2016年03月11日

フキ味噌

今春は、山菜全般が早いですが、フキノトウももう開花し、だんだん薹が立って来ました。これくらいになってくると、天ぷらにするとちょっとボソボソするので、ベーコンなんかと一緒に炒めものにするか、フキ味噌にするのがおすすめです。

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花が咲いたフキノトウ

今回は、10個ほど収穫してフキ味噌にしました。一般的にフキ味噌と呼ばれますが、正確にはフキノトウ味噌です。
以下、そのレシピ。

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フキノトウ収穫

1.まずは採ってきたフキノトウを洗って、汚れてる葉っぱなどを取り除きます。
まだ開いていないものはアクが抜けにくいので、半分に割ります。それを軽く塩ゆでしてアク抜きし、茹で汁を捨ててから冷水にさらします。
これはかなりしっかりアク抜きをする場合で、熱湯を使わず、採ってきたものを一晩冷水に漬けといてもいいです。さらにフキノトウの苦味がしっかり味わえるフキ味噌にするなら、このアク抜きの工程は飛ばしても良いです。

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アク抜きをすると、水が茶色くなります

2.次にその水を切り、細かく刻んで、炒めます。使う油は好みです。サラダ油、ごま油、バター、猪脂、なんでもいいです。動物性の油を使ったほうが、肉味噌っぽい風味が出るので、今回はバターを使いました。
で、しんなりしてきたらそこに料理酒、みりんを投入し、砂糖、味噌を好みの割合で溶かし入れます。分量は適当です。

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これくらいにすると苦味はだいぶ抜けます

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刻むのは適当に

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調味料を投入

3.で、水気がとんだらできあがり。熱いうちに瓶やタッパーに移して保存します。冷蔵庫に入れて数週間は大丈夫です。フキ味噌は基本的には白いご飯と一緒に食べるものですが、焼いた肉と一緒に食べたり、トーストに塗って食べるという人もいるそうです。
今回のレシピだと子どもでも食べられる苦みの少ないフキ味噌になります。

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これでほぼ完成

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白いご飯と一緒に食べましょう


※当記事は2006年2月28日投稿の記事のリニューアルです。
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2016年03月03日

2015年度養鶏まとめ

さて、全然書いていなかった養鶏の記録ですが、久しぶりに。
2012年に再開した庭先養鶏ですが、その時から飼いはじめたメンドリは今春で5年目になりますが、4羽が元気に暮らしています。卵を産むペースはだいぶ落ちましたが、今冬に換羽していたようなので、春からはまたのんびりペースで産んでくれるのではないかと期待しています。

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暖かい時期はそこそこ産んでました

ちなみに、4年目だった15年の春頃に産卵数を調査した時は1ヶ月で平均して2日に1個くらいのペースで産んでいました。一般の養鶏場ではとっくに廃鶏になっているような歳ですが、自家用で飼う分には十分です。当面の我が家の方針は、卵を産むペースがさらに落ちたり全然産まなくなったとしても、廃鶏にして食肉にするというのはやらないことになりました。子どもたちにとって半分ペットのようになっているので、無理に食べる必要もないという判断です。たくさん卵を産んでくれてありがとうということで、老後を過ごしてもらうプランです。

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砂浴びをするメンドリたち

ただ、これまでのニワトリたちの産卵ペースが落ちてくると卵の自家消費分が足りなくなりますので、2015年度は3羽新しくヒヨコを導入しました。いつもお世話になっている養鶏場から譲ってもらいました。

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養鶏場の見学

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この中から3羽いただきました

3羽のヒヨコは順調に育って、秋には卵も産み始めてくれました。その後、残念なことに1羽が事故で死んでしまい、現在は2羽となっています。若いので産卵ペースはたいへん順調で、1羽あたり3日に2個くらいのペースでしょうか。

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増築したヒヨコ用の小屋

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2015年春にやってきたひよこたち

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産卵も無事にスタート

あと、2015年度はニワトリたちのエサの米ヌカを狙って、イノシシが鶏小屋に何度も侵入するというトラブルがありました。これまでは一度もそんなことはなかったのですが、新たに増設した屋外の運動場スペースで子どもたちがヌカを撒いていたのが原因と考えられます。運動場は、裏山に放して1羽キツネに持って行かれた教訓から新設したものです。
おかげでワイヤーメッシュを使って鶏小屋を補強するはめになりました。これまでは、イタチやキツネの対策はしていましたが、イノシシ対策までしないといけないとは思いもよりませんでした。ちなみに、鶏小屋に侵入したイノシシは、ニワトリには一切興味は内容で、ニワトリたちは無傷でした。

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新たに作ったニワトリたちの運動場

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裏山に放していた時よりも子どもたちとのふれあいが増えました

こんな感じが今の庭先養鶏の状況です。若鶏が2羽になってしまったのだけが誤算なので、来春くらいにはもう一度数羽ひよこを導入する必要があるかもしれません。
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2016年02月20日

2015年度養蜂まとめ

西洋ミツバチの2年目の養蜂について、備忘録としてメモ。
2015年度は結局養蜂についての記事も1回も書きませんでしたが、なんだかんだとバタバタやっていました。自分用のメモなので読んでも特に面白いことはないと思います。すみません。

・初年度に2群から3群に増やした蜂群はすべて越冬成功。イチゴのハウスの花粉交配も2年目は巣箱を外においておいて、サイドから侵入するミツバチだけでやらせることに。そんなに大きいハウスでないこともあり、結果としては問題なし。これでその蜂群の衰弱も避けられた。

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A群の女王蜂。次が4年目。

・ただ、5月頃に2群に分蜂されてしまい、採蜜量激減。
 初年度は実質的に採蜜したのは1群だけだったので(もう1群は花粉交配で疲弊しそんなに強群にならなかった)、じっくりと王台つぶしにも取り組めたが、2年目は3群をチェックせねばならず、王台の見落としがあった模様。対策としては、女王蜂の羽切り。これは今春に実施する予定。

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B群の女王蜂。次が2年目。

・どちらかの巣箱からの分蜂群を捕獲。孫分蜂だったのか、その女王蜂が未交尾。その後、無事に交尾飛行を終える。これで巣箱が4箱になったが、分蜂された元群の新女王蜂がトラブルでいなくなってしまったようで無王群となる。これは他の巣箱から王台のついた巣枠を移動して、新女王蜂を育成。事なきを得る。

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C群の女王蜂。次が2年目。

・分蜂された2群は、それ以降は夏までに採蜜するほどにはならなかったので、2年目に採れたハチミツは100キロくらい。初年度が1群で60キロだったので、ちょっと残念な結果。

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D群の女王蜂。次が2年目。

・1年目は秋にも採蜜できるかと思っていたら全然貯蜜がたまらずだったが、2年目の秋もあまり蜜はたまらず。まわりにそこそこセイタカアワダチソウなどは生えているのだが、現在の蜂場は秋がちょっと弱いと判断できる。蜂数が減ってくる時期のハウスへの迷い込みなども意外とダメージが大きい可能性あり。ハウス内の袋状になった部分はこまめにテープでふさぐ必要あり。あと、夏前の採蜜量を調整する必要もある。この秋は結局、4群とも砂糖水定量を1回給餌。

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4群とも一定数の蜂数を維持しながら越冬できている模様

・スズメバチ被害は今回はたいしたことなかった。粘着シートにもそんなにひっつかなかったし、オオスズメバチ自体が少なかった模様。

・ミツバチヘギイタダニは、4群中3群でかなり蔓延。年末に1ヶ月アピバールを入れてなんとか駆虫。蜂児があまりいない時期が良いというが、今年度はだらだらと育児圏が維持されていて薬を入れるタイミングが難しかった。粉砂糖によるダニ落としの話を聞いたので、蜂数があまり多くない時期に一度試してみたい。

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育児エリアも拡大中。巣箱によっては既に生まれたての若蜂の姿も見られた

・現在、4群とも越冬真っ盛り。先日久しぶりに暖かい日があったので内検。巣箱内の乾燥、底板に溜まった巣屑の掃除、貯蜜・蜂数の確認などが目的。ダニ被害で越冬突入時の蜂数が少ないのが心配でしたが、いまのところなんとかなりそう。まだ寒いのに産卵育児ももう開始されていた。ただ、ここからが貯蜜の消費スピードが一気に上がるので、注意しておかないといけない。

以上。
というわけで、無事越冬ができれば、今春から3年目の西洋ミツバチ養蜂になります。2016年は養蜂についてももう少しトピックを整理して記事にしていけたらと思っています。
posted by 豆狸 at 13:44| Comment(0) | 養蜂日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月19日

シカの解体法

以前の記事の写真が古い携帯で撮影したピンボケ写真ばかりだったので、新しい写真を使ったものに変更です。

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軽トラの荷台でハラ抜きを終えたところ

皮はぎに入る前までの行程はイノシシの解体とほぼ同じなので、そちらを参照してください。
違うところは、

・シカは後頭部をどつく
・失神後は、心臓は突かず、頸動脈を切って失血死させる
・シカに胆のうはない
・シカは脂の層がほとんどないので、すぐに皮はぎにとりかかっても問題ない

というくらいです。では、以下に皮はぎからの解体のやり方を記します。

1.両方の後脚の腱にフックをかけて吊し、まず足首四本とも皮をくるりとカットします。この時に腱まで切ってしまうと、シカが落ちるので注意です。そして、内側から体の中心まで切れ目を入れ、後脚の先から皮を剥きます。皮を引っぱりながらナイフをそっとあてがうだけで、するするとむけていきます。尻尾の骨だけは関節部分で切断します。ある程度剥けたところで、体重をかけて引っぱればベリベリッと音を立ててめくれます。バラ肉の外側の薄い層が皮に付くのさえ注意すれば、ものの10分もあれば剥き終わります。

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後脚から剥いていきます

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剥いた皮をなめす場合は、薄い肉を皮に残さないほうが後が楽です

2.首まで皮が剥けたら、つぎは頭部を切り落とします。頭を上下に動かして可動する関節部分にナイフを入れて、くるりと回せば、簡単にはずれます。顔の部分の皮は剥く人もいれば、首くらいまででやめて、首から上は毛皮の付いたまま切り落とし、肉のほとんどない頭部は埋めてしまう人もいます。私は基本的には剥いて、ほっぺたの肉とタンだけ取ります。脳みそは食べたことも何度かありますが、普通は食べません。脳みそは皮なめしにも利用できます。

3.頭部がはずれたら、そのままパーツに分けていきます。まず、肩甲骨ごと前脚をはずします。これは、脇の間に肉の分かれ目があるので、そこにナイフを入れると簡単に外れます。肩甲骨は意外と奥まであるので注意が必要です。端の方は柔らかい軟骨のようになっているので油断すると骨が残ってしまいます。

4.、次に後ろ脚をはずします。これは尾てい骨に沿ってカットしていきます。尾てい骨とももの接合部分は足をもって稼働させるとわかりやすいです。ここはちょっと複雑な形状をしていますが、何頭か捌くとだんだん体が覚えてきます。

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後ろ脚と前脚です。一番奥はワナの掛かった足で血肉になっています

5.残った胴体から背骨に沿って付いている背ロースの肉をはずします。最上の部位です。丁寧にはずし、そこに付いている薄い皮を剥ぎます。薄い皮を剝ぐのは、魚の皮を引くのと同じようにまな板のうえで包丁を寝かせてやります。

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胴体からは、ロース、ヒレ、バラ、クビの肉が取れます

6.あとは、胴体内側のヒレ肉、あばら周辺のバラ肉、首まわりの肉などをはずせば、胴体は終了です。なお、ハラ抜き後のシカを冷水に浸けて冷却する場合、直接水に触れるヒレ肉がどうしても水を吸って傷みます。なので、ヒレ肉だけハラ抜きの後に先に外しておくという方法もあります。私もよく、そうしておいて、シカが獲れた日の夕飯にそのヒレ肉と心臓とを焼き肉にしたりしています。

7.先にはずしておいた脚はその中心に通っている骨を取り外して大きい肉の塊にしてしまいます。前脚は肉の中に羽子板状に入っている肩甲骨をはずすのがやや面倒ですが、慣れればそう手間はかかりません。骨から肉を外そうとすると、どうしても肉が細切れになる傾向があるので、肉の中から骨を抜き出すつもりでやると、おおきなかたまりの肉のブロックが残ります。

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骨抜きを終えたモモ肉は筋肉ごとにブロックに分けます

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手前がロースで、奥が骨抜きの終わったモモ肉です

8.さばいた肉はそれぞれ適当なサイズにカットし、スジや膜などを取り除いて精肉し、部位ごとにパック詰めして冷凍します。

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部位ごとに真空パックしてから冷凍保存します

だいたいこれで終了です。シカはよく肉の歩留まりが悪く体重の3割くらいしか肉が取れないと言われますが、それはブロックとして肉が取れないクビやバラ、スネなどを計算に入れてない場合です。それらも含めると5〜6割はいきます。

↑ちなみに、私が使っている真空パック機はこれです。けっこう高価なものですが、安価なものと比べて、連続使用が可能なのと、どんな袋でも使用可能な点を考慮して選びました。

−関連記事−
◆鹿皮の保存


※当記事は2007年12月23日投稿の記事のリニューアルです。
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2016年02月11日

イノシシの解体法

気づけば、猟歴も15年となり、だいぶ自分なりのイノシシの解体の方法も固まってきたように思います。以前の記事の写真が古い携帯で撮影したピンボケ写真ばかりだったので、新しい写真を使ったものに変更です。

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山でトドメ刺し・血抜きを終えた直後のイノシシ

1.まず、ワナに掛かったイノシシは、鉄パイプやそこらに生えている堅めの木を1メートル位に切ったもので眉間をどついて失神させます。で、すかさず抑えこんで、胸の正面からナイフを突き刺し、心臓周辺を突きます。前足のちょい後ろくらいです。うまく刺さると血があふれてきます。とどめの刺し方は人それぞれで、頭を銃で撃つ人もいれば、ヤリ状にしたナイフで側面から心臓を突く人もいます。最近では電気ショックによって失神させるという方法も流行っています。刺すのは厳密には心臓から出ている大動脈を切断するのがベストですが、心臓自体を突いてもじゅうぶん血は抜けます。


↑槍状にする刃物としては、刃先と柄の部分が一体型になって柄が中空になっている阿仁マタギのフクロナガサが有名ですが、なかなか高価なものなので、最近は似た形状であるこのコールドスチールのナイフを使っている人も結構います。


2.この状態で山からおろします。沢がそばにある場合はそこで内臓を出して、イノシシを丸ごと浸けて肉を冷やす場合もありますが、最近はそんなに家から遠い猟場には出かけないので、殆どの場合、家まで運んでから内臓を出します。

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自宅下の広場で軽トラの荷台を使ってハラを割っているところ

3.内臓の取り出し方ですが、内臓(特に胃、胆のう、腸、膀胱など)に傷を付けないようにナイフを上向きにしてハラを開きます。胸骨はノコギリなどで切断します。そうしないと、心臓や肺、気管や食道が取り出しにくいです。で、上の方からべりべりと腹膜を剥がしながら内臓を取り出します。気管や食道は喉の手前まで割ってあるので、そのギリギリのところで切断します。シカの場合、反芻動物なので喉のあたりギリギリまで内容物が入っていることがあるので注意が必要ですが、イノシシは大丈夫です。あと、横隔膜がつながっているので、それは適当にナイフで切ります。
で、膀胱及び腸と肛門のあたりの処理です。これを適当にやると糞や尿が肉について大変なことになります。まず、外側から肛門のまわりをまるくナイフを入れて切り抜きます。尿道はオスメスで位置が違いますが、その周辺の肉、皮をふくめて取り除きます。で、内臓と一緒に中身が漏れないように取り外します。うまく切り抜けていれば、すぽっと抜けます。
 内臓などの処理は各内臓の紹介腸の処理イノシシの金玉胆のうの利用などを参照してください。

4.内臓を取り出したら水でよく洗い、体内に残っている血を洗い流しつつ、肉を冷やします。きれいに洗えたら、体内やまわりににペットボトルに水を入れて凍らせたものなどを詰めて冷やします。丸ごと氷水に浸けてもよいです。
イノシシの場合、解体時に皮下脂肪が十分に冷えていないと皮剥ぎがしにくいので、この状態で一晩置くことが多いです。水に浸けるとダニも死んだり逃げたりするのでよいです。

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肉の中心までしっかり冷却しさえすれば、寒い冬期なら一晩吊るしておいても問題無いです

5.さて、いよいよ解体ですが、まず皮を剥がします。足首のまわりを丸く切って、そこからお腹にかけて腕、足の内側に切れ目を入れます(この時も毛を切らないようにナイフは原則刃が上向きです)。それでひたすら皮を剥いでいくのですが、イノシシの場合は、いかに皮下脂肪をきっちり肉に残すかが勝負なので、結構手間がかかります。基本的に皮に一切脂肪を残してはいけません。内股やすね部分はほとんど脂はないですが、それ以外の部分は脂がたくさんあります。ひたすら丁寧にやりましょう。皮剥ナイフを使うと楽ですが、普通のナイフでもできます。
この時に顔まで全部剥いてしまうとよいでしょう。
なお、地方によってはお湯につけてから毛を引いたり、バーナーで毛を焼いたりして皮ごと食べるところもあります。毛焼き解体についてはこちらを参照してください。

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解体テーブル上で、皮を引っ張りながら、肉と皮の角度が鋭角になるくらいでナイフを添わせるとうまくいきます。

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こんな感じで剥けていきます


↑皮剥ぎナイフというのはこのような形状の刃物で、皮を破ることなく効率よく皮をむけます。


6.全部剥き終えたら両足を吊します。まず、頭を首の関節のところで切り落とします。で、背割りという背骨を真っ二つにする行程に入ります。これは普通は専用のノコギリでやりますが、サイズによってはナタをゴムハンマーでとんとんとんと叩いていってもできます。中心がずれると後の骨抜きがめんどくさくなるので丁寧にやりましょう。

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おなか側からノコギリでどんどん切り進めていきます

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真っ二つになりました

7.真っ二つになったらテーブルに戻して、骨抜き作業に入ります。なお、背割りに入った段階で買いたいテーブルには熱湯を掛けて殺菌消毒をしておきます。
骨抜きは、まず内側の余分な内臓脂や横隔膜の端っこ、リンパなどを取り除き、キッチンペーパーなどで切断時に出たクズや血などをふき取り、きれいにします。
で、あばらの内側に突いている膜を剥がします。うまくやるときれいにピーッと剥がれます。つぎにあばらを抜いていきます。あばらは一本ずつ両側に切れ目を入れ、その裏側にナイフを入れ、なるべく骨に肉が残らないようにはずします。背骨のところまで剥がせたら、ポキッと折れます。
あ、この前にヒレ肉をはずしておくのを忘れないようにしましょう。

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背割りが済んだら解体テーブルに置き直して作業再開です。

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内臓脂を撤去し、腹膜をめくります。

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アバラに切れ込みを入れ、1本ずつ抜き取っていきます。

8.あばらが全部抜けたら背骨や尾てい骨、胸骨、腕、大腿骨などもはずしていきます。基本的には肉は全てつなげた状態で、そこから全部骨を抜いていくつもりで作業すると良いです。腕、モモの骨は、骨のラインに沿ってナイフを入れ、そこから肉を開くようにして骨を取り出します。モモは比較的楽ですが、腕は羽子板と呼ばれる肩胛骨がけっこうしっかり入っているので、ちょっとめんどくさいです。

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前脚の骨を抜いているところ。

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背骨が抜けました。

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“羽子板”と呼ばれる肩甲骨。肩甲骨は意外と外しにくく、これはちょっと肉が残りすぎですね。

9.すべての骨が抜き終わったら、牛刀で各部位に切り分けてパックして終了です。真空パック機がない場合は、フリーザーバッグでもだいじょうぶですが、なるべく空気を抜いておくほうが肉の酸化を防ぐことができ、長期保存できます。基本的には、首、ロース、バラ、腕、モモ、すねくらいに分かれます。
あと、頭部はホッペ、テン肉と呼ばれる頬肉とタンを取り除くくらいです。大きいイノシシだとそこ以外でもがんばって剥がせば、そこそこ端肉がとれます。

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全ての骨を抜き終わった2枚の大きな肉。

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牛刀で切り分けていきます。

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良い感じの肉と脂のバランス。


↑通常、大型のイノシシでも小さいナイフ1本あれば解体可能ですが、肉を切り分ける時だけはこれくらいの長さの牛刀がないとなかなかきれいなブロック肉にすることができません。


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パック詰めして終了です。
 
だいたいこれで終了です。イノシシ1頭から取れる肉の量は、おおよそハラ抜き体重の6割程度です。ハラ抜き50キロのイノシシなら約30キロのお肉が1頭から手に入る計算になります。パック詰めした肉は業務用冷凍庫で保存します。
なお、抜いた背骨や頭骨、各部位の骨などは煮て、豚骨スープならぬ“猪骨スープ”にしましょう。10時間くらい煮たらよい白濁したスープができます。

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皮なめしをする場合は、毛皮も保存しておきます。


−関連記事−
◆毛焼き解体
◆内臓・骨などの利用
◆内臓の紹介
◆腸の処理
◆金玉を食べる
◆胆のうの利用
◆背割り用骨切り鋸


※当記事は2006年12月8日投稿の記事のリニューアルです。
posted by 豆狸 at 00:09| Comment(50) | TrackBack(0) | 狩猟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月10日

カモの燻製

年明けは、わな猟はほぼ休止していて、猟友会の鳥猟にボチボチと参加しています。そのおかげでカモを捌いて食べる機会もそれなりにありました。カモの胸肉は鴨ロースと呼ばれ人気があるのですが、一方でレバーっぽいという印象を持つ人も多く、レバーが苦手な人にはイマイチそのおいしさが伝わっていないような気がしています。このレバーっぽさは火を通しすぎることで特に強くなるので、その対処法として低温調理があります。
今回は鴨ロースの燻製を紹介します。燻製も低温調理の一種です。

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仕込み:
1.鴨ロースに、塩、三温糖、お好みの香辛料、それぞれ適量をまぶしてよく揉み込みます。今回は白胡椒とタイム、ナツメグ、バジルを使いました。

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カモの胸肉、通称鴨ロースです

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適当にパラパラと振りかけます

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少々雑でも何日か置けば水分が出てそれなりに均等に味が付きます。

2.それをフリーザーバッグに入れて、冷蔵庫に保管。約3日間ほど置きますが、その間1日1回くらい香辛料がよくまわるように冷蔵庫から取り出して揉みます。

仕上げ:
1.取り出した肉を軽く洗います。

2.半日ほど風乾させます。湿気が多い時は、さらしにくるんで冷蔵庫に置いておいてもいいです。めんどくさかったらスモーカーに入れて数時間ほど50℃くらいで温熱乾燥させるのもありです。

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カゴに入れて軒先に吊るして風乾させました

3.次にスモークチップを入れて約50℃で3時間燻煙(今回はコナラのチップを使って、個人的な都合で1時間だけ燻煙しました)。

4.燻煙終了後に真空パックします。ボイルするので、耐熱温度が100℃のパックを使う必要があります。

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しっかりパックします。燻煙時間が短いので色が薄いです

5.鍋に水を張り、冷水から2時間ボイルします。温度は70℃〜75℃を維持します。

6.最後に数十秒、沸騰したお湯でボイルします。これは、真空パック内の雑菌のより多くを死滅させるためです。

7.あとはそのまま冷ましたら完成です。

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見た目もきれいな美味しい燻製に仕上がりました。
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2016年02月01日

背割り用骨切り鋸

シカの解体が吊るした状態で四肢を外す方法なのに対して、イノシシの場合は皮剥ぎ後に背割りを行います。これは、屠殺場で行われる牛や豚では一般的な方法なのですが、猟師の間ではそんなに広く行われている方法ではないようで、よくどのようにやるのか質問を受けます。私がこの方法で解体を行うのは、師匠から習ったからで、師匠は若い頃にイノシシ肉専門の解体処理場を見学などをして、この解体法を知り、自らの解体に取り入れたとのことです。

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背割りに使うノコギリは、幅広い形状の押し切りタイプのノコギリです。なんという種類のノコギリになるのかはよく知りませんが、ネット上で購入できるものでは、以下の2点が見つかりました。「骨挽き鋸」とか「骨切り鋸」という名称で売られているようです。


骨挽き用(洋鋸)押し切り鋸 22インチ


木柄骨切鋸 AHN0401

さて、イノシシの解体については別記事に詳しいですが、ここでは背割りの工程だけ写真で説明します。

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皮剥ぎを終えたイノシシを後ろ足で吊るします。獲物を吊るすのは骨と腱の間に切れ目を入れてそこにS字フックを掛けるのが簡単です。吊るせたら、頭を落とし、そのあと股の間からノコギリで切っていきます。ノコギリは腹側から入れて、背骨を目で確認しながら真ん中からズレないように切っていきます。これは一人でやるとイノシシが揺れて結構やりにくいので、写真のようにほかの人に押さえてもらえると楽にできます。


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ちなみに、頭部からは頬肉とタンが取れます。


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真っ二つに割れましたたら、テーブルに戻して、骨抜き作業にかかります。背割りのメリットとしては、この後の作業をふた手に分かれて行うことが出来るという点が挙げられると思います。
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2016年01月30日

フキノトウ

例年、フキノトウは2月に入ってから採っている印象がありますが、今年は暖冬のせいか、1月上旬に既にチラホラ目に付きました。七十二候の款冬華(フキノトウがつぼみを出す)は1月20日頃なので、やはりちょっと早いのでしょうか。

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お正月に撮影

フキノトウの食べ方としてはやはり何と言っても天ぷらがよいでしょう。あの独特の香りと苦味が春の訪れを感じさせてくれます。そんなに頻繁に食べるものではないですが、この時期に1回は味わっておきたいもののひとつです。

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というわけで、ちょこっと採ってきました

ちなみに、天ぷらにするなら開く前がベストです。開いてしまうとどうしても蕾の部分がぱさついてきます。

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こんな感じで開いてきて…

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これぐらい開くともう花も開いてきています

開いてしまったフキノトウはフキ味噌にして食べるのがおすすめです。
さて、採ってきたフキノトウは周りの汚れているガクっぽい部分を剥ぎ取ります。

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きれいな緑色が出てきます

そして、残ったきれいなガク部分を手で開きます。天ぷらはそのまま揚げても良いですが、こうやって開いて揚げたほうが、パリッと揚がるし、見た目もかわいらしいです。

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こんな感じに開きます

あとは衣をつけて揚げるだけ。天ぷらと行っても卵などは必要なく、小麦粉を水で溶いたものを付けるだけです。この時期は他に野草では、セリやヨモギなんかも手に入るので一緒に採ってきて食べてもよいですね。

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ふきのとうだけだと寂しいので、シカのヒレ肉も一緒に天ぷらに

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贅沢な晩ごはんとなりました


−関連記事−
◆フキ味噌レシピ
◆フキ味噌に関する過去記事
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2016年01月29日

カモの捌き方

カモの解体の方法を書きます。カモ類はみんな捌き方は一緒です。

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無双網に掛かったカモ

1.まず、網にかかったカモは首の鎖骨の間から指を胸腔内に突っ込んで、心臓からのびている動脈を切ります。爪さえのびていれば刃物は必要ありません。すると、数秒で絶命し、胸腔内に血がたまります。ちゃんと血管が切れたかどうかは指先に熱い血流が当たるのですぐにわかります。これは、私が属する猟友会に伝わるやり方で、他では聞いたことがありませんが、多数のカモを効率よく止め刺し&血抜きすることができます。「暗闇の中」で「網に絡まったカモ」という刃物が使いづらい状況下で編み出された手法だと思います。
その後、網からはずして首に開いた穴を外に向けて振ると血が出てきます。これは別にやらなくても血抜きは済んでいます。

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胸の血が付いている辺りが指を突っ込んだところです

2.何十羽も捕獲した場合、重ねておくと熱がこもって肉の劣化が早まるので、軽トラに積む時もなるべく広げて置くほうがいいです。帰宅後、まず肛門周辺の羽をむしり、肛門に2センチほど縦に切り目を入れます。そして、そこから指を突っ込んで消化器系の内臓を引っ張り出し、その後ホースを突っ込んで中を洗います。腸抜きは本来は絶命直後に行うことができるとより良いです。
これで、その後は冬季ならしばらく庭先にぶら下げておいても問題ないです(猫対策はしっかりしましょう)。


↑狩猟用ナイフにはこのような腸抜きが付いてるものもあります。カモくらいのサイズだと指が入りますが、それより小さいヒヨドリなどだとこういうものがあると便利です。ただ、私の場合は、ヒヨドリ・スズメなどは肛門のあたりに傷を付けてから、腹部を押して内臓を出して抜いていますが。


3.毛引きを始めるときは、まず羽を第一関節から折ります。その後はむしるだけ。強くやりすぎると皮がめくれます。親指でなでるようにやるのがコツです。頭の皮はむきにくいので皮ごと向いてしまいましょう。
湯引きをしたり、蝋で固めて抜くというやり方もありますが、ニワトリなんかよりはだいぶむしりやすいので、慣れればそのままやるのが一番お手軽です。

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丁寧に毛を引いていきます

4.だいたいむしれたらバーナーやコンロなどで軽くあぶり、産毛を焼きます。それをたわしでこすり落としたら毛引きは終了です。カモによっては筆毛と呼ばれる生え替わる途中の毛が皮の中に残ってる場合があるので、それは毛抜きで抜きましょう。

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こんな感じで、産毛が残るので、それをバーナーで焼きます

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3羽むき終わり

5.つぎに肉のはずし方です。背開き、腹開きと2通りのやり方がありますが、私は腹開きです。
まず、首から上を切り落とします。つぎに腹の骨に沿ってささみをはずし、鎖骨を真ん中で切って(調理バサミが便利)そのままあばらに沿って肉をはずしていきます。手羽とモモは肉に付けたままにします。これを両側で行うと肉が1枚になります。その後にモモと手羽の骨を抜きますが、めんどくさかったら、この状態かこの半分の状態で冷凍保存して、腕と足の骨はそのままにして、調理する際にはずすのでもよいです。

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このようにはずしていきます。ササミはとりあえず胸肉に付けたままでいいです。

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無事お肉になりました

6.あとは、腹腔内に残ってるレバー、砂肝、心臓を取り出します。この3つを串に刺して串焼きで食べるのもよいでしょう。レバーには苦い胆汁の入った胆のうが付いているので、それは取り除きます(胆のうは干して胃薬にする人もいます)。砂肝は、中の砂嚢を破らないように肉の部分をカットする方法と、半分に割って水洗いして内皮を剥ぐ方法があります。

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胸の部分がパカっと外れます。

7.残った首と頭、あばらや背骨などのガラはスープをとるのに使います。あばらに張り付いている肺などを取り除いたうえで、いったん熱湯に軽くくぐらせて血などを洗い流しておきます。なお、どの段階でもいいですが、おしりの先にある油つぼという菱形の固まりは取り除いておきましょう。臭いです。
※カモの舌を珍味として刺身で食べる方もいらっしゃるそうです。

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1羽分でこれくらい。数人で鴨鍋を楽しめます

※今回のカモは法定猟法である無双網猟で捕獲したものを使用しています。無双網猟は狩猟免許の網猟免許所持者が猟期に狩猟者登録をすることで行うことが出来る猟法です。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

わが家でつくる合鴨料理
作者:全国合鴨水稲会編
出版:農山漁村文化協会
発売:2000/9/25


↑合鴨に関するレシピ本ですが、野生のカモの料理にも色々と応用できる内容でオススメです。


※当記事は2006年2月16日投稿の記事のリニューアルです。
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2016年01月28日

2015年度猟期のカモ・スズメ猟

年が明けてからは、猟期前半にあまり参加できなかった鳥猟に積極的に参加しています。
今冬は暖冬のせいか、スズメの行動が例年と違っており、猟友会のベテランの先輩も捕るのに苦労しているとのことです。年明けに最初に行ったときは、130羽獲れましたが、それ以降は数十羽という日が続いています。

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ある日の猟果

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解体して焼き鳥用にパック詰め

カモの方も年が明けてから徐々に捕れ始めたそうで、私が行った時にはタイミング悪く逃げられてばかりでしたが、前夜に獲ったカモを毎回のようにおみやげに頂いて帰ってます。

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ある日の猟果

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いただいたカルガモ3羽

ちなみに、くくりわなの方はと言うと、年末年始にいったんわなを外し、三が日を過ぎたくらいから再開したのですが、再設置後1週間もしないうちに狙っていたハラ抜き40キロのメスが獲れ、あとは目につくのはオスイノシシばかりだったので現在はストップしています。一般猟期が終わるまでは鳥猟に積極的に参加して、その後のシカ・イノシシの延長猟期で、気が向いたらどっかのやまでメスジカを狙おうかとも思っています。

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腹抜き40キロのメスイノシシ

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おいしそうな脂がよくのってました
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2015年12月07日

狩猟解禁

さてさて、狩猟が解禁となって3週間ほど過ぎました。今年は解禁日が雨だったり、体調がイマイチだったりで、スローペースな出だしでしたが、先週くらいから気温も下がり、動物たちの動きが活性化するに従って、こちらのやる気も増してきました。その勢いでブログも久々に更新します(笑)

今のところの猟果は、イノシシ1頭、シカ3頭(うち1頭ははこわなでの捕獲)です。イノシシがハラ抜き60キロのメスでなかなかよいサイズだったので、イノシシはほどよいサイズのをもう1頭獲れば、肉の量としては十分という感じです。シカは肉の量としては、既にオーバー気味ですが(実は去年の肉もそこそこ残っている)、今年はハムやジャーキーを量産しようと思っているので、あと5頭くらいは獲ってもいいかと思っています。裏山の猟場に限って言えば、シカの個体数をもう少し減らしたいという思惑もあり。

というわけで、今年の猟期もぼちぼちとやっております。

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ハラ抜き50キロのオス。実は、はこわなでのシカ捕獲は初めての経験

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シカのロース。きれいな肉ですね

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くくりわな1頭目のオスジカ

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解体2年目でちょっとは皮はぎも慣れてきたかな

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イノシシ肉のハムとシカ肉ジャーキー製作中

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イノシシハムはこんな感じ

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1頭目のイノシシ。右前脚をしっかりとくくれてた

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ハラ抜き60キロのメス。昨猟期がオスばっかり6頭だったので、嬉しい捕獲

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ドングリをよく食べて、脂もしっかりのってました

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イノシシ1頭分の骨を薪ストーブで二晩煮込んだらこんな白濁したスープがとれます

ではでは、みなさま、怪我や事故のない楽しい猟期を過ごしましょう。
posted by 豆狸 at 03:42| Comment(10) | 狩猟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月30日

書籍紹介『けもの道の歩き方 猟師が見つめる日本の自然』


『けもの道の歩き方』
作者: 千松信也
出版社/メーカー: リトル・モア
発売日: 2015/09/03

大変ご無沙汰していますが、狩猟・採集活動はボチボチと元気に継続しています。ブログは単にサボっているだけです。
さて、久しぶりの記事が書籍紹介で恐縮ですが、9月3日に出版された千松信也『けもの道の歩き方 猟師が見つめる日本の自然』(リトルモア)を紹介します。『ぼくは猟師になった』の著者が7年ぶりに出した2冊めの本です。『ぼくは猟師になった』が猟師7年目で狩猟生活の楽しさをシンプルに描いた作品だったのに対し、『けもの道の歩き方』は、狩猟生活を14年送ったなかで、悩んだことや考えざるを得なかったこと、また狩猟の対象となる野生動物たちや自然との日々の様々な行き交いについて書かれた本です。
『ぼくは猟師になった』と同様、当ブログではお勧めせざるを得ない一冊です。
posted by 豆狸 at 20:07| Comment(5) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月07日

西洋ミツバチ、秋から冬

お久しぶりです。色々忙しくてブログ完全放置でした。別に特にトラブル等があったわけではなく、単にサボってました。スミマセン。
気づけば、3月になり西洋ミツバチを飼育してからようやく1年が経ちました。なんとか3群とも無事に越冬でき、2シーズン目を迎えています。
西洋ミツバチ養蜂記録がスズメバチ対策で終わっていたので、その続きを書きます。

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春になって活性化してきたミツバチたち

秋以降の養蜂でやるべきことはダニ対策と防寒対策です。
ミツバチにはミツバチヘギイタダニというやっかいなダニが付きます。これはもともと日本ミツバチに付いていたものがある時期から西洋ミツバチにもつくようになったものです。日本ミツバチはお互いをグルーミングしてダニを取り除くことができるので被害は深刻化しませんが、西洋ミツバチはそれができないので放置すると蜂群が全滅するほど被害が出ます。
対処法としてはアピバールという薬剤を巣箱の中にぶら下げるのが一般的で、今回はお世話になっている養蜂家の方からそれを分けていただき対処しました。採蜜期が終わってから1ヶ月ほど巣箱の中にぶら下げておきます。今回は10月から11月にかけて行いました。このダニは幼虫のいる巣房に卵を産み付け、その数が増えてくると羽の縮れた奇形のハチなどが産まれたり、蛹の段階で死んでしまったりするようになります。

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冬囲いをした巣箱

次に防寒対策です。秋も深まるとだんだん蜂の数も減っていくので、通常は蜂の生息エリアを狭めて密度を高めるために継箱を外します。ただ、今回は養蜂家の方のアドバイスで載せたまま越冬させるというやり方を採用しました。下段にミツバチを集め、上段に空の巣枠を置いておくというやり方です。間には麻布をかませます。このやり方のメリットは空巣枠を自宅で管理する必要がないという点です。空巣枠は放置するとスムシに食い荒らされボロボロになるので、冬場の管理が結構大変です。それがこのやり方だとミツバチが勝手にスムシが湧かないように管理してくれるのです。
巣箱の下段のミツバチは更に寒くなると蜂球を作るので、だいたい5枚くらいに収めます。壁と給餌器でサンドイッチにするようなイメージです。真ん中の巣板の上部にある程度貯蜜があり、5枚の両側にたっぷり蜜の入った貯蜜枠があれば越冬用の食料はほぼ足りてます。
あとは、ミツバチの出入りも少なくなるので、巣門に新聞紙などを詰めて入り口を狭くします。これは外部からの冷気の流入を少なくするためです。今回は念には念を入れて、ホームセンターで購入できるプラダンという素材で冬囲いもつけました。僕の住んでいるあたりでは必要ないとも言われますが初年度なので一応。なお、この場合は湿気がこもりがちになるので、定期的にチェックする必要があります。そのためムシロなどで保温したり、巣箱の中に藁などを詰める人もいます。

とまあ、こんな感じで越冬対策を施しました。で、最近は梅の花やセイヨウタンポポ、オオイヌノフグリなども咲き始め、天気の良い日はミツバチもどんどん飛び出していくようになりました。既に産卵育児も活発化してきていて、色とりどりの花粉も集めてきています。
さあまた忙しい養蜂の季節の到来です。

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西洋ミツバチ養蜂も2シーズン目に突入

posted by 豆狸 at 09:17| Comment(5) | 養蜂日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月15日

狩猟解禁1ヶ月

11月15日の狩猟解禁からちょうど1ヶ月となりました。のんびりペースで14年目の猟期を満喫していましたが、ブログを更新するのはすっかりサボってました。
とりあえず写真だけでもアップします。現在のところ猟果はイノシシ4頭、シカ6頭です。
イノシシの捕獲数はまずまず順調ですが、狙っている大きい個体がまだ捕れていないのでなんとか年内に捕獲したいところです。シカも10頭くらいまでは獲ろうかな・・・。

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奥に休憩スペースができて広くなった解体小屋

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1頭目のイノシシ。ハラ抜き30弱のフルコ

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1頭目のオスジカ

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4頭目のメスジカ

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裏山のイノシシ

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3,4頭目のイノシシ。同日に捕獲

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ハラ抜き35キロと30キロ
posted by 豆狸 at 01:28| Comment(17) | 狩猟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月02日

スズメバチとの攻防

11月に入り、気温も下がってきて9月から2ヶ月ほど続いたスズメバチとの攻防もだいぶ落ち着いてきました。コガタスズメバチやキイロスズメバチは巣門の前でホバリングしてミツバチを連れ去るだけですが、オオスズメバチは巣箱内に侵入し幼虫まで食い殺して巣を全滅させてしまうこともあるので、対策は必ず必要です。日本ミツバチならオオスズメバチを取り囲んで熱殺して自分たちで巣を守ることもできるのですが飼育種の西洋ミツバチはそうはいきません。

さて今回、西洋ミツバチ巣箱に行った対策は、
・スズメバチ捕獲器の設置
・粘着シートの設置
・定期的に巡回し、飛来個体を見つけたらバトミントンラケットで叩き落とす
の3つでした。

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捕獲したオオスズメバチ

今秋は夏の長雨と低温の影響で、スズメバチの個体数が少なかったようで(特にオオスズメバチ)、事前に養蜂家の方から聞いていたよりは襲撃は激しくなく、なんとか乗りきれている状況です。

それぞれの対策についてのメモを記します。

・スズメバチ捕獲器
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 一定数のスズメバチは捕獲できますが、捕獲されたオオスズメバチにミツバチたちが向かっていって反撃されて殺されるということが何回かありました。ミツバチたちはオオスズメバチが捕獲されていて安全だということはわからないので、こういうことになります。西洋ミツバチは日本ミツバチと違いオオスズメバチとの戦い方が未熟なので、大量に殺されてしまいます。ただ、巣門の防衛という点では圧倒的に効果があったと思います。巣門を金網でガードするだけのスズメバチ予防器というのもあるので、これを次の粘着シートと組み合わせて使うというのも検討して良いと思いました。

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捕獲器内のオオスズメバチに反撃して殺されたミツバチ

・粘着シート
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 大型のゴキブリホイホイのようなもので、ネズミ用のものを転用しています。巣箱の上に設置して、おとりのスズメバチを引っ付けておくとおもしろいように捕れます。これはスズメバチが仲間を呼ぶフェロモンを出すことを利用した捕獲法です。ただ、ネバネバに大量にひっついたオオスズメバチを見るとちょっとかわいそうな気もします。ネバネバなのでスズメバチ酒などにも利用できないのが難点です。

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粘着シートに貼り付いた直後のオオスズメバチ

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こんな感じでたくさん捕獲できます。ミツバチも何匹かひっついてしまいます

・バトミントンラケット
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 キイロスズメバチが頻繁にやって来る場合にはそれなりに効果がありますが、今回巣箱を設置しているのがビニールハウスの間なので、ちょっと叩きにくかったです。

さて、まだ油断はできませんが、スズメバチを乗り切ったら今度は越冬対策です。
posted by 豆狸 at 10:34| Comment(0) | 養蜂日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月21日

ヤマナシ酒

友人からヤマナシをたくさんもらったので、ホワイトリカーにつけてヤマナシ酒にしました。
ヤマナシは現在の梨の原種だと言われていますが、人里周辺にしか自生していないことから古い時代に中国から持ち込まれたのではないかと言われています。たしかに私が知っているヤマナシの木も廃村になった集落の山手側に生えていました。

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結構立派なサイズも

ヤマナシはそのままだと渋くて食べられないと言われていますが、味覚が鈍感な私は結構おいしいと思います。今回は特に美味しかったので、「これはひょっとして品種改良したナシと交雑して美味しくなってるのかも?」と同居人に試食してもらったところ、「渋っ!!!」と言われて吐き出されてしまいました。やはり私の味覚がおかしいようです。
ヤマナシ酒はかりん酒のように半割りにして漬け込む方法もありますが、今回はまるごとにしました。

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ホワイトリカーと氷砂糖で漬けました

さて、気づけば猟期までもう1ヶ月を切っています。今年はバタバタして海や川にあまり行けていないのですが、かと言って猟期に向けて気持ちが切り替わっているかというとまだ微妙な感じです。
とりあえずは、冷凍庫を空っぽにしないといけないので、頻繁に獣肉パーティをしているくらい。


KIMG0219.jpg定番の牡丹

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イノシシ風盛り付け

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イノシシのホルモン煮込み

あとは、子どもたちとシイの実を採りに行ったり・・・。

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シイの実をたくさん食べて脂のノッたイノシシが捕れるといいな
posted by 豆狸 at 04:38| Comment(3) | 山菜・果実 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月13日

スッポン捕獲

相変わらず更新の少ないブログですが、先日スッポンを獲ったので久々に記事をUPします。
今年の夏は私の友人界隈でスッポン捕りがちょっとしたブームです。一番効率よく捕れているのはカニカゴでしょうか。私の場合は、これまでは鮎捕りなどに行った際に、延縄を入れておいて獲ったりしていました。

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友人宅で泥抜き中の可愛いサイズのスッポン

ただ、今回のスッポンは手づかみ(笑)

ある真面目な用事で初めて訪れる海辺の街を歩いていると、海につながる用水路に大量のボラがいるのが見えました。「海が近いっていいなー」なんてのんきに眺めていると、その中に1匹だけ異質な生き物が!
それは甲長30cmはあろうかと思われるスッポンでした。その日は書類の入ったかばんしか持っていなかったのですが、さすがにこのサイズのスッポンを見つけて放置して行くわけにはいかずしばらく様子見。

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なかなかのサイズ。甲長27cm

すると、うまい具合にこちらの気配を感じたスッポンが砂の中に潜りました。甲羅干しや泳いでいるスッポンは亀とは思えないくらい早く逃げますが、一旦隠れた(つもりになっている)スッポンは近づいてもじっとしている事が多いです。

その後の用事のことも忘れて、意を決して川の中へ。砂の中のスッポンを後ろからわしづかみにし、見事ゲット。しかし、入れ物も何もなかったので仕方なく来ていた服を脱いで、袖を縛ってその中に入れて何とか捕獲完了。人通りのない場所だったからできた捕獲劇でした(笑)

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このサイズのスッポンに噛まれたら大事です

で、捕獲したスッポンちゃんは現在臭み取りのための泥抜き中。1ヶ月ほど泥抜きして、その後さばいてから冷凍し、真冬に鍋にでもして食べようかな。

あと、川つながりで最近の獲物を紹介。

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最近定番になっているテナガエビたっぷりカップラーメン(笑)

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子どもたちが獲ったサワガニとゴリの素揚げ
posted by 豆狸 at 22:28| Comment(3) | 釣り・漁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月04日

西洋ミツバチ秋の気配

なにかとバタバタしていてブログ完全放置でしたが、西洋ミツバチの養蜂記録だけは残しておかないといけないので、久しぶりに記事をアップします。

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暑さ対策で屋根にすだれを載せたミツバチの巣箱

まずは、屋外群。6月の終わりに4回目の採蜜を行い、12リットル強のハチミツが採れました。これで合計は44リットルで重さにして60キロ以上のハチミツがこの1群から採れたことになります。春からわずか3ヶ月の間でのことなので、改めて西洋ミツバチの集蜜能力の高さを感じました。
ちなみにこの時期は山際ではミズキが満開で、アカメガシワもそこら中で咲いていたので、それらの蜜が入っていると思われます。あと、花が少なくなるこの時期、ミツバチが訪花する庭木・街路樹は、サルスベリ、ネズミモチ、ノウゼンカズラなど。百日紅と言われるサルスベリは花期が長くて良いです。あと、ウリ科の野菜やトウモロコシなども補助蜜源・花粉源としてありがたいです。
その後の屋外群は、結局第4回の採蜜後に隔王板を外して、上段にも産卵育児エリアを広げて、秋以降に世代交代する働き蜂をしっかり増やす方向にシフトしています。現状は貯蜜は上段だけで10キロ位はありそうですが、秋の流蜜がどれくらいあるかわからないので、いったんそのままにしてあります。

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第4回目の採蜜もたくさんハチミツが採れました

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上半分は貯蜜エリアで下の部分が育児エリアになっている

次にハウス群。
こちらは結局、新たにハウスに入ることもなくずっと屋外飼育中です。6月の終わりに人工分蜂を行い、若干蜂数は減ったものの、貯蜜もそこそこあり、順調に回復しています。こちらも秋の流蜜次第では軽く採蜜できるかもしれません。

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十分な貯蜜があります

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無駄巣や採蜜後の蜜蓋などを精製してつくったミツロウ

第3群。
こちらは一段箱で順調に蜂数が増えていましたが、人工分蜂に失敗した第4群と8月に合同したので、一気に2段の強群になりました。第4群は人工分蜂したものの新女王バチが交尾飛行に失敗し、無王群となってしまいました。そして、働き蜂産卵まで始まってしまい(女王がいない群れでは働き蜂が産卵を始めるが、無精卵なのでオスバチしか産まれず、いずれ蜂群が消滅する)、他群から産卵育児枠を導入して変成王台を作らせたりもしたのですが、うまく群れを立て直せず、最終的に合同することになりました。

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第3群の女王蜂。順調に産卵してくれています

というわけで、現在飼育中の西洋ミツバチは合計3群ということになります。
今後は秋のスズメバチ対策が始まります。すでにキイロスズメバチは襲来しており、スズメバチ捕獲器を巣門に取り付けました。キイロスズメバチはミツバチを1匹ずつ捕まえていくだけなので、そんなにダメージはありませんが、巣の中に侵入して群れ全体を全滅させるオオスズメバチが来はじめたら、いよいよスズメバチとの戦いの幕開けです。

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市販のスズメバチ捕獲器を取り付けた巣箱

ちなみに、梅雨時の湿気やスムシ対策、夏季の暑さ対策などは特に問題ありませんでした。暑さ対策もすだれをかけた程度です。
posted by 豆狸 at 06:38| Comment(2) | 養蜂日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月12日

西洋ミツバチ、この1ヶ月

今春から飼育を始めた西洋ミツバチですが、以前飼っていた日本ミツバチと比べるとなかなか手間が掛かります。養蜂過程をブログアップしていこうと思っていたのですが、そんな暇もないうちにどんどんいろんなことが進行してしまったので、その経緯だけでもメモとして残しておきます。

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流蜜期の増勢に成功した屋外群

まずは、屋外群。前回の採蜜のあとはかなり頻繁に王台が出来始めたので週に1〜2回内検して、ひたすら王台をつぶしました。分蜂予防の女王蜂の羽切りはやってません。
第1回採蜜から2週間経った時点で、増勢がかなり順調なので人工分蜂による増群にチャレンジしました。この経緯はのちほど。

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第2回採蜜は11・7リットル、重さにして約16キロ!

第1回採蜜から3週間明けて、第2回採蜜を行いました。隔王板で継箱を隔ててから1ヶ月以上が経過したので、上段は全て貯蜜枠になっていて良い感じでした。第1回がサクラ、ナノハナ、ウワミズザクラ、レンゲなどがメインの蜜源だったのに対し、第2回はニセアカシア、各種柑橘、シイノキなどをメインに山の木々の百花蜜です。

そして、第3回採蜜をまた3週間後に行う予定だったのですが、途中の内検時に貯蜜が溜まりすぎていて、巣箱を持ち上げるのが大変になり、予定を繰り上げて、第2回から15日後に第3回採蜜を実行。

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いい感じに上部に蜜蓋がされている貯蜜枠

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第3回採蜜は12・5リットル、重さにして17・5キロ!

これでなんと今春から合計31・7リットル(約44キロ)もこの1群からハチミツが採れた計算になります。西洋ミツバチってホントにすごいですね。ちなみに第3回はクリの蜜が入ったのでだいぶ茶色いです。一般的にはクリ蜜が入ると味が落ちると言われますが、味覚に鈍感な私には全く問題なし(笑)
クリ以外ではソヨゴや各種モチノキ、タマツゲなどにミツバチが通っているのをよく見かけました。ちなみに糖度は第1回は83で越冬蜜も含む濃厚なものでした。第2回、第3回はともに81くらいで、十分な数値でした。一般的には78度以上あれば発酵しないと言われているので、どれも常温で保存可能なよいハチミツが採れました。ちなみに、当日にハチたちが集めてきた花蜜が入ると糖度が下がると言われているので、採蜜はなるべく早朝が適しています。

採蜜はあと1回多分出来る予定で、そのあとは隔王板を外して上段にも育児エリアを広げて今後の蜂数の減少に対応していく感じになり、梅雨時の湿気やスムシ対策や蜜源が不足する夏季の暑さ対策などが今後の作業になります。


次に、ハウス群。5月中旬にイチゴの受粉作業を終えて屋外へ。約2ヶ月の過酷な環境から解放されました。その後は順調に蜂数も増え、2週間ほど前に継箱をあげ、現在は6/7。運搬箱での飼育なのでほとんど満群状態で、ぼちぼち王台もできはじめるかも。場合によってはこちらも人工分蜂させることも検討する必要があります。
あと、当初は6月から万願寺唐辛子のハウスに入れる予定でしたが、ハウスの横からある程度蜂が入るので問題ないということで、ハウス横に設置したままにするということになりました。これにより、これから夏に向けて急激に蜂が弱るという事態は回避できたので、蜂の飼育という点ではよかったです。万願寺とうがらしの開花は夏の終わりまで継続するそうなので、夏の蜜切れの時期にどれくらいハウスの中まで訪花するか気になるところです(現状は他に蜜源がたくさんあるので、そんなに興味なさそう)。
こちらは運搬箱のサイズにあう隔王板を持っていないので、継箱にも育児エリアがありますが、貯蜜次第では場合によっては1回だけ採蜜するかもしれません。


あと、人工分蜂した第3群。こちらは5月の中旬頃に屋外群から、王台付きの巣板1枚と有蓋蜂児枠2枚、貯蜜枠1枚の計4枚を蜂付きで新しい巣箱に移しました。そして、その巣箱を蜂場から2キロ離れた場所に設置し、新女王蜂が羽化し、交尾飛行が成功して産卵を開始するのを待ちました。これは途中、蜂数が多すぎて王台がたくさん出来、第1女王が未交尾分蜂を起こして鉢を半数連れていなくなってしまうというトラブルが起きましたが、1週間ほど前に無事に第2女王の産卵を確認。未交尾では小さかった女王蜂もぷっくりとしたオレンジ色のお腹の立派な新王になっていました。
この第3群は数日中に蜂場に戻す予定です。


これくらいがこの1ヶ月の西洋ミツバチ養蜂の進捗状況です。いやあしかし採蜜できる量もすごいですが、その分手間もかかって、野生種の日本ミツバチと家畜である西洋ミツバチの違いを色々と感じます。ちなみにこの1ヶ月で10回近く刺されました(笑)まだまだ修行が足りません。
posted by 豆狸 at 01:53| Comment(0) | 養蜂日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月09日

西洋ミツバチ、初採蜜!

今春より飼育を開始した西洋ミツバチの初採蜜を行いました。
その様子を写真で紹介します。
今回は継箱の9枚を採蜜する予定でしたが、1枚は貯蜜よりも花粉の貯蔵が多かったのでそのままにして、8枚を絞りました。

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巣箱から貯蜜枠を抜き出します。蜜がたっぷり入っているとかなりの重量です。蜜蓋が3分の1くらいされているのがよいとされています。ミツバチは集めてきた花蜜をハチミツに変え、さらに水分を蒸発させて十分に糖度が高まったところで蜜蓋をします。その作業中のハチたちが両面にびっしり付いています。

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巣門の前で巣枠を一回ふるうと大半のハチは下に落ちます。それでも数十匹は残るので、それは蜂ブラシで落とします。この巣枠には有蓋蜂児圏が残っています。次の採蜜作業時にはすべて羽化しているはずです。

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巣門の前はハチの洪水。パニック状態ですが、飛んだり歩いたりして、ハチたちは巣箱に戻ります。

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9枚の貯蜜枠をいただき、採蜜作業場へ移動。

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ここで遠心分離器の登場。

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蜜刀で蜜蓋を切ります。蜜刀は熱湯につけて使います。蜜蓋を切ったら、とろりとハチミツが溢れてきます。

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重さのバランスを見つつ、2枚ずつ遠心分離機にセット。途中で裏返して両面の蜜を採ります。

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下のコックをひねるとしぼりたてのハチミツが!

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今回採れたハチミツはなんと7・5リットル、重さにして約10キロ。日本ミツバチでは考えられない収量です。家畜である西洋ミツバチの採蜜能力を感じました。
しかも、順調に行けば数週間ごとに夏くらいまでは採蜜できる予定です。

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ミツバチさん、どうもありがとうございました。
posted by 豆狸 at 00:33| Comment(6) | 養蜂日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする