃することのないイシガキダイを2尾突くことができたのが今回の成果です。いつもと違う魚を突けるというのはなかなかうれしいものですね。
あと、最後に潜った場所で40cmのウマヅラハギを見つけたので、その日の晩御飯のおかず用に突きました。

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イシガキダイ40弱×2

もう猟期まで1ヶ月ちょいなのでぼちぼち素潜りも終了ですが、もう1回ぐらいは行きたい所です。

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ウマヅラハギは唐揚げで美味しくいただきました
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2011年09月01日

日本海素潜り3回目

久しぶりに日本海に素潜りに行ってきました。
・・・と言っても海水浴のついでにちょこっと潜っただけですが。

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穏やかな海でした

行ったポイントは初めての場所で、やや湾内で波は穏やか、透明度はまずまず。ただ、それゆえにイシダイなどはほぼおらず、突こうかなと思った魚はキジハタくらいでした。ガシラは数はいましたが、サイズが小さめでした。あと、メバルを一尾も見かけなかったのは場所の問題かそれとも水温などの関係なのでしょうか。

結局、突いたのは30cmちょうどくらいのキジハタを2尾のみ。40弱くらいのやつと35くらいのを1尾ずつ目撃しているのですが、いろいろあって突けずでした。

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翌日の夕食で美味しくいただきました
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2011年08月25日

久しぶりのウナギ

気づいたら、1ヶ月以上また更新していませんでした。
先日、久しぶりにウナギ捕りに行きました。1年ぶりに行ったポイントでしたが、目撃したウナギは2尾で捕獲1、600g。もう1尾は100g程度だったのでスルーしました。

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ここ数年はずいぶんウナギを食べる回数が減りました

普段通り炭火で焼いて食べましたが、なんだか脂のノリがイマイチでした。サイズ的には脂はそれなりにのっていておかしくないはずですが、何か原因があるのでしょうか。身も若干固めのような気がしました。
ただ、まあやはり久しぶりの天然うなぎは美味しかったです。

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今回は長さも測ってみて、67cmでした

さてさて、今シーズンはあと何回ウナギ捕りいけるかな。
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2011年07月12日

久しぶりに琵琶湖で投網

先週末、久しぶりに琵琶湖に投網を打ちに行きました。河口部ではハス狙いの投網師も出ていましたが、こちらは湖水浴も兼ねてのんびり湖岸でコアユ捕りです。

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なんていびつな網の形(笑)

午前中から午後の暑い盛りの投網になりましたが、この日のコアユの状況は、数百尾の固まりのような群れはあまり見られず、細かい群れがまんべんなく岸に寄っているような状況でした。
なので、ひと網でせいぜい10数尾程度しか入りませんでしたが、数を打てばその分だけ捕れるという感じでした。

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助手が水中のコアユをチェック!

結局、泳いだり、ビーチボールで遊んだりしつつ、隙を見ては投網を打って、捕獲したのは230尾ほどでした。同行者に半分渡して、100尾程度持ち帰り。
今回捕れたコアユは天ぷら・かき揚げ用に30尾ほど残して、あとは立て塩したのち乾燥させて鮎の煮干しにしました。

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サイズはまあ標準でした
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2011年07月09日

日本海素潜り2回目

先日、今期2回目となる日本海の素潜りにでかけました。
天気も良く、波もなく透明度もなかなかのものでした。
海の状況ですが、イシダイは40弱くらいの個体が複数いる群れに何回か遭遇、キジハタは30前後の個体に5回ほど遭遇。あとは、岬の先の方で、50cmくらいの回遊魚(たぶんツバス)の50尾くらいの群れに遭遇、と、なかなか良い感じでした。ただ、まだ体が全然海に馴染んでおらず、イシダイは寄せきらず、キジハタは30弱を1尾のみ捕獲、回遊魚にはヤスは刺さったものの、一瞬で振りほどかれました・・・。

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なかなかの透明度でした

で、今回は何を捕ったかというと、舌平目です。クロウシノシタという名前の舌平目だと思いますが、この時期に産卵のために岩礁帯の近くの砂地の辺りに集まっているようです。知人からこの時期に行けば簡単に捕れるとは聞いていたものの、実際に獲ったのは初めてです(シマウシノシタは以前一度捕獲したことあり)。

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次からは頭を突きましょう

今回は4尾獲りましたが、確かにその気になれば10や20は楽に捕れそうなぐらいあちこちで見かけました。サイズは30〜40くらいがほとんどで、捕った4尾は皆抱卵していました。
「舌平目」というと「ムニエル」くらいしか思いつかないので、そのようにして食べましたが、意外と小骨も少なくおいしく食べられました。あまりにも簡単に捕れるのでちょっと躊躇してしまいますが、季節の食べ物として年に1回くらいは獲って食べるのも良いような気がしました。

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気持ちの良い気候でした
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2011年07月07日

鮎の網漁解禁

今年もいつも行く川で鮎の網猟が解禁になりました。
ここ数年は忙しくてなかなか解禁日に参加することができませんでしたが、今年は無事解禁日に行くことができました。猟友会の先輩方と5人で参加。

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1年ぶりの鮎との再会

毎年この時期は梅雨なので水量が多く、巻網を張りにくいのですが、今年はちょうど晴れが続いていたので川の条件は良かったです。ただ、今年は春先からずっと水温が低いせいか鮎の成長が遅く、普段使うことの多い9分の目合いの網ではほとんどが抜けていってしまく状況でした。現地でよく合う地元の漁師さんに聞くと、今回は8分を使っているとのこと。ただ、「8分で捕れるような鮎は佃煮用だ」と言ってました。

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水量は良い感じでしたが・・・

というわけで、今回は網にはたくさんの鮎が入るのですが、捕獲に至るのはそのなかの比較的大きい獲物だけということになり、合計で200尾強の成果となりました。5人で行った解禁日の漁果としてはちょっと寂しいですね。

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サイズが小さいですね

鮎が良いサイズに育つにはあと1ヶ月ほど待ったほうがいいかもしれません。ただ、一部の支流には良いサイズの鮎もいたので、ここ1ヶ月ほどはいろんなポイントを探りつつ様子見という感じですかね。
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2011年06月15日

今期初日本海素潜り

先日、今シーズン始めてとなる素潜りに日本海に行きました。
海に到着するまでは雨模様でしたが、その後はなんとか持ち直し、やや寒かったですが気持ちよく潜ることができました。ただ、海藻由来と思われる浮遊物が多く、水面からの透明度は5mあるなしといったところで、初潜りの条件としてはちょっときびしかったです。あとは、水温の関係と思われますが、キジハタは目撃ゼロ。イシダイも30cm程度のが数匹いたのみ。メバルがチョロチョロいて、チヌはそれなりにいました。あとは、友人が40cm強のアイナメを目撃。

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雨がやんだのでよかったです

最初に海に入って数十分くらいで上記のような状況だと理解したので、今回は煮付け用にメバルをメインターゲットに狙おうと決めました。ただ、5尾程度の群れが数カ所にいただけで、あまり数は見つけられず。25cm程度の個体を3尾突いて以降はなかなか追加できずでした。で、たまたま出会い頭に岩下にいたチヌを突いたものの、それはチヌとしてはお子様サイズの30cm強・・・。しかも、岩下をゴソゴソしているうちにスカリの連結部が破損し、気付かないうちにメバル3尾が行方不明に。で、周辺を頑張って探したものの1尾しか見つからず。残りの2尾のメバルには悪いことしました。

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扱いに困るラインナップ

この日は1時間半くらいを2本潜りましたが、初潜りだけあって2本目はもう早々に疲れが出て、耳の抜けは悪くなるわ、足首は痛いわで浅場をひたすら漂って、5m程度までの岩下などをたまにのぞく程度でした。で、たまたま遭遇したタコを手づかみし、その日は終了。

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タコは標準サイズ

まあ、海に潜るという感覚を思い出すというのが最大の目的だった初潜りですので、獲物に関してはまあ二の次としましょう。
さて、今年は何回海に行けるかな。

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友人一家とのたこ焼き大会に有効活用されました
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2010年09月28日

イシダイ記録更新

先週末に日本海の島に行ってきました。気温が低く寒かったですが、泊りがけでしっかり潜りに行ったのは今季初だったので、なかなか気持ちが良かったです。

1つ目のポイントは以前も潜ったことのある場所。前は50cm近いイシダイを目撃していたので期待していましたが、今回はいまひとつ。結局、尾叉長37cm(全長40cm)のイシダイを1尾突いたのみでした(晩飯のおかず用に30弱のメバルは3尾突きました)。

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奥の3尾は友人の獲物

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気持ちの良い海でした

2つ目のポイントは溶岩ぽい感じの岩が切り立った場所。透明度はかなり良くて、泳いでいて大変気持ちは良かったのですが、結構すぐに深くなる感じの場所で、ちょっと現在の実力では手に負えない感じ。40前後のイシダイもそこそこいるのですが、なかなか突きにくいポイントでした。ここでは、40くらいのチヌ、35のイシダイ、30強のキジハタ、30弱のツバスを突いたのみでした。

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どれももう一段階サイズアップが望まれます

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晩ご飯は石鯛のフライとツバス、アオリイカの刺身にキジハタ・メバルの酒蒸し

3つ目のポイントは巨岩が林立するポイントでしたが、今回潜った中では一番イシダイの密度が濃かったです。最後だということもあり、だいぶ体もなじんできて気持よく潜れるようになっていました。
ここで、これまでのイシダイの記録を更新する個体をゲット!

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イシダイ記録更新!

・・・と、ちょっと石鯛を前に突き出しすぎですね。すみません。
実際はこんな感じ。

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丸々と太ったメスでした

実測で尾叉長43cm(全長46cm)でした。本当は50cmオーバーの個体を狙っていましたが、まあとりあえずは満足です。
今年は忙しくてなかなか潜りにいけませんでしたが、今回は久しぶりに思う存分キレイな海で潜ることが出来て、大変充実した週末でした。

※最近は友人たちと魚のサイズを尾叉長(口を閉じた先端から尾びれの割れ目までの長さ)で記載することで統一しています。魚の尾びれはたたむと結構長くなり、それによりサイズ測定が恣意的になってしまうのを避けるためです。なので、当ブログでも魚のサイズは何も記述がなければ尾叉長だと考えてください。
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2010年09月22日

モクズガニ大漁

先日、モクズガニ捕りに行ってきました。行ったのは日本海側の河口部です。モクズガニは秋に河口部に下ってきて産卵をするので、今の時期が捕獲シーズンです。

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ハゼ釣りも人気のポイント

昼ごろに到着して、川の中に眼をやると結構います。今回の捕獲方法は、竹の棒の先に細い銅線を縛り付け、その先端を輪っかにして、カニの脚をくくるというもの。昔の野犬狩りの人たちが使っていたような道具です。
以前は、ザリガニ釣りのようにエサで釣って、水面近くまで持ち上げてからタモですくっていましたが、今回の道具の方が効率はよかったです。

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たくさん捕れました

結局、3時間ほどで40杯ほど捕れました。今回はサイズもかなり良いものが多かったので、普通に茹でて食べてもしっかり食べるところがありました。小さめのやつは定番のカニだんご汁にして美味しくいただきました。

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料理の写真はまた撮り忘れ・・・
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2010年09月07日

蓼酢(たです)の素

蓼酢は鮎の塩焼きを食べるときによく使われる調味料です。おもしろいことに鮎が捕れるような川には結構自生していて、鮎捕りのついでに摘んでかえることができることができます。蓼の葉っぱはいわゆる「蓼食う虫も好き好き」と言われるように、そのまま食べると強烈な辛味を感じます(ちなみに、ホントに蓼を食う虫もいて、葉っぱは結構虫食いだらけです)。

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川の中州などに群生しています

作り方はいたって簡単で、蓼(柳蓼)の葉っぱを10枚程度すり潰し、お酢に混ぜるだけ。これで辛味のあるきれいな緑色のお酢が出来上がります。そのままでもいいですが、葉っぱの部分を漉しとった方がより上品な感じになります。

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綺麗な葉っぱの部分を茎ごと摘み取ります

これまでもたまに作ることはあったのですが、今回は、葉っぱをすり下ろしたものを冷凍しておけば、いつでも蓼酢を作れるという話を聞いたので、ちょっと葉っぱを多めに採ってきました。
で、その葉っぱをすり鉢いっぱいに入れ、全部すりつぶして平べったくしてジップロックで冷凍しました。これで、使いたい時に適量ずつ折りとってお酢に漬けたらよいだけです。

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すりつぶすのが結構大変でした

さてさて、これを使い切るだけの鮎が今季捕れるかどうかが問題ですね。
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2010年09月06日

今年最初の巻網

先日、鮎の巻網漁に今年初めて行きました。網の解禁からはや2ヶ月が経過しています・・・。
過去の記事を見ているとここ数年は毎年1〜2回しか鮎漁には行けていないようで、今年ももう一回行けるかどうか微妙なところです。
鮎の網漁は毎回、猟友会の先輩に同行する形で参加しており、今回も網を張るメンツは二人でした。

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いつも行く川です

今年は天然遡上の鮎のサイズが小さいらしく、使った巻網の目合は9分と1寸でしたが、1寸では抜けるものも多かったようです。

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今回使用した巻網

さて、漁果の方ですが、うまいこと浅瀬に鮎が寄っているポイントを見つけたこともあり、2人で4枚の巻網を使って、計300尾ほどの捕獲となりました。

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サイズがもう一回り大きいと食べごたえがあるのですが

分け前として持ち帰った150尾ほどはサイズも小さかったので全部開きにしました。で、干し網に入る分だけ一夜干にして、残りは軽く立て塩をして水気を切り、そのままジップロックに入れて冷凍しました。

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鮎の開きはきれいですね

支流に入っている大きめの鮎が下り始める時期になんとかもう一度行きたいものです。
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2010年09月01日

日本海素潜り2回目

今季二度目となる日本海素潜りに行ってきました。
前回と違い、今回の日本海は透明度が抜群で、15m程見えたと思います。何も突けなくても泳いでいるだけで気持ちがいい最高の海でした。まあ、クラゲはいましたが。

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素晴らしい透明度でした

とは言いつつ、実際は海に入るやいなや獲物を探し始めるわけですが、今回のポイントにはなかなか良型のキジハタがいました。友人と私の目撃で、50cmオーバー1尾、40cmオーバーは5尾以上。これまでにないキジハタパラダイスです。
・・・が、突けたのは友人の37cmが最高で、あとは30cm前後が4尾と、いまいちな結果でした。
しかし、初めてこんなにキジハタのいるポイントを見つけることが出来たのは重大な成果です。あとは自分の素潜りの技術を磨くのみ。魚との駆け引きがまだまだ下手くそですね。

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キジハタは色が鮮やかですね

さて、それ以外では30cm程度のガシラがたくさんいたので、それも5尾程度捕獲。あとは、このあたりではあまり見かけないムラソイを1尾。

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数は揃っているんだけど・・・

ちなみに、今回のポイントはイシダイやチヌなどはほとんどいない場所でしたが、今回は帰宅後、友人とイシダイフライを食べる約束をしていたので、普段は突かない30cm程度のイシダイを計3尾突きました。

今季2回目の素潜りは成果の方はまあいまいちでしたが、天候にも恵まれ、大変気持ちよく潜れました。
さて、今季はあと何回潜りに行けるかな。

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関係ないけど、これは先日捕りに行った鮎
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2010年08月27日

今年の初ウナギ

先日、ようやく今年の初ウナギを獲りました。400g強と500g弱の2尾。

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久しぶりにウナギに触りました

最近は忙しくてウナギを捕りに行く暇もなかなかなく、今年は土用の丑の日にもウナギを食べずじまいでした。
今回は、目撃3尾で捕獲2尾。ヤスで突いて捕りました。サイズ的にはいまいちでしたが、意外と脂がよくのっており、大変美味しくいただけました。

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ジュウジュウと脂がしみ出してきます

やっぱりウナギは美味しいということを思い出したので、今年中にあと2〜3回は行きたいと思います。

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食器がなかったので、ボールで鰻丼
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2010年07月29日

遅まきながら初日本海潜り

先日、今季初めて海に潜りに行ってきました。日本海です。
天気は良かったのですが、海の中の透明度はちょっといまいち。プランクトンのようなものが漂っているのか、良くて7〜8m見えるかどうかって感じでした。

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久しぶりの海は気持ちが良かったです

最初に潜ったのは砂利浜から延々岩場が続くようなポイント。20〜30cmくらいのキジハタが結構おり、あとは40cm強くらいまでのイシダイがチラホラ。たまに20cmくらいのイシガキダイを見かける感じ。ここでは、30cm弱を筆頭にキジハタを数尾ゲット。

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子連れで遊ぶのも楽しそうな感じ

次に行ったのは大岩が林立し、手前がタイドプールのようになっている。楽しげなポイント。ここは以前来た時は、波がきつくて大変だったのですが、今回は波はほぼゼロ。ただ、濁りがきつく、昨年来た時はたくさんいたメバルの群が今回はほとんど目につかず。イシダイも30cm強くらいまでしかおらず、いまいち。結局ここでは40cm強のチヌを捕獲。

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食べごろサイズのチヌ42cm

この日は夕方までに自宅に帰りつき、キジハタは刺身と酒蒸し、チヌはカルパッチョで美味しくいただきました。
まあ、1年ぶりに潜ったにしてはまずまずの出来だったと思います。

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もっとでかいキジハタが捕りたい・・・
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2009年10月08日

日本海西部での素潜り

週末を利用してちょっと遠出をして、普段行かない西のほうの日本海で潜ってきました。
前日まで波が高かったので透明度はまずまずでしたが、場所が違うので普段遭遇しない魚に色々出会えておもしろかったです。

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きれい海でした

まずいたのがコロダイ。40〜50cmくらいのサイズでつがいで泳いでいることが多く、水深10m前後のところによくいました。泳ぐのがゆっくりで突きやすい感じでした。1尾突きましたが、突いたあと左手で押さえに行ったところでバラしてしまいました。うーん、残念。

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これは友人が仕留めた50弱のコロダイ。優しい顔をしています

次にマハタ。普段行くところではハタ類といえばキジハタしかほとんど見ないのですが、マハタがたくさんいました。ただ、サイズは30弱まででそんなに大きいものはおらず。

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マハタとキジハタ。もう少し大きいサイズが欲しいところ

その次は、ムラソイ。外見はカサゴにそっくりですが、黒っぽくて水中で見ると緑と紫のマダラ模様に見えます。サイズは最大のもので33cmでした。刺身にするとすごく歯ごたえがあり、尾部の身はイカか貝なみの食感。本で調べたら、刺身も何日か寝かすとちょうどよいと書いてありました。

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上がムラソイで下がカサゴです。

あと、海にウナギがいる!と思わず突いたらホタテウミヘビという魚でした。味はウナギに似ていましたが、小骨がきつく、ハモのように骨きりしたら美味しく食べられたかもしれません。

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ウミヘビという名前がついていても爬虫類のウミヘビとは別物です
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2009年09月27日

川魚いろいろ

ちょっと事情があって、普段はあまり捕らない川魚を友人数名といろいろ獲ってきて料理しました。
マゴイ2尾、ニゴイ1尾、ナマズ3尾、ブラックバス3尾、フナ1尾と普段どおりウナギ5尾。

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あまり大きすぎず一番美味しそうなサイズの魚たち

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ナマズとウナギの中にコイが1尾

実はこの中で、ニゴイだけはこれまで食べたことがありませんでした。臭いとか小骨が多いとかいう噂は聞いていましたが、実際に付けにして食べてみたところ、においはまったく気にならずでした。ただ、小骨は、枝分かれした鬱陶しい骨が確かにありましたが(フナにもあるやつ)、別にそんなにどうしようもないということはなく、普通に美味しく食べられました。
ブラックバスは相変わらずフライにして、何の問題もなく美味しく食べられましたし、ナマズ、ウナギは言うに及ばず(今回一番大きいナマズは、2・3kgありました)。フナも評判よかったですし、マゴイもなかなか高評価。

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このナマズはこれまでで一応最大クラス

というわけで、きれいな水にいる川魚は全然臭いということは無いということが改めて確認できた一日でした。

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最近私の周辺でナマズの評価がうなぎのぼりです
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2009年09月19日

タコ3、アオリイカ5

先日、日本海に素潜りに行ってきました。

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雰囲気は非常に良かったです

数年前によく行ったポイントに久しぶりに行きました。
透明度は非常に良かったものの、あまり良いサイズの魚類が全然おらず(まあ徹夜で行ったため体調が悪く全然潜れなかったのもありますが)。

しかたなく、浅場でタコを3匹手づかみで捕獲。その後は、アオリイカがたくさん泳いでいたので、お試しにヤスで捕獲。5杯獲れました。アオリイカはこちらを警戒していない時はほぼ水中で静止しているので非常に突きやすいです。また、胴の部分の身がかたいのでヤスが刺さったらまず抜けません。本気でイカ狙いでやれば結構な数が獲れそうでした。

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タコの刺身。ごま油と塩でいただきます

イカは刺身で、タコは500gくらいのやつの足の部分を刺身にして、残りは茹でダコとタコ飯にして美味しくいただきました。

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茹で上がったタコ

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モクズガニ釣り

先日、日本海に潜りに行く途中にモクズガニのポイントをのぞきました。この時期はモクズガニ獲りのハイシーズンです。
すると、そこそこいたので何の準備もしていませんでしたが、釣竿とタモでモクズガニ釣りを開始。

1時間ほどやって4匹だけ捕獲。まあその日の夜に食べる分には十分ということで、それで終了。全部オスで、1匹を除いて他はみな良いサイズでした。

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なかなか良いサイズでした

久しぶりに行ったらモクズガニポイントの地形が変わっていたので、次はもう少しそれに適した道具を持ってきたらたくさん獲れると思います。
シーズン中にもう一回行けたら、久しぶりにカニ団子汁が作りたいなあ。

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茹でたらきれいな赤色に
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2009年09月13日

ブダイとセミホウボウ

久しぶりに太平洋岸へ潜りに行きました。
日本海方面に行くはずが、大雨だったので急遽太平洋方面に行き先を変更しました。海沿いの街でかなりいい感じの魚突き用品店を発見し、そこの店主と素潜り談義などをしてテンションをあげつつ、いざ海へ。

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このヤス先はでかすぎです・・・。

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太平洋は何年ぶりかな

が、最初に行ったポイントは、水面付近には無数のクラゲ海底や岩礁には無数のガンガゼという最悪のシチュエーション。そして、いる魚はきらびやかな熱帯魚とタカノハダイばかり。透明度も悪く、そうそうに引き上げました。タカノハダイは40cm前後のでかいやつがたくさんいましたが、以前食べてすごく磯臭かったので、それ以降は捕らないようにしています。
このポイントでは、引き上げる直前に砂浜の上にいたホウボウみたいな珍魚を捕獲。帰宅して調べたところセミホウボウという魚でした。

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ついた瞬間に羽が開いて青く光りました

で、次に行ったポイントは、透明度はなかなかよく、魚影も濃い。
・・・と思いきや、グレとブダイだらけ。グレも以前食べて磯臭かったのであまり捕らない魚です。ただ、最近のグレは釣りの撒き餌の影響で美味しくなったという情報もあるので、一度余裕のある時に捕ってみてもいいかとも思っています。
さて、問題のブダイです。実はこれまでほとんどブダイは見たことが無かったのですが、ここには40cm〜50cmのものが無数にいました。動きは鈍く、簡単に突けそう。ただ、なんとなくベラっぽいし、美味しくない雰囲気。
うーん、でもまあせっかくだし、何事も経験、試食もかねて1尾捕るか、と心に決め、40cmの固体を1尾捕りました。思った通りほとんど逃げないので突こうと思えばいくらでも突けそうです。

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友人が突いたイシガキダイ、ガシラといっしょに

さて、帰宅後、ブダイをさばきましたが、なんとなく身が水っぽい印象でした。で、ちょっとだけ刺身にして食べて、残りを塩焼きにしましたところ、刺身は意外と普通に食べられましたが、塩焼きはちょっと味気ない白身魚という感じ。本によると味噌漬けや干物にすると書いてあったので、やっぱり水気を抜いて食べるのがよいという事なのかもしれません。ただ、別にまずいとか臭いとかいうことは無かったので、獲物が他にない時は突いてもいいかなと思いました。

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鱗をとったあと。なんともいえない顔ですね

セミホウボウのほうは、20cm弱だったので身はちょっとしかありませんでしたが、しっかりした身でおいしかったです。

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2009年09月12日

ナマズのさばき方

ウナギ捕りにいって久しぶりにナマズを捕りました。
ナマズは見かけによらず、淡白で上品な味の白身の魚です。普段は揚げることが多いですが、今回は頭ごと開きにして、ウナギと一緒に蒲焼きにしました。今回のは1・1kgでまずまずのサイズです。

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頭が結構固いです

ナマズもウナギ同様に背開きにしますが、ナマズの場合はクビ周りに結構肉がついているので、頭ごと開きにします。頭の部分は硬いので、出刃を当ててゴムハンマーでどつくのが一番楽です。ウナギの頭を半割りにする時も同じやり方です。ぬるぬるで動くと危ないので、下あごに目釘を打ちます。

頭が割れたら、あとは内臓を傷つけないように背中側から刃を入れていき、エラと内臓を取り除いたらおしまいです。
内側の血や汚れはふき取るか、丸洗いするかしましょう。

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ピンク色のきれいな身です

久しぶりに食べたナマズはなかなか美味しかったですが、ウナギと一緒に蒲焼きで食べるとやっぱりウナギに負けてしまうのがかわいそうでした。

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主役のウナギよりも存在感があります

開いた感じがホッケっぽかったので、今度は干物か燻製でも作ってみようかな。

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ちょっと焼きすぎましたが、美味しくいただきました


−関連記事−
◆ウナギのさばき方
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2009年09月03日

イシダイとヒラメ

日本海側の島へ潜りにいきました。
大きいキジハタがいると良いなと思いながら行ったのですが、出会うことも出来ず。冷夏の影響か今年はあまりキジハタに会えません。

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口は黒いですが、縞はまだくっきり

ただ、イシダイは多数おり、結局突くことが出来たのは、41cmと38cmの2尾でしたが、50cmオーバーの個体とも何度も遭遇しました。
今回は捕獲までには至りませんでしたが、イシダイに関しては50オーバーの固体でも突ける確信が持てたのが収穫です。

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ちょっと小さいですね

あとは、久しぶりにヒラメを突きましたが、それは32cmという超小物。刺身にするにはペラペラだったので、煮付けにしました。

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お刺身とあら汁、煮付けという定番料理
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2009年08月27日

今季初のアユ巻網

解禁から早2ヶ月、遅まきながらアユの巻網漁に参加しました。個人的に忙しかったため、全然参加できていなかったのですが、今年はずっと雨続きであまり獲れていないとのこと。
猟友会の先輩からも
「数日前が実質解禁みたいなもんや」
と言われ、ほっとしました。

で、本日は4人で行って約200尾。初参加では上出来です。サイズはやや小ぶりのものが多く、全般的に痩せていて、雨続きで十分に餌が食べられていないのかな、と思いました。

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これで150ほどいます

まあとりあえず久々のアユ捕りを堪能した一日でした。
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2009年08月13日

シジミ捕り

先日、ちょっと遠方に出かける用事があり、その際にシジミ捕りをしてきました。汽水域にいるヤマトシジミです。

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黄色っぽいのと黒いのがいます

シジミ捕りは普通の川にいるマシジミを遊び程度にしか捕ったことがなかったので、地元の人に教わりつつ、やりました。本格的にやる人は以前潮干狩りのところでも紹介したジョレンを使うのが基本ですが、そんなものはなかったので、適当な網目のザルやカゴなどを使って捕りました。

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なかなかよい雰囲気の場所でした

その場所はほんとに至るところにシジミがおり、膝くらいの水位の場所の砂を軽く掘り返すだけで、数十個のシジミがボロボロ出てくる感じでした。

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全体的に小さめですが

で、玄人の人は捕らないようなサイズのシジミも含めて、友人たちと10kgほど捕りました。捕れたシジミは山分けして各自がシジミ汁やバター炒め、佃煮にしておいしくいただきました。
でも、立派なジョレンでビッグサイズばかり捕れているのがうらやましかったので、次行く機会があればもう少し装備をしっかり準備していきたいと思いました。

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アサリの稚貝も混じってました
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2009年08月12日

ウナギ3匹

いつもの川のウナギの漁獲量が年々減少しているので、新ポイントを久々に開拓しました。

で、そこが大当たり。目撃数11匹(目測で300g以上は5匹)で、そのうち3匹を獲りました。それぞれ300g、500g、850gでした。

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久々の複数捕獲です

なかなか有望な漁場を開拓できて、ちょっとウナギ獲りの意欲が増してきました。

今回のウナギは、炭で焼いている余裕がなかったので、台所のグリルで白焼きにして、ウナギだれで煮込んで食べました。

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串を刺さなくてもあんまり反り返りませんでした

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10分くらい煮込めば十分です
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2009年07月22日

土用の丑のウナギ

土用の丑の日にウナギを食べるために、今年初のウナギ捕りに行きました。しかし、数年前は毎日のようにウナギ捕りに行っていましたが、最近はなにかと忙しくて全然行けていません。

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久しぶりにウナギとご対面

で、今回は目撃3尾中捕獲1尾。重さは650gで中くらいのサイズでした。残りの2尾は穴の中だったので獲れませんでした。

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じっくりと皮から焼きます

まあとにかく、なんとか土用の丑の日にウナギをちょこっとでも食べることができたのでよしとしたいと思います。

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うな丼と肝吸いでシンプルに食べました



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2009年07月13日

日本海の巨大マダイ

お久しぶりです。
先日、日本海へ友人と素潜りに行きました。
で、私がタコを捕ったりしている間に友人がすごい獲物を獲りました。

とりあえず記念にその写真だけ掲載しておきます。

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一緒に獲った40cmのクロダイが小さく見えます。

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計量の結果、83cm、7kgでした。

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使用したヤスは2mの二又の自作ヤスです。
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2009年05月28日

鮎の南蛮漬け

鮎の南蛮漬けを作りました。
あれ、鮎の網なんてどこでもまだ解禁してないはず…。

そう。実は去年の鮎です。大型冷凍庫の肉以外のスペースをあさっていたら去年獲った鮎を発見。ハラだけ出した状態のものが50尾ほど…。最大マイナス60度まで下がる冷凍庫なので、そんなに悪くはなってない模様。まあ、それにしてもさすがにさっさと食べないと今年の鮎の解禁がやってきてしまう。

というわけで、一部は炭火で焼いて食べて、残りは南蛮漬けにしました。
今回のレシピは、普通の料理本などにある豆アジの南蛮漬けとかとほとんど変わりないので割愛します。

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たくさん獲れた時にオススメです

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頭も骨も全部食べられますよ
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2009年05月21日

バカ貝とシオフキ

先日、潮干狩りに久しぶりに行ってきました。
潮干狩りが出来る海岸には大きく分けて、無料のところと有料のところがあります。有料のところは、アサリやハマグリを撒いていてある程度の収量が期待できますが、無料のところはよいポイントを知らないとなかなか難しいです(ハマグリはそもそも自生のものは日本近海では一部地域を除いては既にほとんど絶滅状態であるとも言われています)。

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広々とした海岸で気持ちがいいです

今回行った場所は無料の有名な潮干狩り場。まあ、この時点でアサリなどは期待薄ですが、駐車場完備でバーベキューなどもしやすいということで。
で、予想通り獲れたのは、潮干狩りのB級貝で有名なバカ貝とシオフキ。アサリは腰まで入って貝捕りジョレンでゴソゴソした人がザル1杯程度獲ったのみ。マテ貝もいるにはいましたが、サイズが小さく子どもたちが捕獲を楽しんだ程度でした。

さて、そのバカ貝とシオフキですが、味はそこそこ美味しいのですが、砂が抜けにくいのが有名で、あまり好んで獲られることの少ない貝です。今回も獲ったバカ貝はその場で炭火で軽くあぶって口が開いたら、それごと海水につけてむき身にして洗い、もう一度焼いて食べるという強引な食べ方をしていました。

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浜辺にはハマダイコンやカジイチゴが

残った貝は持ち帰りましたが、その際注意しないといけないのは、クーラーボックスに海水を入れずに持ち帰るということです。海水に入れておく逆に貝が弱ります。で、家に着いたら、別にペットボトルに入れてきた現地の海水に一晩つけてある程度砂を抜きます。振動のないところで入れておく分には貝は弱りません。エアーポンプを入れてやるとさらによいです。
ただ、海水に一晩以上つけておくと酸欠や海水が濁ってきて弱ってくるので、ある程度砂が出たら、濡れ新聞紙にでもくるんで冷蔵庫に入れておきます。そうすると数日間は元気に生きています。

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タライに海水をはって貝を入れます

ここまでで基本の処理は終了ですが、バカ貝とシオフキはこれでも砂は抜けきらないので、結局は軽く茹でて開いたところをむき身にし、それを冷水で水洗いして塩を抜くことになります。
まあなかなか処理はめんどくさいですが、たくさん獲れるのでよしとしましょう。

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元気に呼吸しています
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2009年03月15日

久しぶりにブラックバス食べました

先日、仕事が休みの日に薪小屋の改築作業をしていると、学生時代の友人から電話があり、琵琶湖で大きめのブラックバスを釣ったので一緒に食おうとのこと。あまり気乗りしないながらも、いざそのバスを見てみるとなかなかデカい、というか太い…。50cm弱で、約2kgの重さ。

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デップリとして美味しそうでした

コアユ釣りをしていた横で釣れたとのことなので、さぞかしコアユが詰まっているかと思いきや、胃の中身はちょっとでしかもエビばかり。実は時期が時期だけに子持ちのバスでした。

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ウロコをしっかり取らないといけません

バスは、マグロ漁船でも働いていたことのある友人の手でさっさと処理され、唐揚げに。一般的にはバスは皮が臭いと言われているので、皮はむいて調理しましたが、とりあえず臭みは全くなく、非常に淡泊な白身魚って感じでした。あまりにもあっさりとしたお味だったため、もうちょっとニンニクやらバターやらを絡めた料理法のほうがよいかと思いました。

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きれいに3枚におろせました

ちなみに、バスの卵は砂糖と醤油、ミリンで甘辛く煮詰めましたが、大変美味しく、まるで鯛の子のようだと好評でした。

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コアユの天ぷらとバスの唐揚げ。琵琶湖の早春の幸です

しかし、バスを食べたのはもう10年ぶりくらいでしたが、あれぐらい大きいサイズだと食べ応えもあり、なかなか悪くないなと思いました。

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これは以前琵琶湖でゲットした鯉、鮒、雷魚の3尾。川魚もでかいと食べ応えがありますね。
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2008年11月02日

落ち鮎捕りに行きました

先日、落ち鮎捕りに行きました。
今回行った川は10月いっぱいはアユの産卵期で禁漁となるのですが、11月になると再解禁になります。と言ってもアユはいわゆる年魚で、産卵を終えると死んでしまうので、11月前半くらいがその最終シーズンとなります。まあ、そもそも私の場合は11月半ばからは狩猟解禁なので、いつまでも川に行っている場合ではないので、捕れても捕れなくても落ち鮎は1回しか行きません。

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なかなか水も冷たいです

で、捕り方は相変わらずの巻き網ですが、今回は寒さに震えながらやったにしてはいまいちの成果で、59匹でした。帰りに産卵場所の近くの橋を通りましたが、その周辺でころがし釣りをしている人たちのほうが快調に釣り上げていました。来年ぐらいはいっぺん引っかけに行くのもいいかなと思いました。

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手に持ってるのはガリガリのオスです

捕れたアユは友人宅で焼き干しにしようと言って焼いているうちにちょっとずつ酒のアテに消えていき、とうとう干されることなく完食されてしまいました。
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2008年10月07日

今季最後のウナギ

今季最後となるであろうウナギ捕りに行きました。
…と言っても、前回の初ウナギ(8/17)以来の川行でして、雨やらなんやらと理由を付けて今年は全然ウナギ捕りに行けませんでした。来年はもうちょっと気合いを入れ直したいところです。

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太さの割りに短いです

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顔はいいサイズなんですが…

さて、今回のウナギは顔だけ見ると1kgはありそうな感じだったんですが、クーラーボックスに放り込んでみると妙に短い…。うーん、これは900gも割りそうだなーと思って帰宅し、秤に載せてみると790gしかありませんでした。今年最後のウナギだけになんとも残念ですが、まあこれでも市販のウナギの3尾分はゆうにあるので、我慢しましょう。

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名残惜しい今年最後のウナギ

川と言えば、モクズガニもそろそろシーズン終盤なのですが、なかなか行けそうもないなあ。
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2008年08月30日

キジハタとカワハギ

ずいぶんと久しぶりに日本海に潜りに行きました。今回は、以前友人が潜りに行き、良かったという評判の場所へ。ここ数日の雨で透明度が心配でしたが、川などが周辺にないおかげで、流れ込みで濁るということもなく、十分満足できる透明度でした。

今回のポイントは結構遠浅な感じでそこそこのサイズの岩がゴロゴロしている岩礁地帯。当初は、沖の方へ出てみようと思っていたのですが、潜り初めて浅場をチョロチョロしている段階で、いきなり40cm級のキジハタ(関西名:アコウ)に遭遇。慎重になりすぎて取り逃がし。周辺を探索すると、そいつには及ばないものの30cm前後の個体を複数目撃。

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ちょっと大きく見えるような写真の取り方ですね…。

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実測はこんな感じで32cm

キジハタは好きな魚なので、沖へ出る方針を撤回し、水深5m程度のあたりをひたすらウロチョロ。2時間程度潜って、キジハタを2尾(32cm、26cm)とカワハギを1尾獲ってあがりました。キジハタとカワハギは一緒にいった友人も2尾ずつ獲っていたので、帰宅後はカワハギ鍋とキジハタの刺身・酒蒸しを作りました。

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カワハギは地味だけどおいしいですね

30cm以上のキジハタを突いたのは初めてだったので、嬉しかったですが、キジハタは60cmくらいにまで成長するそうなので、もっとよいサイズを突けるようにがんばりたいです。

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食べておいしい魚は獲り甲斐があります
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2008年08月18日

肝吸い

鰻丼といえば、やはり「肝吸い」もセットになります。なので、ついでに肝吸いの作り方も紹介します。肝吸いといいますが、実際に使うのは肝臓だけでなく、内臓全般です(浮き袋は除く)。

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たまに胃の中に鮎などが丸ごと入ってることもあります

ウナギの内臓の処理はまずは、胆のう、通称ニガダマを取り外すところから始めます。これは、大変苦いので一緒に調理すると大変なことになっていまいます。なので、これは丁寧に取り外します。はずし方は、ひっついている部分をうまく爪ではさんで引っ張ればよいです。失敗すると破れますが…。まあ破れても洗えば大丈夫です。
ちなみに胆のうは乾燥させて保存します。目の薬になるとか言われますが、そもそもウナギ自体がビタミンAが豊富な食物で、内臓にはさらに多く含まれるそうなので、「ウナギの肝は目によい」という場合の「肝」は内臓一般を指すようにも思います。胆のうはどっちかというと胃薬のような気も…。また機会があれば調べたいと思います。

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胆のうはカラカラになるまで乾燥させます

次に、内容物を処理します。まずは、腸の中の内容物を絞り出し、その後腸と胃をナイフで割いて内側をきれいに洗います。これで処理は終了。一般に肝吸いに使う内臓は下ゆでする場合が多いようですが、きれいな川で獲れたてのウナギの場合は、特に臭みなどないのでその必要はありません。

あとは、ぶつ切りにしてだし汁に入れて煮るだけです。醤油で味付けしますが、薄味にした方が肝の風味が良くわかってよいです。具は、ミツバを適当に入れます。世間ではお麩を入れることも多いようです。

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ミツバは庭にでも植えておくと勝手に増えます

ウナギ捕りに一緒に行くある友人は、蒲焼きより肝吸いが好きなのだそうです。
なかなか通好みのお吸い物です。
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鰻丼

よく見てみるとウナギ料理をなんにも載せていなかったので、とりあえず定番の「鰻丼」を。

鰻丼に関しては、ウナギの焼き方がほとんどなので、以前の記事「ウナギのさばき方」を参考にしてもらえば、あとは基本的にはそれをアツアツのご飯にのせてタレをかけるだけです。我が家のウナギのタレには山椒が入れてありますが、好みで粉山椒もかけたらよいです。

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骨と頭をまず焼きます。今回はついでに試食用に尻尾も

若干補足すると、ウナギをさばいたら、まず炭火をおこします。で、そこにぶつ切りにしたウナギの骨と半割にしたウナギの頭、通称「半助」をさっさと焼き始めます。ウナギの骨はジュウジュウと焼け始め、脂が染み出し、自分の脂で揚がるようにこんがりと焼けていきます。で、その焼けた骨をタレに漬けます。ジュッという気持ちのいい音とともにタレの表面に脂が浮かび、タレに旨味が追加されます。これをさらに焼くとおいしい骨せんべいの出来上がりです。半助もじっくり焼いたのち、タレに漬けてまた焼きます。

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身を焼くときはまず皮からじっくり

これらはそのまま翌日に食べたりもしますが、半助は豆腐などと一緒に煮る「半助鍋」や、そもそもタレに漬けずに白焼きにして雑炊に入れる「半助雑炊」などの料理法もあります。ただ、これは1匹だけでやるには量が足りないので、たくさん獲れたときとか、冷凍保存しておいてある程度たまったらやるという感じになります。

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肝吸いと一緒に。白焼きポン酢用にも2切れ

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2008年08月17日

ようやくウナギ獲れました

川に行くこと3回目でようやく1匹ウナギを捕ることが出来ました。
サイズは500gちょうどでまあ中型サイズ。最低限の脂のノリは期待できるレベルです。

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久しぶりのウナギです

きれいな川のウナギなので、河口部のウナギなどのように泥抜きの必要はなく、捕ってすぐに食べても臭みはありません。

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さばくのも1年ぶりです

実は前日にその川で穴の中にいる1kg級のウナギを目撃しており、そいつを狙って2日続けて行ってみたのですが、そいつはおらずにこのウナギが獲れた次第です。その川は最近ウナギが減ってきていたのですが、しばらく捕るのを遠慮していたおかげか、ちょっと数が回復してきたようにも思います。

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おいしそうな白身です

まあ、ウナギに関してはもっとポイントを拡大して、安定して捕獲できる体制を作りたいと思っています。

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出来れば、指7本は欲しいところ

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2008年08月03日

中国地方で鮎捕り

先日、瀬戸内で潜ったあとは中国地方の清流で鮎捕りにいそしみました。このあたりの渓流には、ゴギと呼ばれるイワナの亜種がいることでも有名ですが、今回はとりあえず鮎。
写真では穏やかに見えますが、結構流れのある川で淵も6m級のポイントがゴロゴロしている感じでした。

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なかなかよい川でした

前日の海岸泊が暑さと蚊の被害でほんとにさんざんだったため、この日は中国山地の川に泊まる!というのが、参加したメンバーの共通した意見でした。

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やっぱり獲ったその場で焼いて食うのはよいですね

で、20尾ほど鮎を捕った後、焚き火で鮎を焼いて食べました。捕れた鮎は20cm前後でまずまずのサイズ。落ちてた竹を割って作った太い串を使ったので、今回はいわゆる「踊り串」ではなく、口からまっすぐに串を刺しました。
河原は涼しく、蚊もおらず、焚き火のあとは皆気持ちよくテントで眠り、最高の朝を迎えることが出来ました。
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2008年08月02日

瀬戸内海初潜り・チヌとタコ

先日、瀬戸内海に潜りに行って来ました。実は瀬戸内海は初めてです。
潜った場所は、簡単に船で渡れる大きめの島の海水浴場のそばの岩場。

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山頂から海を臨む

本州側よりはだいぶ海もきれいでしたが、やはり透明度がイマイチ。友人3人と潜り、チヌ(黒鯛)、メバルなどをちょこちょこ獲りました。チヌは33cmが最大で、日本海での漁獲を考えるとダメダメな感じでした。
ただ、時期も良かったせいかタコはいくらでも獲れました。まあ瀬戸内海の明石などはタコが有名ですし。

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満足できないサイズのチヌ

獲った魚は、塩焼き。タコは刺身や燻製、マリネ、タコ飯などに。塩を入れたオリーブオイルで食べたタコ刺しは最高でした。普段はごま油ですが、オリーブオイルもなかなかのものです。また、食べきれなかったチヌは、保存もかねて、身だけにしてから味噌漬けに。これを翌日そのままみそ汁にして食べたらまた絶品でした。味噌を落として焼いて食べてもうまかったと思います。これからは、氷を用意できないようなポイントへは味噌を持参すべきだと思いました。

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評判の良かったタコ刺し
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2008年07月25日

ハエジャコの甘露煮

先日の鮎捕りで、巻網にかかった雑魚を甘露煮にしました。
雑魚の種類は、オイカワ、ヒガイ、ムギツク、カマツカ、ズナガニゴイでした。普段は他にはニゴイ、ナマズ、ギギ、ウグイなどもかかります。

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オイカワのオス、模様が鮮やか

ちなみに、タイトルの「ハエジャコ」というのは、私の住むあたりでは、オイカワのメスを指すことが多いです。「ハイジャコ」と発音する人もいます。ただ、オイカワくらいの細長い魚全般をそう呼ぶ人もおり、結構適当です。

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ヒガイ、おそらくビワヒゴイというやつ。

学名みたいなやつで「ハエジャコ亜科」という分類があり、そこにはオイカワ、カワムツ、ハスなどが入っています。まあ、「ハエ」という言葉自体「ハヤ」と同義で、アブラハヤやタカハヤのような魚もおり、おそらく語源は、あれくらいのサイズの細長い魚のことでしょう。で、「ジャコ」はもちろん雑魚が語源でしょう。

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ムギツク、ずんぐりむっくりした魚

ウグイもある程度のサイズまでならハエジャコだ、という人もおり、結局のところ使われ方は人それぞれで、地方によってもだいぶ差があるようです。ちなみにタナゴ類はだいたい「ボテジャコ」と呼ばれています。

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カマツカ、川ギスとも言われ、おいしいとされる

ついでに地方名でいうと、うちのあたりではニゴイのことをマジカと呼び、ズナガニゴイはマジカみたいなやつと呼ばれています。

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ズナガニゴイ、たくさんいました

さて、前置きが長くなりましたが、本題のハエジャコ甘露煮の作り方です。

1.ハエジャコの頭部を斜めに切り落とし、内臓を掻き出して、良く洗う。

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頭部を切れば、内臓もある程度出ます

2.ザルに入れて、良く洗う。この過程である程度ウロコが取れる(全部取れなくても問題ない)。

3.煮る前にいったん熱湯にくぐらせると、生臭さが取れてよい。

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オイカワのメス、ハエジャコオブハエジャコ

4.沸騰したお湯にハエジャコを投入。そこに醤油、砂糖を好みの量入れる。

5.落とし蓋をして、水気がなくなるまで弱火で煮る。

6.翌日、若干ミリンを加え、好みで山椒かショウガを加えてからもう一度水気がなくなるまで弱火で煮たら完成。

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魚により骨の硬さがそれぞれ。味は濃いので違いはわからず

これは、猟友会の先輩から習った作り方ですが、頭部の大胆な切り方といい、ウロコの処理、酒でなく水で煮るところなど、全体を通して「雑魚っぽい」扱いが特徴です…。
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2008年07月20日

尺アマゴをゲット

先日、行きつけの川に潜りに行って来ました。メインのターゲットはウナギだったのですが、残念ながら目撃できずでした。

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いい顔付きです

で、唯一捕獲したのがこのアマゴ。サイズを測ると36cmありました。なかなかのサイズです。体の模様はほぼ消えており、銀色でした。一部の漁協では成長が早い外国産のマスとアマゴの交雑個体の放流を行っているという噂があり、それらは通称「シルバー」と言うらしいので、ひょっとするとそれらの個体が生き残ったものなのかもしれません。さばいた時の身の色も、普段のアマゴのピンクっぽいものより、ややオレンジっぽい気がしました。

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なかなかのサイズです

アマゴもこれくらいのサイズになると、刺身がおいしいのですが、川魚ゆえ寄生虫が怖いです。サケマス類では低温で1日から2日冷凍するとほとんどの寄生虫が死滅するので、生食が可だとよく言われますが、その辺のことの事実関係を詳しく知りたいです。
ま、「自己責任」という便利な言葉のもと、我が家では鹿刺し同様普通に食べられておりますが…。

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三枚に下ろしました
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2008年07月14日

鮎の巻網漁で大漁

先日、川の水量が減ってきたので、猟友会の先輩方と今季2度目の巻網漁に行ってきました。まあ、私が2回目というだけで、先輩方は毎日のように行ってらっしゃいますが…。その体力と漁欲にはおどろかされるばかりです。

さて、今回は4人で8枚の網を持っていったこともあり、なかなかの大漁でした。全部で500くらいは捕れたのではないでしょうか。私は、100尾程度持ち帰りました。

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たくさん捕れました

今年は全般的に天然遡上の鮎のサイズがイマイチな感じです。今回は、小型の鮎は、ハラを出したあと、全部パックに入れて冷凍することにしました。パック詰めで冷凍する際のコツは、
・なるべく水分を事前に切る
・冷凍庫に入れてから2時間置きくらいに取り出して、魚同士がひっつかないようにほぐす
です。
こうすると、実際に使うときに、1尾ずつ取り出せます。ハラを出して冷凍した鮎は、鮎飯か素揚げなどに使います。シーズン終わりに余ったらまとめて甘露煮にします。

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小型の鮎はまとめて冷凍
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2008年07月08日

鮎の一夜干し

先日巻き網で捕ってきた鮎で一夜干しを作りました。今月は贈り物のシーズンなので、とりあえずその第一弾です。
ちなみに干物の作り方で一夜干しと天日干しというのがありますが、今回は一夜干し。一夜干しはまあ基本的には日に当てず、一晩干してまんべんなく乾かすというもの。天日干しは日光にさらして内部が柔らかい状態で表面を乾かすというもの。天日干しの方が表面温度も上がり、旨味も増すと言われています。ただ、干し加減が難しいのと、鮎くらいのサイズだと数時間くらいで回収しないといけないので、つきっきりの世話が要求されめんどくさいので、たいがいは一夜干しにします。
鮎釣りなどでは、釣った鮎をその場で開いて暑くなった岩の上に置いて即席干しをしたりもします。

以下、鮎の一夜干しの作り方。

1.まず、鮎を背開きにします。頭の後ろくらいから刃を入れて、背骨に沿って尻尾まで開きます。そのあと、頭も半割にします。この際に上唇の先をつなげておくと干物の形がきれいになります。

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刃物は小さめの薄いものが便利です

2.次に内臓を取り除きます。今回は、贈答品のため、普段はそのままにしている背骨も取り除きました。肛門周辺に腸などが残らないように気をつけましょう。

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内臓もウルカ・背骨も骨せんべいに利用できます

3.内側を洗います。鮎は体の内側に黒と銀色の膜みたいなものがあるので、それをこすり落とします。ただ、あんまりこすると脂が落ちてしまう気がするので、ほどほどに。

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エラも取っておくのがよいです

4.10分ほど立て塩をします。海水くらいの濃さの塩水につけるということです。ここに少量の日本酒やみりんを加えても良いです。

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塩水の濃さはなめて確認します

5.取り出したら、タオルなどで水気を拭き取り、干し網に並べていきます。身の部分を上にしないと干し網に貼り付くので要注意です。

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重なるとひっついてしまうので、きっちり離しましょう

6.一晩干したら完成です。この日は湿気が多かったので、用心のため扇風機をそばで回しておきました。

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きれいにパックして冷凍保存が確実です


↑干す時はこういったタイプの干し網が便利です。風で飛ばされることもないし、動物に盗まれることもありません。ハエも近づけません。なお、野草茶を作る時にも使いますが、干し肉・魚用と植物・果実・キノコ用は別にしてあります。
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2008年07月07日

鮎の巻き網漁にいきました

7月1日に網漁が解禁となった行きつけの川に猟友会の先輩方といってきました。
巻き網漁のやり方については以前の記事を参考にしてください。

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こんな感じで網を張っていきます

雨が心配されましたが、行ってみるとカンカン照りの真夏日のような気候で、網を張りながら、川に何度も首まで使って涼んでいました。

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網を担いで次のポイントに移動

今年は、全体的に鮎の漁・サイズともにイマイチとの前評判でしたが、結局2人で50尾の漁果でした。サイズはまちまちでしたが、20cm以上の鮎も10尾程度はいました(今回はほとんど9分の網を使用)。

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鮎はやっぱりきれいですね

で、25尾持ち帰りました。また、今回は普段は持ち帰らない雑魚も網にかかったやつを40尾ほど持ち帰りました。猟友会の先輩もたまにまとめて甘露煮にするというので、やってみようと思った次第です。
それらはまたあらためて記事にしたいと思います。

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網にかかった雑魚のみなさん

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2008年06月01日

琵琶湖でコアユ捕り

先日、琵琶湖にコアユ捕りに行って来ました。
ぼちぼち投網のシーズンです。昨年はコアユ豊漁の年でしたが、今年は標準くらいのようです。私の使用している5分の投網ではまだ抜けるやつが多く、穴だらけの4分の投網の補修を怠って使えないのが悔やまれました。

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よい天気で家族連れがそこかしこに。

ただ、岸への寄り方も群れのサイズもいまいちで、まだちょっと時期が早いかなという感じでした。結局、浜辺でピクニックっぽくお弁当を食べたりしつつ、結局50尾弱。いまいちの漁果でした。

捕れたコアユは時期が早いのでまだ砂も噛んでませんでしたが、魚のワタがあまり得意ではないので、すべて抜いてから甘露煮にしました。

以下、コアユの甘露煮のレシピ

1.コアユのハラを割いて内臓を取り除きます。コアユはハラの内側に黒い膜があるのでそれもこすり落とします。

2.それを鍋の中にきれいに並べていきます。

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50尾じゃ2段くらいにしかなりません

3.そこに醤油、ミリン、料理酒を等量ずつ、コアユがひたひたになるくらいの分量入れます。あとは、砂糖を好みで適量加え、鷹の爪の輪切りを投入。

4.あとは、落としぶたをして、弱火でコトコト煮ます。熱くなる前に落としぶたをしておかないとコアユがそるので注意です。

5.煮汁がほぼなくなり、コアユが照り照りに固く煮上がったら完成です。

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上手にできました
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2007年11月12日

頂き物の落ち鮎

私がよく鮎捕りに行く川は、10月の1ヶ月が禁漁になります。で、11月1日に再度解禁になるわけです。これは、その時期が鮎の産卵時期に当たるため、それを保護しているのです。

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立派なサイズです

で、こないだ狩猟免許の書類を取りに猟友会の事務局を訪ねた時に、寒い中捕ってきた鮎をいただきました。この時期に捕れる鮎は一般的には落ち鮎と呼ばれ、産卵後のやせた鮎です。色も「錆びている」と表現され、黒っぽい色をしています。
ただ、今回もらった中には何匹か産卵前のものもおり、それはぷりぷりの卵がたくさん入ってました。

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かなりの量の卵です

子持ち鮎は、そのまま焼いてもおいしいですが、今回は卵と白子だけ除けて、醤油と砂糖、日本酒で煮てで佃煮風にしました。ご飯にのせて食べると激ウマでした。

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生姜も入れてもよかったかな

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身は塩焼きでいただきました
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2007年09月22日

モクズガニドリア

なかなか遠出できない状況を知ってか、友人が日本海方面で捕ってきたハゼとモクズガニを届けてくれました。ありがたい限りです。
ハゼは20cmはある立派なサイズでした。
モクズガニはサイズはやや小振りでしたが、なかなかおいしそうな感じ。

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いいサイズのハゼ10尾

今回は、以前思いついたまままだ実行していなかった、モクズガニドリアをやってみました。

以下、その作り方。

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水の状態から入れて、脱走しないようにフタをします

1.モクズガニを茹でます。この際は自ら徐々に茹でないと手足がもげてしまいます。まあ今回はどうせもぐのであんまり関係ないですが。

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きれいに赤く茹で上がり

2.茹で上がったモクズガニの甲羅をはずし、手足をもぎ取ります。

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簡単に甲羅ははずれます

3.甲羅のなかの食べられない皮みたいな部分を取り除き、カニミソだけにします。

4.そこにバターひとかけ、ご飯少々、体の方に残ってるミソ、他の部位の身、などを加え、ちょっと塩を加え、上にとろけるチーズをのせます。

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身が結構多かったです

5.それをオーブンに入れて焼いたら完成。

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チーズがとろりとしておいしそうでした。

予想通り、なかなかナイスな食べ物になりましたが、意外とミソと身が多かったので、ご飯がちょっとしか入れられませんでした。もうちょっと良型のモクズガニでやるべきでした。
あとまあ結構手間がかかるので、ひまな時にまとめて作ってこのまま冷凍しといたら、いつでも食べれてよいかもしれません。
まとめて作るならホワイトソースなどを用意して本格的にやるのもよいですね。

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ハゼはおいしい南蛮漬けになりました
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焼き鮎飯

今期の狩猟者登録のために猟友会の人の所に書類を提出しに行ったら、鮎をもらいました。しばらく海山川に遠出の出来ない身としてはありがたい限りでした。

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みな20cm以上ある立派な鮎です

で、どう考えても塩焼きサイズの立派な鮎でしたが、今年はまだ鮎飯をしていないということを思い出し、贅沢に鮎飯にしました。

鮎飯の作り方は以前の記事に書いたので、割愛しますが、今回は鮎が大きかったこともあり、ハラを出した鮎に軽く焼きを入れました。

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両面を軽く焼きます

こうする方が、身が締まってよいのかな?鮮度のよくない鮎とかなら生臭さもこうする方が少なくていいのだろうけど、新鮮ならあんまり関係ないかも。

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こんな感じで並べて炊飯スタート

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きれいに炊きあがりました
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2007年09月15日

ニジマス

ニジマスは国内の多くの河川に放流されたりして、自然繁殖してるところがけっこうあります。ただ、西日本ではあまり聞かず、東日本や北海道で多く聞くのは、やはり水温の関係でしょう。

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虹色の模様が特徴

これまで私がニジマスを釣ったことがあるのは、北海道の各地の河川と本州の養鱒場の近くの川だけです(これは常に脱走しているのか、自然繁殖しているのかは不明)。北海道では48センチのものを一度だけ釣り上げたことがありますが、残念ながら写真は残っていません。

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大きいやつは40cm近くあります

ニジマスは体高があり、分厚い感じなので20cmくらいでも結構食べ応えがあってよいですが、味はちょっとアマゴやイワナよりは劣る気がします。ただ、ニジマスは渓流釣り師の中ではだいぶレベルが低く見られているので、私の味覚もその先入観によって左右されているのかもしれません。

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釣れたらその場で焼いて食うのがよいですね
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2007年09月12日

エゾイワナ(アメマス)

こちらも3年前の北海道での釣行です。日高の方の比較的大きい川の支流で釣りました。10数尾の釣果で、尺越えが2尾。1匹は35cmありました。

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白い斑点が印象的です

が、なんとなく雰囲気的に顔つきが尺イワナの雰囲気ではなく、まだまだ幼い顔つきで、見るからにもっと大きくなりそうでした。この時は餌釣りでしたが、一度20cmくらいのイワナが掛かった時、それを餌と思って追う40cm以上の個体の魚影を目撃しています。ルアー釣りとかしたらそういうサイズもつれそうだな、思ったのを覚えています。

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釣れた時の写真は難しいですね

エゾイワナ(アメマス)は、このあたりにいるイワナ(ヤマトイワナ)の亜種にあたります。見た感じ、こちらのイワナよりも白点が目立つのが特徴でしょうか。日本のイワナで、唯一の降海型のイワナで、海に下ったものをアメマスと呼ぶのでしょうが、その使い分けは現地では適当なようです。

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35cmにしてはずいぶん幼い顔立ちです
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2007年09月07日

オショロコマ

この夏から秋にかけて、生活面で多忙すぎ、ほとんど海山川に行けない感じです。で、ブログに書くことがないなあと思っていましたが、過去の写真整理をしていると意外と懐かしい写真が出てきたので(携帯での悪い画像のものばかりですが)、しばらくはその写真類と思い出でも掲載してお茶を濁そうと思います。

今回は3年前くらいにアイヌモシリ−北海道−で真夏に渓流釣りをした時に釣れたオショロコマの紹介です。
オショロコマは外見はイワナにそっくりですが、アマゴにあるような朱点が体表にあるのが特徴です。日本とされる地域では北海道にしかおらず、道内でも一部の河川にしか生息していません。

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写真では朱点はわからないですね…

一度しか釣ったことはないですが、
「釣った感想は警戒心が薄く、アブラハヤのようにいくらでも釣れる」
という感じでした。餌もミミズが残り少なくなって、無理かなーと思いつつちょっとずつちぎってハリにかけたら、その数だけ釣れました。

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大きさは最大のもので20数センチくらいでした

その後、それを宿泊させてもらっていた知り合いのアイヌ民族の人の家に持ち帰り、囲炉裏で焼いて食べましたが、イワナと変わらない味で、おいしかったです。

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2007年08月25日

良型の鮎

近所の川で鮎捕りをしてきました。普段行かないポイントに入ったところ、かなり良型の鮎に遭遇しました。

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まずまずのサイズです

そのポイントは流れがきついこともあり、肩の張った肉厚の鮎がたくさんいました。サイズも20cm以上のものが結構獲れ、立派な塩焼きサイズでした。

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炭火で塩焼きがうまいです

アマゴも何匹か獲れましたが、圧巻だったのは友人が獲ったアマゴ。なんと39センチで、これまで見たアマゴで一番でした。顔もずいぶんとマス科特有の顔になってきていました。

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衝撃の40弱のアマゴ

このアマゴは、若干びびりながらも刺身で食べたら、ほんとに脂がのって激ウマでした。

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皿が小さく、圧縮されて盛られたアマゴの刺身
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2007年08月23日

タコ飯

今期2度目のタコ捕りに行きました。昼から雨が結構激しく振ってきて濁りが気になりつつ、当初の目的地に到着。普段は水のない谷スジを泥水が流れており、絶望的状況。
早々に見切りをつけ、別のポイントへ。そこは半島の先の方なのであまり陸からの流れ込みもなく、なかなかの透明度が維持されてました。

で、結果はタコ5匹。まずまずでしたが、大きいやつは1匹だけであとは小さめ。大きいやつはボイルして友人にあげて、残りの4匹でタコ飯を作りました。

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ちびタコでも4匹分ならそこそこの量ですね

以下、タコ飯の作り方。

1.さばいた新鮮なタコをぶつ切りにします。

2.それと刻んだ生姜をといだお米に投入し、醤油と味醂を適量入れます(混ぜてから指を入れてなめてみて自分の好みで判断)。

3.あとはそれを炊飯するのみで完成。

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赤い色が見事なタコ飯

ご飯を炊く時に生臭さが出ないようにお湯で炊く場合もあるようですが、捕りたての新鮮なタコなら普通にして問題ありません。
あと、干しダコを使ってタコ飯を作る地域もあるそうですね。茹でダコを使ってやる方法もあるようですが、それだときれいな赤色と風味が失われてしまいそうな気がします。

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2007年08月17日

天然ウナギのさばき方

こないだ捕ったウナギをさばく際に、ようやく詳細に写真を撮ったので、ウナギのさばき方の記事を書きます。
ウナギのさばき方は、関西は普通腹開きと言われますが、私は教わったのが背開きだったので、背開きでやります。ちなみに、よく関東は武士の地域なので腹開きは切腹に通じるので避けられ、逆に関西は商人の地域なので腹を割って話す事がよしとされるために腹開きになったとか言われますが、実際のところはよくわかりません。
天然ウナギは大きいやつは1kgを超えるサイズになります。200〜300gが標準の養殖ウナギより骨が硬かったりするので、慣れるまではちょっと時間がかかるかもしれません。

以下、うなぎのさばき方です。

1.ウナギは捕獲後に氷などで冷やしておくと動作が鈍くなり、さばきやすいです。首の根もとに切り込みを入れて、動かなくする方法もあるそうです。

2.ウナギの頭を右にして背を手前にして目釘を打ちます。目打ちがあればよいですが、アイスピックや太めの釘で十分です。あと、目釘と言いますが、実際に打つのは目ではなく、もうちょっとエラに近いところの打ちやすいところです。

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このウナギはでかかったのでまな板を2個つないでます(笑)

3.首のところから刃を入れて、背骨に沿って尻尾の方へ刃物を引いていきます。この際はくれぐれも内臓を破らないようにしてください。使う刃物は、写真では出刃を使ってますが、ほんとはよく切れる薄い小さめの包丁かナイフがいいです。カッターナイフでやる人もいるくらい。

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開いた状態です。捕獲の過程で出血したので、ちょっと血で汚れてます。

4.これできれいに開けるので、内臓をとります。だいたい引っ張れば取れますが、胆のうや腸が破れると臭いので、随時ナイフを使ってください。
血が出ている時は随時キッチンペーパーなどでふき取ってください。大きいやつの場合は、背骨に沿って血管に血が残っている場合があるので、それは絞り出すなどして適当にふき取ってしまってください。なお、ウナギの血は毒なので、口に入ったりしないように気をつけましょう。まあ、加熱すると毒性は失われるので、そんなに神経質に拭き取ったりする必要はありません。
なお、内臓は胆のうを取り外し、腸の内容物を取り除いて、肝焼きか肝吸いにするとよいです。胆のうは干しておいておくと目の薬になると言われています。

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内臓を取りました。血をきれいにふき取りましょう。

5.次に、背骨をはずします。背骨は内臓があるあたりは断面が三角形になっており、それより後ろの部分は平面です。なるべく骨に肉が残らないようにしましょう。
背骨は適当なサイズに切って、後で一緒に焼きます。で、タレにそれを漬け込んでおくと、タレの旨味が増します。その後の背骨は骨せんべいとして食べます。

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腹側からも切れ目を入れておくとやりやすいです。

6.頭を落とし、身を適当なサイズに切って串を打ちます。天然ウナギは皮が固いので、結構慣れるまで苦労します。串を打つのは反るのを防ぐためです。ちなみに、ウナギ業界では、「さばき3年串打ち5年焼き一生」などと言って、さばくのよりも串打ちが難しいとされています。
あと、頭は半分に割って焼きます。これも身を浸ける前のタレに骨と一緒に漬け込みます。この頭もさらに焼いて食べましょう。ウナギの頭はよく半助とか言われますね。

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天然ウナギは大きいので、市販品のように丸ごと焼くのは大変です。

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ウナギの頭は半割に。なお、これは2匹分です。

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これでさばき終わりです。

7.これで完成。あとは焼くだけです。必ず炭火で焼きましょう。皮の方から焼きますが、皮がかなりカリッとするまで焼きましょう。その後、身の方を焼きます。で、何回かタレに浸けて焼いたら完成です。タレにつける前に十分に焼いておくのがコツです。そうしないと大きいウナギは仲間で十分に焼ける前に焦げてしまいますので。1kgを越えるウナギは蒸した方がいいとか煮た方がいいとか言われたりもしますが、この方法なら問題なくふっくらと焼けます。

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七輪では無理なので、長めのバーベキューコンロが便利。

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皮がいい色に焼けてきます。

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タレをつけるといい香りが漂ってきます。

なお、私のウナギの蒲焼きのタレは、醤油とミリンを同量と日本酒を適量入れて煮詰め、砂糖を入れて甘みを調整したものに山椒の佃煮をすりつぶしたものを混ぜてます。それに毎回捕れたウナギの骨と頭を投入して旨味を増していってます。だいたい2リットルくらい作って壷に入れておき、減ってきたら随時補充し、シーズン中は冷蔵庫で保存しています。で、うなぎシーズンが終わると、よく濾してからペットボトルなどに移して冷凍保存して来年のシーズンに持ち越します。こうするといつもおいしいタレでいただくことが出来ます。

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タレは多めに作っておくのがよいです。

↑ウナギを捌く刃物は、これくらいの小さなもので問題ありません。極端なことを言うとカッターナイフでも問題なく捌けます。
伝統的な鰻裂き用の刃物は関東型、名古屋型、大阪型、京都型などいろいろな形状のものがあって面白いですが。


−関連記事−
◆鰻丼の作り方
◆肝吸いの作り方

◆ナマズの捌き方
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2007年08月13日

ようやく今季初ウナギ

ようやく今季初のウナギが捕れました。
サイズは、380gと480gでやや小さめのサイズ。

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太さは変わらないのに、長さで100gの差

今年は1kg級のウナギが捕れる気配がなく、ちょっと不漁気味です。
攻めてる範囲が狭いので、もっと違うポイントを開拓しないといけない感じです。

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今度はウナギのさばき方の記事も書きます

まあとりあえず、捕れてよかった初ウナギの鰻丼はやはり美味でした。

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ようやく夏になったことを実感しました
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尺アマゴ大漁!

行きつけの川で尺アマゴがたくさん捕れました。これまではたまに1匹2匹捕れる程度だったのですが、今回は友人とあわせて一挙7匹の大漁。7匹中5匹までが尺越えで、残りの2匹も26センチと28センチでした。

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総重量で2・5kg

なんども行ってる川だけに、これまでどこに隠れてたのか不思議でなりません。

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一番大きいやつで35cmありました

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でかいやつを燻製に。レシピは後日

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2007年08月09日

タコ大漁!

今季初のタコ狙い素潜りに日本海へ行ってきました。

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こんな感じのポイント

去年も何度かタコ狙いで潜りましたが、友人とあわせてもトータルで7匹くらいが最高でしたが、今回は計20匹と大幅に記録更新!

しかも、かなり狭いエリアに集中しており、何らかの気象条件や時期などに恵まれたように思います。交尾中のタコも捕獲したことを考えると、そういう時期で集まっていた可能性もあるかと。

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タコだらけです

帰宅後、トータルの重さを量ったら、4キロ強で内臓を抜いた後なので、それを入れたら、5キロ強くらいなので、平均250gくらいですが、かなり小さいやつも初期には捕ったので、大きいやつは600gくらいはありました。

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赤い色がきれいで食欲をそそるタコ飯

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丸茹でしたタコたち

今回は、タコ飯や刺身、酢蛸、炒め物、煮物などのタコ料理フルコースを堪能し、あまりは、茹でてぶつ切りにして冷凍保存しました(茹でる時に塩水で茹でるのと、茹ですぎないのがタコを柔らかく茹でるコツです)。たこ焼きや唐揚げ、そのままタコブツで食うなど、利用価値の高いパックとなりました。

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うれしい冷凍パック
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2007年08月05日

今季初日本海素潜り

今期始めて日本海へ素潜りに行きました。友人数名と出かけたのですが、今回は普段行く辺りよりもう少し田舎の方に行ってみました。

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透明度もよく、いい岩場でした。

今回は昼くらいに着いて3時間ほど潜りました。
今回のポイントは計3尾のクロダイが目撃され、50センチ弱の1尾を見事友人がゲット。私も1尾が余裕の射程圏に来たにもかかわらず、焦ってはずしてしまい、残念ながら捕獲ならず、アイナメに似たクジメなどを突いてその日は終了。

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友人のクロダイ。お見事!

このポイントは、40センチ以上のイシダイも多数目撃され、なかなかよい雰囲気でした。今年はさらなるグッドポイントの開拓に力を入れたいところです。

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申し訳程度のクジメさん



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2007年07月29日

今季初鮎の巻網

遅ればせながら、今季初の鮎の巻網漁に行ってきました。
普段行っている川は今年は7月1日が網解禁でしたが、雨が続いていたのと、いろいろ忙しかったのが重なって、ようやく7月の下旬に行くことが出来ました。

川での網漁はいつも通り猟友会の先輩方に同行。今回は計6人の大人数になりました。

…が、結局まだ梅雨の影響で水量が多く、思うように捕れず、一日かけて140尾の漁果でした。

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鮎の鮮度を保つため、クーラーには大量の氷

ただ、久々にいった鮎漁はやはり一人で行く投網漁とはまたひと味違う楽しさがあり、満足した一日でした。

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クーラー一つで足りちゃいました
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2007年07月24日

鮎捕り

近所の川で鮎を捕ってきました。

ほんとはウナギを探しに行ったのですが、ウナギは小さいやつしかいなかったので、スルーして鮎だけ10尾だけ捕ってきました。

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まあ、ギリギリ塩焼きサイズかと

久々の鮎は塩焼きにしましたが、頻繁に食べたい!と思うわけではないけど、たまに食べるとおいしいと感じますね。

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2007年07月01日

シーズン終盤の潮干狩り

ここ数年毎年行っている瀬戸内方面の砂浜に、今年も潮干狩りに行ってきました。友人とその子ども、その友人の子ども…などなど、今年は結構な大人数になりました。

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だいぶ沖まで潮が引いてます

そして、毎年のごとくアサリやハマグリにはほとんどの人が興味を示さず、各自が塩を握りしめ、マテ貝のいそうなポイントへ。

子供は大人にマテ貝の捕り方を教わると、大人にどんどんクワで掘らせて、出てきたアナに塩をまいて行きます。で、ニョキニョキ出てくるマテ貝を怖いなどと言っていたのは最初だけで、慣れてくるとびしびし抜いていきます。ただ、力の加減ができず、マテ貝を粉砕してしまう子や尻尾の部分をちぎってしまう子も…。

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マテ貝大漁

子守りもあったので、そんなにマテ貝捕りに集中できませんでしたが、結局の漁果は全部で、あいまに取ったアサリ・ハマグリなどが100匹くらいとマテ貝は200数十匹くらいでした。

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アサリ・ハマグリもぼちぼち

それらを各家庭で分けて、ウチでは今日の昼ご飯にパスタにしたり、焼いて生姜醤油で食ったりして、残りは冷凍しておきました。

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ハマグリのパスタ。おいしかったです

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2007年05月27日

小鮎の甘酢煮

今回はそこそこいいサイズの小鮎が多かったので、甘露煮にすることにしました。

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なかなか良いサイズです

ただ、いつもありがちな甘辛にしているので、今回は酢を多めにして甘酢煮にしてみました。夏場はこっちの方が食が進むと思います。

以下、小鮎の甘酢煮の作り方。

1.捕ってきた小鮎1kgの内臓を取り除いて、よく洗います。

2.それを互い違いになるように鍋に何段にも敷き詰めていきます。

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すきま無く敷き詰めます

3.そこに醤油200cc、お酢200cc、ミリン200cc、白ワイン200cc、砂糖200gを投入して、火にかけます。

4.あとは落としぶたをして、煮汁が無くなってくるまでコトコト煮たら完成です。煮汁とともにタッパーにでも入れて冷蔵庫に入れておけばそこそこ保存もききます。

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これで完成です。
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今季初コアユ投網!

小鮎の投網漁には、毎年なら6月に入ってから行きますが、今年は小鮎がなかなか良いとの情報を聞いたので、先日行ってきました。

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投網で捕るのは気持ちいいです

行ってみると、岸際にかなりまんべんなく寄ってる感じで、流れ込みのそばには結構大きいやつの群れもありました。
1年ぶりの投網で最初ちょっとまごつきましたが、地元の子供などと戯れつつ、1時間ほどで150尾の漁果。なかなか順調でした。
サイズは大きいやつで15センチくらいあるやつがざらにおり、例年と比べて小鮎の成長の良さを感じました。

DSCF0487.JPG
なかなか良いサイズです

で、今回は甘露煮にしようと腹を帰宅後出しましたが、今年は脂のノリが尋常じゃなかったです。餌が豊富なんでしょうね。まず腹を出そうとするとウンコがすぐモリモリ出てきて、腹がパンパン。そして内臓のそばには内臓脂肪がたくさん付いてます。小鮎の腹を出しててあんなに脂まみれになったのは初めてです。

DSCF0460.JPG
今年はなかなか楽しめそうな予感がしました。

posted by 豆狸 at 22:28| Comment(4) | TrackBack(0) | 釣り・漁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月27日

モクズガニ大漁

先日、モクズガニ捕りに行ってきました。今回は泊まりがけで、気合いを入れていきました。

夕方くらいに現地の川に着き、川沿いで近くにいるやつをタモですくいつつ、カニカゴを7丁設置。餌は、サビキで釣って冷凍しておいたアジです。
その後、夜釣りなどをして時間をつぶしつつ、ライトで照らしながら、さらにタモで捕獲。

キスハゼガシラ.JPG
暇つぶしで捕れたのはキス、ハゼ、ガシラなど。あ、アカエイもタモで捕獲

翌朝、カニカゴをあげつつ、今度は見釣り。
見釣りのやり方は、

1.短い竿か竹の棒などに釣り糸を結び、その先に餌を付ける。今回はブラクリの針や以下テンヤの仕掛けを使ってみましたが、別に何でも良いです。極端に言えば、針も必要なく餌を結べばいいです。ただ、オモリは必要で、そうしないとうまく沈みません。ちなみに餌はやわらかいアジとかより魚のアラのかけらとかの方が餌を捕られないでよいです。ただ、あまり大きいとカニがびびります。

2.それを見えているカニの前に垂らすと、すぐに掴んできます。もしくは、いかにもカニが隠れてそうな岩の横とかに垂らすと30%以上の確率で出てきます。

3.カニが十分に餌を掴む、もしくは加えるのを確認してからそーっとつり上げます。急にやるとすぐ放してしまいます。

4.
4.水面より上にあげると確実に手を放すので、そこから十分に浮いたところで、タモですくい取ります。柄の長いタモが必要です。

5.そして、タモから逃げられないようにクーラーボックスにでも入れたら完了です。今回、カニカゴを縦にして利用すると非常に便利なカニ入れになるということを発見しました。軽いし、なかなか重宝しました。

今回は、結局50匹ジャストの大漁でした。モクズガニはアナジャコと違い、氷を入れて持ち帰っても元気です。いやむしろ、常温だと元気すぎるので氷を入れた方が活性が鈍り、おとなしくなってくれて良いです。

今回の調理法は前回同様20匹くらいはぐちゃぐちゃに潰してカニ団子汁に。今回は握りこぶし大のカニ団子がたくさん出来て、すばらしかったです。
あとは、塩湯でしてそのまま食べました。モクズガニはなんと言ってもミソがおいしくて量が多いのがよいです。
甲羅をパカッとはずして、そこに本体に残っているミソも全部こそげ取って加えてポン酢を垂らしたら最高です。
残りの身は、まあ気合いで食べるしかないですね。だいたい私は3匹くらいで飽きますが。

茹でモクズガニ.JPG
茹でると立派な赤色になります

今回はかなり大物がたくさん捕れたので、食べてて何となく思いついたのはこのミソ満載の甲羅にご飯かマカロニでも詰めて、その上にチーズをのせてオーブンで焼いたりしたら、かなりうまい食べ物が出来るのではないかと思いました。
今年もう一回行く機会があればチャレンジしようと思います。
 
posted by 豆狸 at 20:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 釣り・漁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本海4回目

モクズガニ捕りに行ったついでに、ひさびさに日本海で潜りました。
だいぶ気温が下がってきてて、ウェットスーツを着てても寒かったです。
まあ今回は浜辺で焚き火をして待ってくれている友人がいたので、非常に助かりました。

今回の成果は、主にタコです。友人とあわせて3匹そこそこのサイズのものを捕りました。特に友人のタコがかなり大きく、食べ応えがありました。

タコ3匹.JPG
良いサイズのタコです

3匹のタコは1匹はその場で生食&塩焼きにして食べ、残りの二匹は、足の太い部分は茹でて冷やしてワサビ醤油で食べて、残りはぶつ切りにして帰り道で採ったムカゴと一緒にタコムカゴご飯にしました。タコムカゴご飯は初めての試みでしたが、なかなか好評でした。

寒かったけど、川と違い、まだまだ潜れる感じでした。
posted by 豆狸 at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 釣り・漁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

穴ジャコ釣り

アナジャコ釣りに行ってきました。
自分の記憶をたどる限り、人生初体験です。
関東の方では結構江戸川とか盛んなようですが、関西ではあまり聞かないので行ったことがありませんでした。

で、今回は瀬戸内の方に出かける用事があり、ちょっと時期遅れかなーと思いつつチャレンジしました。
場所はアナジャコ釣りが有名な岡山県の海岸。干潮が夜の6時という事で、時間との勝負となりました。
ちなみに近くのホームセンターで習字用の筆とバケツを購入して行きました。
なぜなら、アナジャコの釣り方は、

1.マテ貝同様、干潮の前後に砂をジョレンや鍬で5センチほど掻き取ります。すると、直径3センチくらいのアナジャコの巣穴が出てきます。

2.そのアナの中に、おもむろに習字の筆を突っ込みます。

3.するとそのアナの中にアナジャコがいれば、それを外敵の侵入だと勘違いして押し戻してきます。この時の、筆がゆらゆら不規則に揺れながら戻ってくる様は何とも愉快です。この時に筆を微妙に上下させたりするとよいようです。

4.こうしていると最後は筆を完全に押し出し、アナジャコの両爪が見えてきます。それをそーっと掴み、引っ張り出します。必ず両手を掴み、かつ、ゆっくり引っ張らないと手だけちぎれてしまいます。

5.これで無事捕獲完了です。

アナジャコの大きさ.JPG
思ってたより大きかったです

今回やって気づいたことは、
・アナジャコはかなり深いところにいるので、筆にはひもを付けておいた方がよい。たまに筆がアナの奥まで入ってしまって回収に苦労することがあった。
・筆でどんどん捕るには10本くらいあった方がよい。
・筆以外でも多分捕れる。
・地元のおじさんによると1匹捕まえたら、そいつをひもで結わえて別の穴に入れると、どんどん捕れるのだそうです。
・長靴だと動きにくいので、潮干狩り同様裸足か靴下のみの格好がベスト(これは土質によるかもしれない)。
・氷をいれるとすぐ死んでしまったので、持ち帰りの際は煮えない程度に冷やして常温の方がいいかも。

アナジャコ6匹.JPG
なんとか6匹…。

で、暗くなる頃にようやくコツを掴み、焦りつつ地元のおじさんの協力も仰ぎながら、なんとか6匹を手中に。
帰宅後、塩ゆでにして食べました。地元民に聞いたところによると、

アナジャコの剥き方は、

1.ハラのビラビラした部分を取り除く。

2.体の両側をハサミでちょっとだけ切る。

3.頭をはずして、体の殻をはがす。

だそうです。確かにハサミで切らないとなかなか剥きにくかったです。
で、ポン酢がなかったので酢醤油で食べました。味は、あんまりエビっぽくはなく、ミソもあったのでなんとなく繊維っぽくないカニって感じで、まあ普通に食えるかなって感じでした。
殻がやわらかいので、唐揚げにした方が丸ごと食えておいしそうな気がしました。
次回チャンスがあればそうしようと思います。


posted by 豆狸 at 19:56| Comment(2) | TrackBack(3) | 釣り・漁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月19日

アマゴと鮎

なんだか、複数の種類の魚を捕ると記事の分類をどうしていいかわからなくなりますね。タグを使えばいいのだろうけど、これまでも形式を変更するのもめんどくさいし…。

ま、それはさておきアマゴと鮎を捕ってきました。アマゴは2匹とも25センチ強のまずまずのサイズ。鮎はまあ普通サイズが10匹弱。
アマゴは2匹とも抱卵しておりました。

アマゴと鮎.JPG
アマゴはまずまずのサイズ

卵は醤油漬けにでもしようかなあ。
もう眠いので、調理は全部明日やることとします。

アマゴの卵.JPG
かわいい卵です

posted by 豆狸 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 釣り・漁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月14日

モクズガニ汁

今回はモクズガニは普通に茹でて食うのではなく、四国の方で食べられているカニ汁にして食べました。

モクズガニ1.JPG
これはオスです

その作り方は以下の通り。今回は18匹のモクズガニを使いました。

1.捕ったモクズガニを生きたままきれいに洗う。氷漬けにしておいたら今回は動きが鈍くなっていて洗いやすかったです。

2.石臼や強い鍋にカニを丸ごと入れて、杵やスリコギでぐちゃぐちゃにつぶす

つぶした後のカニ.JPG
ぐちゃぐちゃに潰しました

3.つぶれたらでた汁をサラシでしぼり、鍋に移す。

4.その後、しぼった後のカニに水を適量足してもう一度しぼる

5.それをもう1度繰り返す。トータルの水の量がだいたいカニと等量になるのが目安。

6.それに醤油で味付けし、砂糖を少々加える。具にはナスが合う。くれぐれも火を通す前に味見はしない。川のカニはジストマがいるので絶対に生・半生で食べてはいけません。味は最初は薄めにしておいて、よく火が通ってから調整しましょう。

7.それを火にかけると中身に豆腐のような卵のような固まりが出来る

8.ナスに火が通れば完成。

秋の終わりの頃のカニほど固まりがよくできるそうで、やはり抱卵個体が多い方がうまく固まっておいしいのでしょう。今回はだいぶふわふわでした。
posted by 豆狸 at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 釣り・漁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする